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異世界に来た俺はチート能力があって魔王に会った瞬間倒した。  作者: ライトニングブロッカー 教
第六章 ブラッディウェディングの章。
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第7話 暴走。

「グアアアアアあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」


「なんだ!?」


 俺はファントムの方を向く。


「そ、そんな・・・」


 ファントムはまるで、別の生き物に変わっていた。




 角が生え。牙が伸び。翼が生え。筋肉が盛り上がり。腕が6本になり。足が8本になり。目が10個になり。大きさが5倍になり。全身から毛が生え。背ビレが生え。長い尻尾が生えていた。


 目には生気は宿っておらず、硫酸のようなよだれれて、地面をジュージュー溶かしている。


 耳をつんざく叫び声は、獣の咆哮なのか。激痛をうったえる叫びなのか。




「クックックッ。アーハッハッハッ!」


 白衣の男(ジェネシス)はメガネに触れ、狂ったように笑う。


「素晴らしい! なんて素晴らしいんだ!!」


ファントムはどうして、こんな姿になったんだ!?」


「暴走したのさ!」


「ま、まさか!? 暴走だと!!?」


「暴走したチート能力者を見るのは、初めてかい?」


「ああ」


「どうだい? 素晴らしい姿だろ?」


 俺はファントムをまじまじと見た。




 暴走したチート能力者の末路まつろ


 それはウェディングドレスを着たバケモノ。


 神聖しんせいさと禍々(まがまが)しさ。


 相反あいはんする性質をあわせ持つモンスター。




「グアアアアアあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」


 俺は息を飲んだ。


「こ、これは・・・・・・何なんだ?」


いびつな愛の形! 狂乱きょうらん咆哮ほうこう! 人知じんちを超えた存在! さしずめ、暴走した嫁(バーサークファントム)といったところかなッ!」


「バ、暴走した嫁(バーサークファントム)・・・・・・だと」


「これがファントムの本当の姿さ」


「なんだと!?」



「グアアアアアあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」



「さあッ! この僕に、君とファントム披露宴(第二ラウンド)を見せてくれッ!!! アーハッハッハッ!」

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