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ミミとフミスケの大冒険  作者: 言葉屋


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砂漠の世界3

♢♢♢サハラ回想♢♢♢


➖3年前ある日➖

片方だけ眼鏡をかけて、杖を持って歩いている小さいネズミ村長に呼ばれて家に行きました。


ネズミおばぁ「…すまんサハラっ」

サハラ「おばぁ?何だっいきなり」

ネズミおばぁ「私はこの地に長く生きる者じゃ、ここが砂の世界になったのはお前が生まれた日からじゃ、お前の名前…サハラ。

サハラはこの土地の神様の名前。神でもあり呪いでもあるサハラと名付けたのじゃ」

サハラ「はっ?何言ってんだ?神様?俺知らないぜっ」

ネズミおばぁ「…時期じゃ、力の制御ができなくなっておる。」

サハラ「…なに?力?」

ネズミおばぁ「ならば教えてやろう。まずはお前が生まれてきた日に何が起きたのか」

サハラ「…」

サハラは家の外に、村のみんなが集まっている事に気づきました。

サハラは窓から外を見渡しました。

窓の外では村のみんながざわついています。


サハラ「…なんだよ」止めに来ないのか?誰も


ネズミおばぁは昔から生きていて、古くから村の子供の名前を決めています。

なぜ神様の名をつけたのか、

サハラは恐怖を感じながら話を聞く事にしました。


ネズミおばぁ「お前が生まれる前から、あらゆる生物がざわめいていた…」


♢♢♢サハラ生まれる日♢♢♢


森の小さな村でおばぁは、皆を心配して村を見回っていました。

おばぁ「最近、気温が高くての、動物たちが違う土地に移動しておる」

村人「フェネックの種族しか、もう残ってませんよ」

おばぁ「もともと砂漠地帯だからの、動物の移動は珍しくないが…森が弱っておる…」

村人「…確かに、白く乾燥していくようですね」

おばぁ「うむ…おおー!!そうじゃ、今日産まれる子がおったの、森がざわついておるが大丈夫かの」

おばぁは心配して、もうすぐ子が産まれる家に駆けつけた。


「…オギャー」


村人「村長っちょうど産まれましたよ」

おばぁ「なんじゃ、なんじゃ真っ白な子じゃ」

産まれたての子は、白く輝いていました。

母「…綺麗」

おばぁ「よう頑張ったのう…何と美しい、名前決めないとなぁ」


「………」


おばぁ「なんじゃ、外が騒がしいの」


「逃げろーー」

「何だっ何だっあれっ」


ドンっ…ドンドンドンドン

扉が強く開きました。

村人「村長っ逃げろっ早くっ」

おばぁ「何じゃっ急に!」

おばぁは扉を開けて外に出ました。


村人「早く外へっ早くっ」

おばぁ「なんじゃ?皆っどうした?」

村人「あとでっ早く家から出ろっ」


数人の村人が、おばぁ達を誘導して村の外に行きました。

母「なにかありました?」

おばぁ「わからん?寝ておれ、皆っ担架をゆらすでないぞっ」

村人の誘導で岩山まで行くと、担架を下ろしました。

おばぁは高い岩山へ駆け上がり村を見下ろしました。

おばぁ「…な…」


砂漠には数え切れない黒い竜巻が、砂漠の地平線から次々と立ち上がります。

村があった所から白い竜巻が上がり、

巨大な渦は村をえぐり、建物は次々と竜巻に飲み込まれ物が吹き飛び、壁が崩れ落ちています。

白い竜巻は町を容赦なく飲み込み、あっという間に建物を潰し、壊しながら進んでいきました。


突然、低く唸るような風の音が広がり、砂がざわりと足元で流れます。


ゴォォォォォ……


足元の流れていた砂が一気に巻き上がり、空へと叩きつけられる。

おばぁ「ブワァーなんじゃー」

おばぁは突然の砂嵐と共に、視界が奪われて岩から落ちました。

なんとか村人がおばぁを掴みケガはしませんでした。


おばぁは目をこらすと、

近くで砂が大きくうねりながら竜巻が現れていました。

竜巻は一本ではない。二本、三本…無数の柱がうねりながら絡み合い、まるで生き物のように生まれました。


バリバリバリッ


遠くで何かが砕ける音がします。


音の方を見ると砂嵐に埋もれていた村が、風の圧力に耐えきれず砕け散り、跡形もなくなっていました。


おばぁ「…何と」

村人「おばぁっこれ」

おばぁ「輝きが…光が強くなっている」

サハラがまぶしいほど輝きます。

サハラ「キャキャキャ」

サハラが笑い輝けば輝くほど、砂が狂ったように回転し、轟音をあげながら天へと伸びていきました。

地と空を繋ぐ柱が、次々と生まれては移動し、ぶつかりすべてを奪い飲み込んでいきました。


♢♢♢現在の村♢♢♢


サハラ「…な…俺が…」

おばぁ「私は皆と立ち尽くすしかなかったよ、お前は神かもしれん…いやきっと神じゃ…最近な….竜巻が村付近でよく発生する…まだケガ人は出ておらんが…」

サハラ「…おれじゃない…おれはなにもっ」

おばぁ「すまんっ村から離れた所に家を造ってある、この村から出ておくれ」

サハラ「えっ…急に?何が起きてるんだ?」

おばぁ「今から出るのじゃ」

サハラ「…そんな事言うなよー、皆んなと一緒にいたい。1人は怖いよー」

ネズミおばぁ「…行けっ!行けっサハラよ!」

サハラ「…う」


サハラは大声で泣きました。

村中に鳴き声が響き渡りました。


泣くだけ泣いたサハラはおばぁに言いました。

サハラ「…わかった。出て行くよ、ごめん…」

サハラは新しい家の場所を聞いて、ゆっくり歩き出しました。

サハラ「みんな…ごめんなさい」

サハラの姿が見えなくなるまで、おばぁと村人は見送りました。

皆、涙をこらえて見送りました。

ネズミおばぁ「サハラ…」

みんなでタカのポーズ↓↓↓

https://51857.mitemin.net/i1244405/

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