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ミミとフミスケの大冒険  作者: 言葉屋


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砂漠の世界4

♢♢♢現在砂漠♢♢♢


サハラ「それで…今は村から離れた所に1人で住んでる…」

フミスケ「…そっか」

サハラ「今は1人で気楽に過ごしているよ、もう3年くらいかなっ毎日楽しく過ごしているよっ!」

ミミ「バナナあげるよ」

ラファ「あのーさっきから風が強くなってません?」

焚き火が激しく揺れ強くなっていく。

サハラ「でも今日はみんなと会えたから、嬉しいっ…本当に嬉しいっ」

ミミ「モグモグモグ」

ラファ「フフフ」

フミスケ「僕たちも嬉しいよっ」

ミミとラファは親指を立てました。


ビュウウーーー

低く唸るような風の音が広がり、砂がざわりと足元で鳴きました。


ゴォォゴゴゴゴゴッ


音と共に風が一気に牙を剥きます。

乾いた大地を削り取るように、砂が巻き上がり、空へと叩きつけられました。

ゴオォゴオォオオオオオ

砂が肌を打ち、視界は一瞬で濁った黄土色に飲み込まれ、4人は大きな砂嵐に飲まれました。

ラファ「ギャーー」

ミミ「目に砂入った…ぐはっ」

サハラ「うわぁーごめん!みんなっ俺だっ俺のせいだっ逃げてっ逃げてくれっごめん…」


フミスケ「…風っ」


ゴォォォォォ


フミスケの圧倒的な風が、砂嵐を連れ去ります。

砂のひと粒まで逃がさないように、

完璧に荒れ狂っていた嵐をまとめて、空へと引きずり上げました。

ドォォォン

爆発するような風の上昇気流。

巨大な砂嵐が、そのまま空に吸い上げられていきます。


そして焚き火が静かにゆれました。

フミスケ「でさぁーその家って広かった?」

サハラ「えっ…あれ?」

ミミ「目がぁーー涙が止まらないっ」

ラファ「ミミっ水かけますよー」

ラファは腕を伸ばし大量の雨を降らせました。

ドドドドバシャバシャバシャ

サハラ「うわーーー水だぁーすげー」

ミミ「ボボボボっひゃほーいっ最高っ」

フミスケ「おーいサハラっ家広かった?」

サハラ「…うん、広かった」

フミスケ「そっかぁよかったね!」

サハラ「フミ…すなっ砂嵐は?」

フミスケ「あー飛ばしたよ」

サハラ「えーー」

フミスケ「食べ物はどーしてるの?」

サハラ「…デーツは毎日誰かが置いていってくれてる」

フミスケ「そっかぁ食べ物には困ってないんだね」

ラファ「さっきの砂嵐は毎回でるの?」

サハラ「多分、楽しい時とか…かな。俺もわからないんだ」

ラファ「砂魔法を使ってるんじゃないですか?」

サハラ「…まったく使えない」

ラファ「意識なしか…多分そこですね暴走の原因、私もこの筋肉に出会うまでは嵐巻き起こしてましたからね」

フミスケ「雲筋肉に覚醒したの最近じゃない」

ラファ「…明日から特訓ですね」

フミスケ「筋肉関係ないよねっ」

ラファ「…忙しくなりますねー」

フミスケ「無視ーー!」

ミミ「…そうなのームニャムニャ」

フミスケ「はっ!ミミおねむだ!とりあえず寝よう」

ラファ「確かに眠いですね」

フミスケ「明日だね、サハラもここで眠ろう」

サハラ「まてっ…また砂嵐だしたら」

フミスケ「その時は起こしてーおやすみ」

サハラ「…」

ラファ「大丈夫っ寝ましょう」

サハラ「うん…おやすみ」


サハラは空を見上げ満天の星を見ながら温かい毛布に包まりました。

サハラ「…何かあった…本当に何かあった」

空から銀の糸がサハラの鼻をくすぐり、

サハラはいつのまにか寝ていました。


♢♢♢サハラのルーティン♢♢♢

➖夕方の砂漠➖


俺は夕方になると村に向かう、夕方過ぎると町には誰もいなくなって家に灯りがつく、

村に着く頃は、夕日も落ちてきて薄暗い。


夜が来る…夜が来ると安心する。

隠れなくてもいいからだ。

こっそり村を歩く、いろんな家から灯りが見える。

家の灯りの向こうには、

いろんな家族の声が聞こえて、美味しそうなご飯の匂いがする。

フフフっ今日は何食べるのかなぁ

ばれないようにしないと、

家の裏に周り、

家の壁を背もたれにして座る。

手は少し明るい、窓から光が漏れて少し明るい。

息を殺して耳を傾ける。


「いただきまーす」


じゃ俺も食べよう、…いただきます。


目の前は真っ暗な村と夜空。

背中にはあたたかい灯りといろんな声。


手が暗くなる。月明かりで薄暗い。

家の灯りが消えた…そっかぁ消えたかぁ

町の灯りが全部消える前に家に戻ろう、


夜は長い…


いつもの岩に座って星を見るのもいいなぁ。

どこか冒険に出るのもいいなぁ。

今日は冒険だ…

昨日はあっちだったから、今日はこっちだ。

歩き慣れているけど…

歩けばきっと何かあるっ昨日はなかったけど、今日はあるかもしれないっ…きっとある。

砂漠は広いから、影と一緒に走っちゃおう、

走ったらきっと何かある…きっとある


地面に何かあるかも…きっと…

きっとある…

目に涙が溜まると足に当たらないように狙いをさだめる。

いっぱい落ちるから足に当たらないように歩こう。


「………」


んっ?何か聞こえる

灯りだっ隠れようっ誰かいる


「………」


騒がしいな…楽しそうだフフフっ

いいなぁ…


今日は月も綺麗だ。


いいなぁ…


んっ?空から銀の糸が?なにこれ?

わぁ!わっ!わっ!体がっ


「くぅー寒いねー」

「あったかくしときなよー」

「筋肉がカチカチです」


体が勝手にっ灯りの方へ!何だこの糸っダメだ見つかる!


サハラは灯りの方へ飛び出しました。


サハラ「お、おいっお前たちっ」



月さん「ミミっこの子にバナナあげてね」


♢♢♢

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