タカの森13
➖ある日の夜➖
フミスケは鳥を訪ねました。
鳥「フミスケくんどうしたの?」
フミスケ「鳥さんに聞きたいことがあって」
鳥「どうぞっお茶でも淹れましょう」
部屋に入ると壁一面には、天井まで届く大きな本棚が並んでいました。
そこには分厚い本から古びた革張りの本まで、数え切れないほどの本がぎっしりと収められています。
本棚の隙間には、丸められた古地図が重ねられ、中央の大きな机には、広げられた地図が何枚も並べられていました。
フミスケ「おおーー本だっ!読んだことないやついっぱい!!これっ地図だー!どこの?」
鳥「世界ですよ」
フミスケ「世界かぁーあっここ!音の島っ!タカの森っ」
鳥「この地図は未完成らしいですよ、まだまだ知らない所があるそうです。」
鳥は温かいお茶をそっとテーブルに置きました。
フミスケ「フェーー!すごいなっ…鳥さんはなぜ知識がたくさんあるの?僕は自分に足りないものを知りたいです」
鳥「…なるほど…前に言ってた黒い砂嵐ですか…」
フミスケ「…うん、初めて何も出来なかった…逃げるしか選択肢がなかった…」
鳥「うんっ良いですねっとてもっ」
フミスケ「良い?何も出来なかった事が?」
鳥「いいえ、自分を知る事と探す事です。私は自分と向き合ってから生きるのが楽になりました。単純にできない事がわかれば助けてもらえばいい」
フミスケ「助けてもらう?」
鳥「えーと…サハラくんに助けてもらったんでしょう?」
フミスケ「はい」
鳥「じゃーサハラくんができない事があったら、助けますか?」
フミスケ「助けます!!」
鳥「なぜ?」
フミスケ「友達ですっ何十年先もずっと友達だからです」
鳥「良いですね…フミスケくんはなんでも解決できる力があります。でもダメな時は頼ればいい、顔をあげれば助けてくれる仲間がたくさんいる、ほらっ目の前には?」
フミスケ「フフフっ鳥さんがいます」
鳥「私だけじゃありませんよ!タカ一家やおじい、出会ってきた友達!たくさんです」
フミスケ「はいっ」
鳥「自分に足りないものありますか?」
フミスケ「ないです!」
鳥「そうですね…しかし知識が増えるのは大賛成です!
では、こんな話があります。」
♦︎知の国♦︎
遠くの大陸に知の国がある。
知恵・知識・古の科学を司る神様がいる。
世界の各地で目撃されている。
♦︎♦︎♦︎
鳥「島に入る情報や噂しか聞かないけど、タカやおじいは会った事あると聞きましたよ」
フミスケ「知の国!知の神様!」
フミスケはお茶を飲み干して目を輝かせました。
鳥「フフフ」
フミスケ「鳥さんありがとうっ」
フミスケは走って部屋に戻りました。
フミスケ「冒険だっミミに話さねばっ」




