危険な海峡①
フミスケ「ちょっといい?2人に大事な話があるんだ」
2人を船内に呼びました。
ミミ「朝ご飯の事?」
フミスケ「違うよ」
ラファ「私の雲筋肉の事ですか」
フミスケ「雲筋ってなに?筋肉の概念ないでしょ」
フミスケは地図を広げて説明を始めました。
フミスケ「もともと地図にも✖️がつくほど危ない海峡がここにある」
ラファ「✖️ついてますね」
ミミ「ご飯はまだかい?」
フミスケ「マミさんに確認したら、砂漠に行くには危険な海峡を通らないとダメなんだ、明日そこを通るんだ…」
ラファ「うーん…遠回りもできない感じですね」
ミミ「ご飯はまだかい?」
フミスケ「何が起こるか正直わからない、
風や水やなにかしらで対応はできるとは思うけど、3人で力を合わせていこう」
ラファ「よーし行きましょう」
ミミ「そろそろ、力合わせてご飯にしよう」
フミスケ「聞いてたのミミっ」
ミミ「まだご飯食べてないでしょうがっ」
ラファ「まずはご飯だーー」
フミスケ「知らないよー大丈夫!」
ミミ「よいか…そちの力でなんとかせいっ」
フミスケ「嫌なやつ出てきたっ」
♢♢♢危険な海峡♢♢♢
とても天気が良くて風が気持ちいい海でした。
しかし、
ゴゴォォゴォゴゴォォォォ
波で船が大きく!大きく揺れます。
ミミ「フミーすごい船揺れてるー」
フミスケ「危険な海峡だからね」
ミミ「バナナがっ」
ラファ「立ってられませんー」
フミスケ「ラファは浮けばいいんだよ」
ラファ「ラファが許してもこの筋肉が許しませんっ」
フミスケ「筋肉ないでしょおぉぉぉぉとっと」
大きく船が傾きました。
フミスケ「あれかっあれだみんなっ」
ミミ「どらどら?」
ラファ「ギャーー穴空いてますよっ」
海峡の中央には、
海そのものが巨大な口を開けたかのような、凄まじい渦巻きが待ち構えていました。
ゴォォォォォォォォ……!!
何千、何万という海水が轟音を響かせながら巨大な円をつくり、回り続け、渦の中心へ近づくほど海の底に巨大な穴が開いているかのようです。
海峡はすべてを飲み込もうと大きな口を開けていました。
フミスケ「いよいよか。2人とも準備してたロープに体を結んでっ」
ミミ「うむっ」
ミミが手こずっています。
グゴゴゴゴドーーンっ
波で船首が上がり船が縦に傾きます。
ミミ「あっ」
ミミが海に投げ出されました。
フミスケ「風ーっ」
シュパパパ
ミミは風に包まり宙に浮いていました。
フミスケ「ミミ!しっかり!」
ミミ「今のうちにバナ、バナナをくださいっ」
フミスケ「今のうちにじゃないよっバナナはあと」
フミスケはミミを守りましたが、ラファが海に落ちていました。
ラファ「ギャーー溶けてい…ぐぅ…」
フミスケ「危なーーい!溶けてるよっ」
フミスケは急いでラファを助けました。
フミスケ「大丈夫…じゃないね、体なくなってる」
ラファ「大丈夫です!ハァァっ!」
ラファの体はまた生えてきました。
ラファ「危なかった!ほとんど海で溶けましたね」
フミスケ「こわっ」
急いで3人ともロープで体を固定しました。
フミスケは船の舵を取るところ、2人は景色がいいところ。
ミミ「海みながらモグモグ…最高っモグモグ」
ラファ「…フミー、魔法使って楽に通れないんですか?」
フミスケ「たぶん通れるよっこの感じなら」
ラファ「じゃなぜ?」
フミスケ「魔法だと面白くないだろっ。ミミの防御水魔法してるしっ大丈夫!」
ミミ「!!…フッ…すっかり忘れてたぜ」
ラファ「ギャーーーー」
フミスケ「まぁ水の加護なくても大丈夫!」
ラファ「海水が酸のように体を溶かしていきますっ」
フミスケ「よしっこのまま行こうっ楽しくなってきたー」
ラファ「聞いてなーーいっ」




