タカの森3
♢♢♢
仔鹿「もうすぐ大きな木が見えたら、そこが家ですよ」
ミミ「うむっ」
フミスケ「仔鹿さん大丈夫?全員を風で運べるよ?」
仔鹿「風?いえいえっ鳥先生に頼まれましたからっ大丈夫です」
しかし仔鹿はヘトヘトになり、足を止めました。
ミミ「さぁ水とバナナだよ」
仔鹿「うわぁーーありがとうございますっ」
仔鹿はすごい勢いで、飲んで食べました。
ミミ「さぁ走るのだっあの木まで」
仔鹿「はいっ」
フミスケ「アメと鞭がすごい!ミミ降りたら?風で運んであげるから」
ミミ「いらぬっ仔鹿を信じるのみっ」
仔鹿「はっお任せを」
フミスケ「恐い主従関係だっかわいそー」
仔鹿「あれ?フミスケさん飛んでる?」
フミスケ「うんっ、あっ後ろからついてきてたから、気づかなかった?」
仔鹿「はい…えーと、私も飛べる?」
フミスケ「飛べるよ」
仔鹿「えっ…ぜひお願いします」
ミミ「でわっフミスケあの木までっ」
フミスケ「仔鹿さんから降りないんだね」
フミスケは3人を風で囲いました。
一気に地面が遠くなり、遠くに広がるいろんな緑と、青空が輝いています。
仔鹿「わっわわわ」
仔鹿は足をバタバタさせ混乱していました。
ミミ「ハッハッハッ、タカの森の風は扱いにくいぜっ」
フミスケ「飛ばしてるの僕だよ、大丈夫?仔鹿さん」
仔鹿「ゆ、ゆ、ゆっくりで」
フミスケ「じゃーいくよー」
3人は空を楽しみながら、大きな大樹の下に辿り着きました。
♢♢♢タカの家♢♢♢
森の奥深くに、大きな大樹が堂々とそびえ立っていました。
その根元に寄り添うように建っていたのは、大きなタカの家。
フミスケ「おっきな木に!おっきな家だー」
ミミ「おーいっ!師匠っ!ただいまー」
フミスケ「おっきな声ーー」
「おうっおかえり」
タカが現れました。
タカ「ようっミミっ元気そうだなー」
後ろから鳥、動物達、虫達が現れました。
鳥「こらっ!元気そうだなー、じゃないでしょう。みんなで出迎えて驚かせる計画でしょうがっ」
タカ「あっそうだっけ」
クマ「ダメだっ台無しだ」
トンボ隊長「おかえりー」
ダンゴムシ「おかえりー」
カメレオン「おひさー」
リス「遊ぼー」
たくさんの動物や虫達が出迎えてくれました。
ミミ「みんなっただいまー」
ミミは片膝をついて頭を下げました。
さっきまで騒がしかった空気が、静寂に包まれました。
ミミ「ミミっただいま戻りました。師匠も元気でなによりっ、紹介します。」
ミミは立ち上がりフミスケの手を握って、タカの元に連れてきました。
ミミ「家族のフミスケです。」
フミスケ「こ、コ、こ、こんにちは、ミミさんが旅してる、あっ、ちがっお世話になってます。フミスケですっ」
タカ「おうっ鳥から聞いてるぞっよろしくなっフミスケっ」
フミスケ「……!」
フミスケはよくわからないまま座り込みました。
タカ「大丈夫かっほら捕まれっ」
タカは大きな翼を差し出しました。
フミスケ「よっよろしくお願いしますっ」
ミミ「でかい声ーーー」
鳥「よっしゃ派手にいこうっ」
カラス達「果物運べーーー」
クマ「宴会だぁーーー」
みんな「おおーーーー」




