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ミミとフミスケの大冒険  作者: 言葉屋


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海編④

♢♢♢朝方の海♢♢♢


フミスケは竜巻の中に戻りました。

フミスケ「よしっやるかっ」


フミスケは竜巻をどんどん広げていき、海底火山から2km圏内の海水を吹き飛ばしました。

さらに直径2kmの巨大な竜巻の天井も風でフタしました。

フミスケ「風ー風ー風ー」

マミが封印を解くと、火山の周りから青い光りが消え、大地が震えはじめました。

グゴゴゴゴ!!

ドォォォォォォォン!!

大地が震え、火山が怒声をあげます。

ゴゴゴゴゴゴゴゴ

轟音とともに、火口が爆発しました。

ドガァァァァァン

炎をまとった巨岩が飛び散ります。

ドンっドンっドンっドンっドンっ

ゴゴゴゴゴゴグゴゴゴゴゴゴゴ

大きな怒声をあげて鳴り響く火山がついに爆発しました。

ゴガァァァンバァァァァンゴゴゴゴォォオ

炎をまとった巨岩がいくつも飛び出す。

ドンっドンっドンっ

フミスケ「おおーーすごいなっ」

フミスケは風で巨岩を囲み溶岩の中へ、何度も何度も投げ返しました。


フミスケの体と目が赤く光ります。


フミスケ「なんかっ力が湧いてくるっ!まだまだっかぜーーー風ー」


パシューーーン


フミスケは竜巻の外に抜けました。

フミスケ「プハーっマミさんっ大量の海水かけてっ」

リヴァイアサンと待機しているマミに言いました。

マミ「竜巻の中にーー入れませーーん」

フミスケ「竜巻フタ開けるので、上からお願いしまーす」

マミ「リヴァイアサンいくよっ」

マミの水魔法で留めていた大量の海水をリヴァイアサンが吸収していきます。


フミスケは、竜巻の上にフタをしていた風を消して穴を作りました。

何層にも重なった風の力で熱風を閉じ込めていたので、一気に穴から熱気が吹き出します。

ゴッゴゴゴッ

グゴゴゴゴゴゴ

ドドドドドドドド

フミスケは竜巻の中に戻り風を描きます。

激しい地鳴りと轟音が響きました。

海底火山から赤黒いマグマがゴポゴポと噴き出します。さらに熱気と熱風が外に吹き出します。

フミスケ「なんだあれ?赤いっ…本で読んだやつかっ…マグマ…溶岩だ。…赤いんだ」

フミスケは溶岩が海につかないように竜巻の大きさをさらに広げました。


ゴオォォォォォォッ

リヴァイアサンが大きく口を開き、滝のような海水を竜巻の上から叩きつけます。

溶岩が噴き出す火口へ、一気に大量の海水が押し寄せます。

ドドドドドっ

バチバチバチバチバチ

ビキィビキギギギギ

バチバチと爆音が響き、一瞬で火山周辺に大量の塩の結晶ができ、爆風で飛び散ります。

ビキビキビキビキ

ジュジュジュジュジュジュ

溶岩周辺2km一帯に、真っ白な蒸気が吹き上がりフミスケは何も見えなくなりました。

ドシュウウウウッ

モクモクモクー

白い巨大な蒸気が火山を包んで、竜巻の上から大量の白い蒸気が吹き出します。

海水をかけ続け火山の温度が一気に下がりました。

フミスケ「まったく見えんっ一応竜巻にフタしよう」

フミスケは風で竜巻にフタをしました。


バンッドガァァァァン


溶岩に海水をかけ続け水蒸気爆発が起きました。

フミスケは爆風で竜巻の外に吹き飛ばされました。

フミスケ「ぶはーーー飛んだー」

フミスケは竜巻の外から風を描き続けました。

フミスケ「風ーーーッ!」

ブワァァァァァァァッ!!!

フミスケの描いた何百もの風が、渦を巻いて蒸気を吹き飛ばしていく。

ゴオオオオオオオオッ

蒸気が一気に晴れ、溶岩の赤が黒く冷え固まり、その奥から大量の溶岩が溢れていました。


フミ「よしよしっ効いてる!このまま押さえ込むんだ!マミさんまた海水お願いっ」

マミ「リヴァイアサンいくよっ」

風で水蒸気と熱を空へ運び、海水をかけ続けました。

冷えた溶岩の下から、新たな溶岩が湧き出てきます、どんどん海水で冷やし続けます。

火山の咆哮はだんだん小さくなりました。

ジュウウ……シュウウウ……

水蒸気と音を立てながら、大量の溶岩は冷えては重なりを繰り返し、最後は大きな山へと変わっていきました。

フミスケ「フゥーー」

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