第2話 こんにちは、ノアです。
「寝過ぎた」
時計を見ると、3時間ぐらい過ぎていた。
「3人とも、大丈夫かな?」
打ち解けてくれてたらいいんだけど、
でも、返って、関係がギスギスしていたらどうしよう。
そんな不安をかかえながら、俺は部屋から出た。
ガチャ。
「あははは!(≧▽≦)」
「あははは!(≧▽≦)」
「あははは!(・_・)」
笑い声で溢れていた!
「ノアちゃん、一緒におせんべい食べない?」
「いえ、お気持ちだけいただきます」
「ノア、お小遣いをやろう!」
「ありがとうございます。ですが、私でなくお父様がお使いください」
「ノアちゃん、洗濯物を一緒にたたんでくれる?」
「肯定。シュババババ!」
「おお! ノア、すごいぞ!」
「そうよ! ノアちゃん、えらいわ!」
「AIの嗜みです」
「あははは!(≧▽≦)」
「あははは!(≧▽≦)」
「あははは!(・_・)」
めちゃくちゃ打ち解けていた!
もう、心の溝が埋まるどころか、氾濫してしまっている感じだ。
お袋が、俺の存在に気付く。
「あら、アンタ、起きたの?」
「・・・あ、ああ」
「そうなの。手洗いとうがいをしてきなさい」
お袋は、そればっかりだ。
「わかった」
なんでかわからないけど、俺は手洗いとうがいに行く。
「マスター、私もお供します」
「・・・あ、ああ」
ノアが洗面所についてくる。
俺は思っていた疑問を口にした。
「なあ、お前って、ノアなのか?」
「? 肯定。私はアーティフィカルインテリジェンスのノアです」
「そうなのか・・・」
俺はノアを見た。
「?」
サラサラの髪。
ぱっちりした目。
柔らかそうな肌。
ふっくらした胸。
精錬された動作。
そして、メイド服。
片耳だけ、メカっぽいのが付いている。
そうッ!
ノアの姿が、白いスマホから、
美少女メイドロボに、変わっていた!!!




