第4話 魔王のステータス。
「・・・なんてことだ」
俺は魔王の玉座に座り、頭を抱えた。
「お気を確かに、魔王様!」
モンスターたちが俺を心配そうに見ている。
俺は遠い目をして、これまでを振り返った。
~ 回想 ~
転生した俺は元の世界に帰るために、自殺しようとした。
刃物で刺した。焼いた。毒を飲んだ。高さ100000000000000000000000キロから落ちた。海底100000000000000000000000キロまで潜った。いろいろした。
突然、俺がそんなことを始めたから、配下のモンスターたちは心配し、戸惑い、めっちゃ引き留めてくれた。
でも、俺はかまわず、続けた。
~ 回想終わり ~
「・・・はあ」
なんかこの異世界では、ステータスがある。
俺はステータスを開いた。
ピコン。
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【名前】未登録
【レベル】153782509643017123094030237250957203463259201513253626462363215157689874532
【職業】魔王
【能力】
攻撃力:∞
防御力:∞
素早さ:∞
魔力:∞
運:∞
【装備】
武器:ダークゴッドバスターエクスプロージョンロッド
防具:黒いマント
【次のレベルまで残り】1
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俺つええええッ!
「全ステータス∞。レベルなんて、どう読めばいいんだ・・・」
俺は息した。
タララタッタッター!
軽快な音と、ナレーションの声がする。
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レベルが1上がりました!
【レベル】153782509643017123094030237250957203463259201513253626462363215157689874533
になりました!
【次のレベルまで残り】1
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「ああっ!!! 我慢して息を止めていたのに!!!」
また、息をしてしまった。
タララタッタッター!
軽快な音と、ナレーションの声がする。
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レベルが1上がりました!
【レベル】153782509643017123094030237250957203463259201513253626462363215157689874534
になりました!
【次のレベルまで残り】1
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「うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」
俺はヒステリックに叫ぶ。
「魔王様、お気を確かに!」
できるわけねえだろッ!!!
俺は頭を抱えるのだった。




