タカの森6
♢♢♢タカの家♢♢♢
フミスケ「すごい風だね」
ミミ「台風が来てるんだよ」
フミスケ「おおー慣れてる!」
ミミ「この家にいれば大丈夫!」
タカ「わかんねーぞ今回のは、かなりでかいからな!」
ミミ「なぬっ!今のうちにバナナ食べとこ!」
フミスケ「食べたいだけでしょ」
タカの家は狂風で揺れはしますが、森に守られているのと、かなり丈夫に作られているので安心です。
家で待機するタカと2人と子供達の所に、
カラスが2人帰ってきました。
カラス「兄貴ー兄貴ーっ」
タカ「どうしたっ」
カラス「丘の避難所のうさぎの子供がいなくなった」
タカ「うさぎがっ!わかったっタカ一家集めろっ」
カラス「はいっ皆はすぐに丘の避難所に集まります」
タカ「よしっ案内しろっ!1人は残って子供達を頼む」
カラス「はいっ」
ミミ「ミミもいくっ」
タカ「ダメだ」
ミミは外に走って行きました。
タカ「緊急だっ連れて行かねーぞ」
ミミは雨の中、両手を上げてタカのポーズをしていました。
タカ「まったく…変わらねーな」
フミスケ「タカさんミミを連れて行ってっ」
タカ「…」
フミスケ「ミミっ海でいつも遊んでるやつだっ」
ミミ「うんっ」
フミスケ「タカさん、水があればミミは誰にも負けないっ」
タカ「よし…乗れっミミ」
ミミ「うんっ」
タカとミミはカラスに案内されて丘の方へ飛んで行きました。
♢♢♢タカの家♢♢♢
カラス「よし、子供達は俺が守る」
フミスケ「俺も行ってくる」
カラス「ちょフミスケっ」
フミスケ「子供達頼むっ」
カラス「ダメだ台風だぞっ」
フミスケ「俺もタカ一家だっ子供達任せたぞっ」
カラス「!!わかったよ…行ってこいっ!ここはまかせろっ」
フミスケは風を描いて外に飛び出して行きました。
カラス「まったく、みんなどんどんタカに似てくるな」
♢♢♢嵐の空♢♢♢
ゴォォォォォォォォ――――
嵐の空を、猛烈な風が吹き荒れていました。
バババババババッ!!
タカ「おおー激しいな!」
叩きつけるような雨が、全身を激しく打ちつけます。
ザァァァァァァァァァ――!!
雨粒は風に煽られ、横殴りに飛んでいきます。
ビュオオオオオオオオッ!!
身体が風に持っていかれそうになるほどの暴風。
タカ「ミミっしっかりつかまれ!急ぐぞっ」
ミミ「はい!師匠っ」
ドォォォォン!!
遠くで雷が轟き、雲の中が一瞬だけ白く光りました。
ゴォォォォォォ……!!
タカ「もうすぐ丘の避難所だ」
鳥「タカっ」
鳥が合流しました
鳥「森はクマとギギが、空からはカラス達で探してる、うさぎの子供2人だっ」
タカ「急いで森に入るぞっ」
ミミ「待って、ギギのところへ」
鳥「…そうですね、タカっギギと合流します」
タカ「…よし行くぞー」
カラスの案内で
3人は嵐の中、ギギの所へ向かいました。
♢♢♢
ギギ「タカーー鳥ーーっこっちだ」
ギギは空を飛んできました。
タカ「いたかっ」
ギギ「この先のでかい川だっ声が聞こえる」
鳥「行きましょう」
ギギ「急ごうっ2つの声が小さいっ」
タカ「案内しろっギギっ」
ギギ「おうっまかせろ」
嵐は、さらに激しさを増していきます。
ゴォォォォォォォォォ――――!!
風は唸り声を上げながら吹き荒れ、
雨はまるで無数の矢のように、激しく叩きつけてきます。
ザァァァァァァァァァ――!!
一瞬先さえ見えないほど雨が空を覆い、
身体ごと吹き飛ばされそうな暴風が襲いかかります。
それでも急ぎ大河へ向かいました。




