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ミミとフミスケの大冒険  作者: 言葉屋


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タカの森7

♢♢♢大河♢♢♢

大河は豪雨と暴風でその姿を一変させ、水しぶきと白波が幾重にも渦を巻き、激流となり猛り狂っていました。


ドゴゴォォゴゴ

ゴォォォォォッ――ッ


タカ達は河岸におりました。

タカ「…?」

鳥「雨が?」


わずかに開いた雲の隙間から、青い空が覗きました。

すごい速さで黒い雲が一気に流れ去り、空には雲一つありません。

さっきまで荒れ狂っていた強風は鎮まり、

太陽の光がまっすぐ地上へ降り注ぎます。


タカ「おかしいな…晴れたな」

鳥「でも川は激しいですねっ」

ギギ「いたっあそこっ」

激流に流され、沈みかけているうさぎを見つけました。

タカ「…!」

タカは激流の中に突っ込み、うさぎを救出しました。

タカ「大丈夫かっ」

鳥「息ありますっギギっもう1人はっ」

ギギ「この辺ったぶん沈んでるっ」

タカ「潜るぞっ鳥」

鳥「行こうっタカっ」

2人は一度空に上がり激流へ入ろうとしました。

ミミ「ミミに任せてっ」

タカ、鳥「!!」

ミミは両手をあげてタカのポーズをとりました。

ミミ「行くぞーー、んーーーぱっ!!」

ミミの体が青く光り出します。

ドゴォォォォォン!!


水魔法が放たれた瞬間、激流が爆発するように持ち上がり、約10メートルもの水塊が一滴もこぼさぬまま、巨大な1本のバナナの形に変わり空中へ浮かびました。


タカ「ブァハッハッハ!」

鳥「…!!」

ギギ「鳥っ鳥っー!ウサギっいたぞっ」


小さいウサギは川底に倒れていました。


鳥「はっ!タカっ俺にまかせろっ」


川の上流からは新たな激流が迫ってきます。


ミミ「合体っ」

ミミは空中に浮いてるバナナ型水塊を2つに分けて両腕に取り付け、水でできた巨大な両腕を創りました。


鳥は急下降して川底の地面に横たわっているウサギの元へ飛んでいきます。


ミミ「とうっ」

ミミは川底に降りて、上流から白波を巻き上げながら流れてくる激流と向かい合います。


ミミ「どぉりゃーーー」


ミミは巨大な水の腕を前に出し、両手で激流をせき止めます。

ミミ「先生っ今のうちにっ」

鳥「おうっ!」

鳥はウサギを救出して、河岸にウサギを降ろすと息を確認しました。

鳥「息ありますっ大丈夫」

タカ・ギギ・ミミ「よしっ」

タカ「戻れミミっ」


ミミ「行くぞーー」

ミミは水をサーフボードに変え、激流の上に乗って下流へ流れて行きました。

タカ「…ブァハッハッハッ」

鳥「…」

ギギ「…」

タカ「最高だなっ俺の弟子はっ」

鳥「…強くなりましたね」

タカ「ああっ本当に強くなったな、ミミっ」

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