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剣聖サーラの歩く道  作者: くみたかつお


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6/7

制服を受け取りに行ってきます

「にしても、ここのご飯は本当に美味しいよねー」

「ほんとにね」

二人は朝食のクロワッサンを食べていた。ちなみに今日の朝食は、ベーコンに目玉焼き、サラダとクロワッサンの普通のメニューだ。だが、この普通のメニューでもしっかりと美味しいのが、国立の学校の寮食であるというところなのだろう。


「あ、そうだ、サーラ。このあと、外に買い物に行くの覚えてる?」

「買い物?」

「言ったじゃない。制服を受け取りに行くついでに、街の観光に行きましょうって」

「ああ〜そうだったそうだった。ごめん忘れてたよ」

「もう。じゃあこの後、身支度したらすぐ行きましょ」

「あーもうちょっとダラダラしてもいいんじゃない?」

「ダメよ。観光できる時間が少なくなっちゃう。それに、私お昼ご飯に行きたいお店があるの。ね、だから早く行きましょう?」

「わ、わかったよ。じゃあなるべく早く準備するね」

「言ったわね!じゃあ8時にはここを出るわよ」

「えー、まあ分かった」


それからまた雑談をしてから、ご飯を食べ終わった二人は身支度を済ませて、外に出ていった。


ネラは、ヒラヒラの白いスカートに、ピンクのロングコートを纏っており、一方サーラは、だぼっとしたジーンズに黒無地のパーカーを着ていた。

どうやらネラはオシャレに熱心らしいが、サーラはあまり興味がないようだった。


「さて、行こっか」

「うん」

そうサーラが返事をして、二人は街を歩き始めた。


「さて、まずは制服を受け取りに服屋に行かなきゃ」

「そうだね」

「楽しみね!制服!街でもたまに見かけるんだけど、すっごくかわいいのよ!」

「へーそうなんだ」

「あれ?あんまり乗り気じゃない?」

「うん…あんまり興味なくて」

「えー、もったいない!そんなにかわいいのに!しかもおしゃれな服ばっかり持ってるじゃない」

「あぁ、あれはお母さんが仕立ててくれたやつだったりするから。私自身はそこまで興味ないの」

「へー、じゃああとで服も見に行かない?楽しいと思うの!」

「うーん、まあいいよ。どうせ用事もないしね」

「じゃあ今日の予定は決まりね!あ、ここじゃないかしら服屋さん」

「そうっぽいね。意外と近かった」

「ね!しかも、綺麗な建物!」

服屋の外観は赤レンガで組み立てられ、看板には、ハラレルト服屋と書いてあった。周りの建物に調和した上で、少し目立つ建物になっていた。

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