第四話
「百足か...。」
「気に入らなかったか?毒を持っいるしデカくなっても強いし、どこかのワンパンで敵を倒すアニメでも巨大な百足は強かったしな。」
「悪くはない、が、一応他の候補も挙げてみてくれ。」
「わかった。蜘蛛はここには居ないけど虫を使役すると言ったらというイメージだな。
蟻は女王アリをテイムできれば巨大な蟻軍団なんて強そうだな。
ミミズ、ワームは巨大化しないと弱そうだし柔らかいから違うな。
カマキリは攻撃という点ではある種極限まで極めた種族だし人化したら強いかもな。
うーん、それぐらいだな。」
「お前は何を使役するんだ?」
「バッタだ。」
「ほう...なぜ?」
「バッタは飢餓などの災いの象徴で、数を揃えられればかなり強くなるだろうし、中国では幸運と豊穣の象徴でもあるから、戦闘以外でも育てられそうだからな。」
「お前が数を担当するなら俺は個の強さを担当しよう。俺は百足を選ぶ。」
「そんな感じで決めて良いのか?」
「お前のような神に喧嘩を売るようなバカはそう居ないだろうからな。」
「ハア?あんただって神をこき下ろして俺よりひどい称号をもらっているじゃないか。俺が馬鹿ならお前は大馬鹿だ!」
「ふっ、そうだな。バカ同士仲良くやっていこうぜ?マガラ。」
「ッ!俺を楽しませてくれよ?クロトさん。」
「「テイム」」
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百足がクロトの従魔になりました。
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飛蝗がマガラの従魔になりました。
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「お前は従魔に名前をつける派か?」
「クロトさんはつけるのか?」
「その種族の最初の一体は名前をつけるつもりだ。
同じ種族をテイムした時に成長度合いが違うと強い方弱い方って呼ぶのも酷いだろ?」
「俺は懐き度の隠しパラメーターがあると信じて5体までは同じ種族でも名前をつけるつもりだ。」
「ほう、じゃあなんて名前をつけるんだ?」
「アバドン、名前負け感が強いことは認めるが、最初に仲間にしたわけだからな。」
「蚣龍、百足が龍になるという逸話と、黄龍からとって”こうりゅう”だ。」
「どっちも壮大な名前だな。」
「神の敵の従魔だ。いずれそのぐらいに成長してもらうさ。」
「おっ!じゃあ俺は神の敵の相棒ってところか?」
「いずれ奴らの前でそういい切れるぐらいに強くなれよ?」
「当たり前だ。」
「意気込みは良いとして、こいつらのステータスを見てみよう。」
「おっ!そうだな。」
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キャラクター名:蚣龍
種族:蜈蚣 Lv1
メイン職業:undefined サブ職業:undefined
称号:《クロトの第一の従魔》
カルマ属性:混沌
数値
体力・10
魔力・1
筋力・3
器用さ・1
耐久・3
速さ・1
幸運・2
ステータスポイント(SP):2
【耐性】
物理耐性:-10%
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キャラクター名:アバドン
種族:飛蝗 Lv1
メイン職業:undefined サブ職業:undefined
称号:《マガラの第一の従魔》
カルマ属性:混沌
数値
体力・8
魔力・2
筋力・2
器用さ・1
耐久・2
速さ・2
幸運・2
ステータスポイント(SP):2
【耐性】
物理耐性:-10%
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「うん...雑魚だな。」
「まあ、わかっていたことだがな。」
「ステータスポイントが振れるってことは従魔は普通の魔物より強くなるってことか?」
「そうとは限らんだろ、こいつらの知能が低くて振っていない、つまり動物に分類されるやつは振れないだけで魔獣が振っていないとは限らない。」
「もしかしたら救済措置としてあるのかもしれないぞ?」
「ほう?どういうことだ?」
「ほら、クロトさんは前衛職じゃなくても近接戦闘が強いけど、そうじゃなかったら厳しいだろ?
クロトさんと同じステータスをしたリアル非力な女の子を思い浮かべてくれ。
パーティーに入ることが出来なかったら俺達と同じように虫や動物をテイムするかもしれない、でもそいつらは魔物を倒せるような強さはない。なら同じ虫とかを倒させることで地道にレベリングして進化させるしかない。
その時に他の動物より少しでも強くないとそれも難しくないか?
まあ、クロトさんは例外として、他の人はキャラを作り直せるから違うかもしれないがな。」
「どっちにしろ都合がいいことに変わりはない。俺のスキルで虫を大量に集めるからある程度レベルが上ったら進むぞ!蚣龍のお陰で湿気の多い方向は分かる。」
「あっ!虫を集めるのは俺も手伝うぜ。スキルポイントで「水やり」と「散布」ってスキル取ったからいくつか虫の死骸の匂いを撒いたら虫もよってくるだろ。」
「匂いを広げられるのか?それならゴブリンの腕をやるからそれを使え。ソッチのほうが匂いが強いだろうからな。」
「わかった!」
テレレッテレ~♪
マガラのクロトへの好感度が上がった!
スキル効果は何もNPCにしか効かないわけじゃない。
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