タカの森8
♢♢♢フミスケ♢♢♢
➖15分前➖
フミスケはカラスに子供達を頼んで家を飛び出します。
風を描き嵐の中、1番高い山を目指しました。
フミスケ「向こうはミミがいたら大丈夫っ」
爆風と豪雨の中、フミスケは高台の丘に立つと、静かに手をあげます。
遥か彼方まで空を覆い尽くす黒い雨雲へ目線を向けます。
フミスケ「俺の相手はお前だっ」
フミスケの体が光り出し風を描きます。
フミスケ「風ー風ーーー」
ゴォォォォォォォ
放たれた風は轟音とともに、一直線に空を駆け上がり、巨大な黒雲へと突き進みます。
ドゴォォォォォンッ!!
風は黒い雨雲に激突すると、圧倒的な風圧を幾重にも重ね、風刃のように黒い雨雲へ突き進みました。
ドンッドンドンドンドンッ
巨雲を次々と引き裂いていき、雲を押し潰して彼方へ吹き飛ばしていきます。
フミスケ「風ー風ーー!」
幾重にも重なった風は、幾千もの風刃のように黒い雨雲へ突き進み、その巨雲を次々と引き裂いていきました。
やがて厚い雲は完全に消え去り、どこまでも青空が広がりました。
フミスケ「フゥー、やっぱ青空はいいねー」
♢♢♢避難所♢♢♢
ウサギ達は、タカ達が無事に避難所に送りました。
カラス「クマっあそこにタカ達いるぞっ」
クマ「大変だ!ーおーい」
カラス「おーいっ」
タカ「避難所は大丈夫だったか?」
クマ「タカーー嵐が消えたっ」
カラス「風が黒い雲を突き破って青空出てきたっ」
ギギ「……」
鳥「…フミスケ君かな」
タカ「マジっすごいなフミスケっ」
鳥「途中から青空でしたよね」
ギギ「親が親なら、子も子だな」
タカ「よしっ天気もいいしっ宴会だぁーーー」
ギギ「いいねー」
タカ「鳥っ全部の避難所のみんな集めろっ」
鳥「了解っ!派手に行こうっ」
タカ「…あっそういえばギギ、空飛んでなかった?」
クマ「えっほんとに!」
ギギ「か…火事場の馬鹿力だな」
鳥「プププじゃ空飛べますね」
ギギと鳥がコソコソ話しています。
ギギ「しょーがないだろ!急いでたんだから」
鳥「それでいいと思うよ!」
タカが笑いながら近づいてきました。
タカ「すごいなっギギ!今度、空案内してやるよ」
ギギ「おおっ行こう」
タカ「じゃー宴会だぁーー」
みんな「おおーー」




