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第5話 招待していない参列者。
嫁に変化が起きた。
「ぐおえかぎj;あhがmdか;おいjzhb:・zhjkッ!!!」
「そんな!? 嫁は死んだはずなのに!?」
嫁は白目をむき、だらしなく涎をまき散らし、何かが当たった所をかきむしりながら、苦しそうに悶えている。
「しっかりしろ! 大丈夫か!?」
「グアアアアアあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」
「なんで急に苦しみ出したんだ!?」
「クックックッ。アーハッハッハッ!!!」
「誰だ!?」
俺は振り返る。
結婚式場の入り口にある大きな天使の石像の頭の上に、大笑いする白衣の男が立ち、腕を組んでいた。
「結婚式の参列者さ」
「招待した覚えはない!」
「君にはね」
「まさか!?」
「察しがいいね! その通りだ! 誰からも招待されてないよ!!! アーハッハッハッ!!!」
「そうか」
招待されてないんだ。
「自己紹介が遅れたね。僕は君の奥さんの同僚」
「まさか!?」
「そう」
白衣の男は眼鏡をクイッってした。
「僕はチート能力四天王の一人、白衣の男だッ!!!」




