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王女が仲間とは、どうなのか?

     挿絵(By みてみん)



 小悪党の頭目であるスペードは簡単に折れた…。


「本当に命は助けてくれるんだろうな?」罪人に人権がないことくらい理解しているので、オドオドしながら念を押した。


「セイントである私が保証しよう」クインは、セイントの象徴でもある、白い大盾に描かれた赤い十字を軽く叩いて、約束は守るという意思を表した。


「では、尋問の補佐に一人置いていくので、我々はルゼッタ殿を宿まで送るとしようか」

 ソドムは、ルゼッタの手を取りレウルーラに介添えを頼み、シュラにはクインの手伝いを命じた。


 俄然乗り気のシュラ、

「あいよ!・・・さぁ~て、クインさんの回復魔法があるんだからビシビシ叩いて、洗いざらい吐いてもらうからね!」

「おう、ガッチリ搾り取れよ」と、ソドムが激励した。


「任せて!子供の頃のイタズラから初恋まで全部吐かせてやんよ!そういえば…、あたしのタトゥーを馬鹿にしてくれちゃってたわね~。こりゃ、尋問にも力入るわ~」と、意地の悪い笑みを浮かべて、シュラは縛られたままのスペードの髪を掴んで、持ち上げる。リュートの悲しげな調べが、彼の行く末を占うかのように流れる。


「ぎゃ~、かかか勘弁してくださいよ!嘘はつきませんから!」と喚き散らすスペードをよそに、ソドム達は酒屋をあとにした。



   冒険者ギルド二階・ルゼッタの部屋


「申し訳ない、私の部屋まで送っていただいて」と、ルゼッタがソドムらへ礼を言った。


「気にするな、我々も小遣い稼ぎになったからな」


「この恩は…」


「貸しいちだぞ」ソドムは言葉を遮るようにズケリと釘を差した。この生真面目な小娘の場合、ヘタに金銭をもらうより、ずっと恩義を感じさせたほうが得だと判断したのだ。


「は、はぁ。わかりました。あ、あの助けていただいて、こんな事を言うのも何なのですが・・・」ルゼッタは、らしくなく言葉に詰まった。


「どうしたの?怪我が治りきってなかった?」と、レウルーラが心配する。


「いえ、そうではなく・・・。あなた方の戦いぶりに感服いたしました!よろしければ、パーティ・・・いや、ファミリーに加えていただき、研鑽を積みたいのですが、いかがでしょうか!?」ルゼッタは胸の熱い思いをブチまけた。王族として、これほど人に頼み込んだことはなく、ただただ頭を垂れた。


 正直、シュラの戦いぶりに惚れた・・・、彼女のようになりたかった。だからという訳ではないが、頭を下げた時 砂のように滑らかに肌を這う己の長髪が邪魔に感じた。シュラのように短くするのが、戦士としての覚悟ではないかとさえ思った。接近戦において長髪は何のメリットもなく、掴まれれば一気に形勢が悪くなりかねない・・・などと考えてる間にソドムが返答した。


「おお、それはありがたい」



「が、採用はできない」と、バッサリ断った。


「ど、どうしてですか?私はゴールドランクですし、剣術・回復魔法・攻撃魔法も使えます。皆さまに比べたら実戦経験は少ないですが、即戦力にはなると自負しております!」ルゼッタは食い下がった。


「能力は申し分ないのは分かるのだが、ウチのファミリーは本当の家族みたいな集まりで、絶対に裏切る心配のない者しかいないのだよ。もし、新規でメンバーを増やすとしても、俺らの出身地からしか受け付けるつもりはない。悪いが諦めてくれ」


 ソドムはルゼッタの肩に手を置いて、

「それに、君のようなお嬢様は こんな場所にいてはだめだ。さっきのようなゲス野郎がゴロゴロいるんだ、この下界は。街の外の野盗なんぞは、魔神や魔物とは別の意味で脅威だからな。悪いことは言わない、故郷くにへ帰りな」そう言って踵を返し、一階へと向かった。


 テーブルに仲間を待たせたままだし、任務達成の打ち上げをしなくてはならない・・・、小娘などにかまってる暇はないのだ。

(臨時収入もあることだし、酒場の連中には一杯奢るとしよう。同業とは仲良くしておくに限る)


 レウルーラは小さな声で「ごめんね」と言って、小走りでソドムに続いた。トリスは語らず、穏やかな別れの曲をさりげなく弾きながら去った。



 ポツンと取り残された感じになったルゼッタ。自分に自信があっただけに断られるなど想定外で、呆然と佇み・・・冒険者なんか辞めようか、と考え始めていた。




「ねぇ、断ったのはアレックスの娘さんだから?」階段の踊り場で、理由を確かめるレウルーラ。


 ルゼッタの見た目は、若き日の連邦王アレクサンダー(アレックス)に似ていた。色白で端整な顔立ち、美しい金髪、何よりたまたま長髪であったことも大きなヒントになった。

(確か王女の本名は、クウェルだったかなぁ。年のころはピッタリなのよね)


 アレックスは少年期に、当時 連邦王国で二番目に位が高かった公爵・ソドム公王の養子になり、その薫陶を受けた。現在は敵対しているものの、かつては実父よりも慕っていたという。


「おう、そんな感じだな」と、ソドムは深く頷く。

(そう!誰かに似てるとは思ってた!)


「やっぱり。もう、連邦とは関わりたくないわよね」

(相変わらず、嘘がヘタな人)


「ああ、それもある。それと、ギルドや聖印徒たちのように割り切って闇眷族おれたちを受け容れられるならいいのだが・・・」そう言って、ソドムは階段を降りる。レウルーラとトリスもそれに続く。


「確かに、あの娘は信心深そうだから難しいわね。逆にギルドは 腕が立てば出自や宗教は問わないし、毒を以て毒を制す…が方針って感じ。ギルドと契約している聖印徒セイントも、異教徒・異種族に全く偏見をもってないもの。利益の為なら全てを不問にするスタンスよね」


「だな、何もなければゴロツキに成り下がりそうな冒険者や、俺らみたいな闇の眷属を、賊や魔神にぶつければ、下界の治安は良くなり、ギルドは感謝され、同時に不安分子も減る。しかも、街と冒険者の双方から手数料を掠め取る寸法さ」


「あなた顔負けの狡猾さね」レウルーラは、クスッっと からかうように笑う。

 

「ああ、上手いこと考える奴もいたもんだ・・・」真面目に感心しているソドム。


「とはいえ、ギルドがあるおかげで、街で安心して酒を飲めるし、出先での冒険者同士の争いが少なくて、活動しやすい。いっその事、頑張ってプラチナランクを10年間維持して、皆で引退生活したいくらいだ」


「あは、私も思った。でも、退職者の義務はあるみたいよ」


「緊急徴兵だったかな。だが、賃金でるし、上限は生涯でたった三ヶ月。しかも街の防衛限定だから ちょろいもんだ」

(ただの徴兵なら、厄介払いで危険な戦地に送られかねないが、守備兵ならば、たったの三か月耐えきればいい)



 ソドムは十年後に、あてがわれた家で、働かずに皆と遊んで暮らす姿を夢想している。それこそが人生のゴールという気さえしていた。


(妻のレウルーラと出会った約30年前、身にそぐわぬ野心を抱いたために随分と遠回りしてしてきたのかもしれない。連邦王国の調理見習いからスタートして、当時の宮廷魔術師長の目に留まり、兵士から叩き上げで君主ロードになって、連邦王と共に転戦し、最高爵位である公爵にまで上り詰めた。どうしても王になりたかった俺は闇に手を染めて金を工面し、公王という形で独立した国の王になれた。そのあたりで、すんなりアレックスに家督を譲り隠居していれば、今頃は豊かな連邦のご隠居として悠々と暮らしていたのかもしれない・・・。つい、独立戦争などしてしまって帝国・連邦と戦いに明け暮れ、領土は半減して、終いには極寒の地に封じられてしまって現在の苦労だ・・・。いや、今思えば レウルーラと出会った時点で冒険者になって一稼ぎしてから、悠々自適に過ごすというのが最適解だったのかもしれん。幸せは目の前にあったということであり・・・、それは今からでも遅くはない! ガッツリ稼いでパッと上がるか!!)



 少し気分が前向きになったソドムは、仲間の黒騎士が待つ席へ行く前に、ウェイトレスを呼び止めて、酒場の皆に酒を一杯ずつ奢ると伝えた。


 それを聞いた酔っ払い達が各々の席で立ち上がり、「ソドム殿万歳!ガーターズに栄光あれ!」などと思い思いに叫び、感謝を全身で表現している。


 ソドムは陽気に手を振りながら、それに応じる。人に奢るのが好きな男なのだ。

(これくらいで良い。前に全部奢る宣言したときは、一旦家に帰って家族・友達まで引き連れてくる輩もいて大損害だったからな)


 レウルーラも合わせて愛想よく微笑んで手を振りながらも、隠居生活の話に戻す。


「待って、今の冗談だからね。あくまでも冒険者は仮の姿、私達はネオギオンを良い方向に導くために稼いだり、古代の遺物を集めたりしてるのよ。忘れてないわよね?」と釘を刺すレウルーラ。彼女も引退生活も悪くないと思っていたが、建て前や しがらみがあるので、全てを捨てて飛び立つなど到底できなかった。


「わかってるさ。そこで一気にケリをつけるために、一か八か・・・」と言いかけた時に、自分達のテーブルの前まで来ていた。


 ソドムは席に座り、黒騎士に留守番の礼を言ってから、今後の方針を語りだす。


「一攫千金!危険を承知で、熱風の魔神パズズを倒そうと思う。どうだ?」と、ニヤリと笑い、食べかけだった鶏肉のコンフィ(オイル漬けの保存食。提供前に焼き上げたりする)を片手で取って、景気よく口でむしって食った。普段はこんなシュラみたいな下品な食べ方はしないが、決意を示すパフォーマンスで あえてやってみせたのだ。


 黒騎士は ぎこちなく右手を動かしヘルム面頬バイザーを上げる。

「パズズは非常に強力な魔神で、ダンジョンの周囲は魔力の影響で砂漠化しているらしいです。何組かの冒険者が挑みましたが、ダンジョンの熱気に耐えられず、攻略を諦めて逃げ帰ったのだとか」と、魔法や研究に目がない黒騎士の中の本体・魔窟 冴子が言った。


 そう、本体という表現をしたのは、黒鎧はただの鎧ではなく、「鎧型アイアンゴーレム」であり、術者の冴子が中に納まっているから、このようなややこしい説明になるのだ。


 このゴーレムは冴子の最高傑作で、アイアンゴーレムとしての防御力はもちろん、魔法攻撃や呪いも本体である冴子には届かない鉄壁さを誇り、かつゴーレムとしての怪力を併せ持つ。

 大柄な男並みの大きさがあるので、中の空洞で上手く立ち回れば呪文の詠唱もできる。その強さは悪魔デーモンの群れを蹴散らせるほどで、小国程度なら彼女一人で滅ぼせるだろう。


 初期型の問題点であった友軍との意思疎通は、音が聞こえるように耳部分に穴を空け、自分の声が通るように開閉式のバイザーを採用して解決している。

 が、それはそれで弱点が出来た。魔曲のような音攻撃を防げなくなり、バイザーをこじ開けられてしまうと、生身の顔面が露出してしまうので、無敵というほどではなくなってしまった。

 研究好きの彼女にとっては、それもまた面白味かいぜんてんがあって良いらしい。


 なぜ、酒盛りでもゴツイ鎧姿のままなのか?というと、鉄鎧ゴーレムが外界から内部を護るのと同様、暗黒転生で失敗した冴子が、寒冷地以外の環境でもゾンビ化が進行せぬよう保護する特性があるからだ。

 そのおかげで、なんとかソドムらに同行することができている。


 鎧から出る もしくは顔を出すのは、生理現象時のみで、寝るときも鎧の中である。

 

 細かい作業時はゴーレムへの命令を中止し、自力で重い鎧を動かす必要があるが、歩く もしくは敵を攻撃するなどの単純なことは、命令さえすれば何もしなくていいので、総評として強力かつ便利な魔道具だ。



「例の魔界陣ってヤツか。もっとも・・・、手ごわいのは承知の上だ。しかも、暗黒転生した俺たちには、ねつってのが相性悪い・・・。が、手付かずのダンジョンなら見返りも大きかろう!バケツリレーしながら水を被りつつ進むとか・・・工夫が必要ではあるがな」と、ソドムらしからぬ固い決意と、しょーもない解決案を示す。冴子とレウルーラは、現実味のない策に呆れ、トリスは穏やかな調べと共に、今宵の相手に決めた女性の下へと去っていった。



「ガチャリガチャリ」と騒々しく金属音を鳴らしながら、酒の入ったジョッキを持った精悍な男達が、ソドム達のテーブルにやってくる。音の正体は、彼らのブーツについている歯車のような滑車のような金属部品・拍車はくしゃである。

 これは騎乗時に、馬の腹を蹴って速く走らせるためのものであり、このブーツを履いているということは、騎馬兵に違いなかった。「拍車をかける」とは上記に由来するようだ。


 人数は三人、揃いの革鎧で腰には小剣を差し、背中には皮の盾を背負っている。仲間は他にもいるのだろうが、ただ挨拶しに来ただけと思われた。

 ここは、ギルドによって治安が維持されている街なので、ソドムらは無警戒でパズズ攻略の議論を展開していたところに、リーダー格の男が軽い調子で話に割って入る。


「お初にお目にかかる、ガーターズ諸君。まずは、この酒に感謝を!」そう言ってジョッキを高く上げてから、豪快に飲み干す男達。

「俺たちはダンジョン攻略専門の【東北ライダース】ってもんだ。一杯奢ってもらった礼を言いに来ただけなんだが・・・」と言って、男はレウルーラと冴子をチラ見した。

 その時、ちょうどシュラが、タオルで返り血を拭きながら返って来た。いや、正確には・・・仕上げに濡れタオルで拭き上げながら。


「ただいま~。運動したら、またお腹空いちゃった」そう言いながら、ライダースの面々を無造作に押しのけて席に着いた。そして、背もたれに行儀悪く体を預けてから、

「何?喧嘩?」と、ソドムに聞いた。


「違う、一杯奢ったら律儀にも礼を言うため来てくださったウェイダースさん達だ」


「ライダース!・・・な。それはともかく、さっきお前さんが話してた魔神パズズ。ありゃ止めたほうがいい、暑くて探索どころじゃねーぞ」と、意外にも忠告してくる男。女ばかりのソドムらを見て、死なすにはもったいないと思ったようだ。


「そうだぜ、馬で駆け抜けて一気にイケると思ったんだが、あの近辺の暑さは人間じゃ耐えられねぇな」もう一人の男が、暑くて堪らなそうなジャスチャーをしてみせた。


 シュラは途中で話に混ざったからチンプンカンプンなので、考えるのを止め、煮込んだ肉を頬張りながら、手を振って酒と鶏モモ唐揚げの注文をウェイトレスに伝える。冴子は彼らの武勇伝を思い出し、とりあえず おだてようと考えた。


「ああ!ライダースといえば速攻で知られる方々ですね。確か・・・、騎馬で迅速に目的地に向かい、馬が入れるダンジョンならば、そのまま騎乗して攻略を行うのだとか。集団での騎射、そして槍による突撃チャージ、とどめに剣撃!他の冒険者が辿り着くころには攻略が終わって疾風のように立ち去る手練れと聞き及んでおります」冴子は、らしくないがニコリと微笑んだ。

(友好的にして、少しでも情報を聞き出すのが基本ですからね)


「お・・・おう、貴公らは この街に来て間もないはずなのに、随分物知りだなぁ」

(さすがはプラチナランク、拠点をこの街に移して間もないのに、よく調べ上げてる)


「いえいえ、自然に耳に入って来たことです」と、冴子は謙遜しつつ持ち上げる。ライダース達は、美女におだてられて、まんざら悪い気はしない。


「まあ、忠告はしたぜ。仮に・・・大魔術師がドラゴンを呼び出しても、暑さは平気でも相性が良くなければ決定打に欠けるだろうな。つまり、お手上げさ・・・悩むより他を目指した方がいい・・・」そう言ってから、三人は引き上げていった。



「珍しいわね、いつもなら 一悶着ありそうなものだけど」レウルーラは、少し拍子抜けであった。大概は、あの手の輩が、羽振りよく女に囲まれているソドムに絡んで、それを好機とばかりに正当防衛で逆撃して、迷惑料を搾り取る・・・という展開になるからだ。


「うん、なんかうまく言えないけど・・・引き際を心得てるって感じ」シュラは運ばれてきた唐揚げに歓喜しながらも、暗黒転生で猫舌になってしまったためにすぐには食べれず、必死にフーフー息を吹きかけて冷ますのに夢中だ。そう、ファミリー全員が猫舌であった。


「確かに厄介そうだ。うまい話があった時、騎馬で先に行かれたらどうにもならん」

(いずれ、潰さねば・・・)


「しっかし、常に馬を使うなんて贅沢な奴らだなぁ。一頭で金貨十枚(大和帝国 百万円)するし、餌代とかで月に銀貨何枚かするんでしょ?」唐揚げを少しかじるシュラ。


「ああ、だからウチには騎馬隊がいないんだ」

(基本バカだが、金に関してはさといんだよなコイツ)


「そうよね、伝令兵くらいしか乗ってないものね」と、レウルーラも唐揚げに手を伸ばした。このファミリーは、唐揚げに関しては素手で食べる。


 これはソドムが、手で感触と熱を感じてより一層味わうためにしていたのを、なんとなく皆が真似ただけで、少しも変だと思っていないクセであった。


「ええ、ソドム殿と宰相殿の節約ぶりには感服します」冴子は手甲のまま、なにげなく唐揚げをつかみ取ろうとしたが、気の利くレウルーラが食べやすく ちぎってから食べさせてくれた。身内だからいいが、やはり お行儀はよろしいとは言えない光景だ。


「ありがとうございます、ルーラ姉」と、幸せの絶頂にある冴子。メンバー全員に言えることだが、幸せのハードルは低めの連中なので、冒険者としての日々を結構満喫していた。


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