海編③
♢♢♢夜中の砂浜♢♢♢
フミスケ「作戦開始っ」
フミスケの体が青く光り出しました。
フミスケはカジキマグロを1000匹ほど描きました。
フミスケ「じゃあみんな…その火山の100キロ周りにいる生物を避難させて、ミミのお母さんも避難させて、じゃよろしくっ」
1000匹は海に消えて行きました。
フミスケはワシを2匹とおじい海亀を描きました。
フミスケ「1匹は消える前に、ミミを安全な所へギリギリまでミミを守れっ」
フミスケはもう1匹のワシに乗り、おじい海亀と共に火山がある海に向かいました。
♢♢♢夜中の海♢♢♢
ワシに乗って火山にいく道中フミは作戦をおさらいしました。
フミスケ「…よしっやってみよう」
火山の海の下につくと、カジキマグロとミミのお母さんマミがいました。
フミスケ「初めましてミミのお母さん、説明は後にします。ミミ…娘さんは生きています、僕は娘さんの友達です」
マミ「マグロから聞きました…よかった、絶対生きてると思ってた。でも今日なのね…生き延びないとね」
フミスケ「大丈夫、あとで会えますよ」
マミ「ありがとう、私はマミ、こっちはリヴァイアサン。もうすぐ大きな火山が噴火するわ。今は水魔法で蓋してるけど、もう保たない」
フミスケ「はい、任せてください。ではマグロ君、みんなの避難はできた?」
マグロ「できたよ」
フミスケ「よしっじゃあみんな手伝ってね」
フミスケ「マミさん…その水の竜は海水を大量に出せますか?」
マミ「できるわよっリヴァイアサンに任せてっ」
フミスケ「リヴ…リヴァだねっよしっ任せたっ」
マミ「…何をするの?」
フミスケ「火山を止めます。合図出すので竜巻の外で待機お願いします」
マミ「準備しとくわ」
フミスケ「今から海水が溢れるけど、後で使うから、留めておく事できますか?」
マミ「!?できるわ」
フミスケ「じゃお願いしますっ」
フミスケは風で舞い上がり体が青く光り出しました。
フミスケ「じゃっやろうか」
フミスケは風を描き、細長い竜巻を描きました。
竜巻は海面を削り、海水を撒き散らしながら穴を作っていきました。
ゴボボボボゴボボボ
フミスケ「マグロ君たち火山の周り救助と避難続けて」
フミスケはさらに数百の風を描き、小さな竜巻が大きな竜巻に変化していきました。
海面が地鳴りのように震え、巨大な竜巻が海を貫き海水を天へと吸い上げました。
次々と海に大きな穴を広げていきます……
フミスケ「風ー風ーー」
ビュオオオオオビュオオオオオ
どんどん風を描き、フミを中心に竜巻が広がり海に大きな渦ができます。
轟音を響かせながら渦は勢いを増していきました。
フミスケはどんどん大量の風を描き、竜巻をさらに巨大化させます。
フミスケ「風ー風ー」
海面は激しく巻き上げられ、何万トンもの海水が空へ吸い込まれます。
ズズズズズズズズズッ
竜巻が海底に辿りつくと、そこから海に巨大な穴が空き、海水が四方へ押し退けられ、中央には底の見えない巨大な穴が現れました。
フミスケ「底ついたかっ!まだまだー」
竜巻は直径1キロほどの大きさになり、海底火山の周りから海水が無くなりました。
巨大な穴から赤い光が漏れていました。
海の壁が立ち上がり、海底火山の周囲を取り囲んでいます。
ゴォォォォォ!
ドドドドドドドド!
海底火山に朝日が当たり、巨大な竜巻の周りの海には、風で巻き上がっている海水が滝のように降りそそいでいます。
ズドドドドドドドド
巨大竜巻の周りに。海水の滝が降っている最中、ぼう然と口を開けているマミとリヴァイアサンがいました。
マミ「えーーーーー」
竜巻の中からフミスケが外に飛び出しました。
フミスケ「じゃあマミさんっ噴火止めるのをやめていいよ」
マミ「えっ爆発するわよ」
フミスケ「大丈夫っすぐに避難してっ海水よろしく」
マミ「はいっリヴァイアサンっ海水貯めといてね」
♢♢♢海の近くの森♢♢♢
その頃、海の異変を感じたのかミミが寝たまま両手を広げタカのポーズをとりました。
近くにいたワシがびっくりしましたが、ミミは深い睡眠に入りました。




