覚醒
♢♢♢バナナ号♢♢♢
いよいよ砂漠を目指す3人の旅が始まりました。
甲板で3人はそれぞれの時間をすごしています。
ミミ「ふんっふんっふんっパッ」
ミミはいつも通りルーティン中!
フミスケ「どの辺行けばいいのかなぁー」
地図を見て海路を検討中!
ラファ「ゔ…ゆ、ゆれる…気持ち悪い…」
初めての船旅でラファ船酔い中!
ラファは船旅に憧れているので、船に慣れるのに必死です。
フミスケ「無理せず、ちょっと浮いてごらん」
ラファはイスから少しふわっと浮かびました
ラファ「…楽になったー復活っ」
ミミ「乗っちゃえー」
ミミはジャンプしてラファに乗っかりました。
ラファ「うわー床揺れるー気持ち悪い」
フミスケ「とりあえずヒモで結んでたら、寝てても船から離れないんじゃない、ボーでできるし」
ラファ「なるほど、アリですね!」
ミミは飽きてバナナを食べました。
ミミ「モグモグモグリ…」
フミスケは縄を船の手すりに結び、そこそこ動ける長さでラファにも結びました。
ラファ「おー縄すごいっ便利」
ラファは風船のようにプカプカ浮いています。
フミスケ「なんか捕まってるみたい」
ミミ「ムニャムニャ」
フミスケ「ミミ寝たー」
ラファも船旅に慣れ、それぞれが海タイムで自由に過ごしています。
フミスケ「うーん…このまま安全に行きたいけど1ヶ所心配な海峡があるな…マミさんに聞いてみよう」
フミスケは水晶に海水をかけました。
すると青く輝きました。
マミ「あら、またどうしたの」
フミスケ「砂漠に行くことになって、危ない海峡通らないと行けないみたい。他の行き方ある?」
マミ「そうね…避けるのは無理ね…遠回りするならかなり時間かかるわね」
フミスケは甲板が騒がしくなってきたので船内でマミに相談しています。
その頃ミミは甲板でラファに特訓中です。
ミミ「ちがう!こう!みてて!…ふんっふんっぱぁー!」
ラファ「ふわっふわっふぁさぁ〜!」
ミミ「ふわっじゃない!ふんっ腰をこうっ!」
ラファ「ふわぁ!ふわぁ」
ミミ「ふわぁじゃないっふんっ」
ラファ「ふんっふんっ」
ミミ「口で言ってもだめ!まだふわっだよ」
フミスケ「それ…なにしてるの」
ラファ「助けてーフミスケっ」
ミミ「ミミ体操を伝授!」
フミスケ「ラファは雲だから体操いらないよ」
ミミ「ぐぬぬっ…でわフミスケに」
フミスケ「いらない」
ミミ「ガビーンっ」
➖2時間後➖
ミミ「あきらめないっ!こう!ふんっふんっぱっ」
ラファ「雲には難しいよー」
フミスケ「ミミ〜…そろそろやめないと、バナナなしだよっ」
ミミ「ぎゃ!なぬっ…厳しい、バナナぐぬぬっ」
ミミは震えながら片膝をつきました。
ラファ「…よかったーやっとあきらめた!助かったよフミっ」
ミミは両手を広げて立ち上がります。
ミミ「ミミは強い子っあきらめないっ!ぱっ」
フミスケ「ハハハっラファが諦めた方が良さそうだね」
ラファ「わかったよっできるまでやろうっ!!んーーぱっ」
フミスケ「ミミはなんでそんなにミミ体操教えたいの」
ミミ「ミミ体操を3人でやりたいからだよっ」
フミスケ「…3人、このフミスケも含まれてる?」
ミミは親指を立ててニカっと笑いました。
フミスケ「ラファやめていいよっ中止っ中止ですっ」
ミミ「ガビーン」
➖1時間後➖
ラファ「もう少しでなにか掴めそうだ」
フミスケ「もう何時間やってるの、終わり終わり!」
ラファ「…ちょっと待ってっうおおおお、ハァァァァ」
ラファの体が、真っ白な煙を出してフルフル震えています。
ミミ「いけるっんーーーぱっ」
ラファ「んんんんんんばっ」
フミスケ「まったく…」
ラファ「んんんんんん!!」
フミスケ「ん、じゃないよ」
ラファ「ハァァっ」
その瞬間!!
真っ白な煙が一気に四方八方へ弾け飛び、
バフーーン
雲型ラファから、白い煙を突き破るように
体が飛び出し、両手と両足が勢いよく
ドンッ!!と現れました!!
フミスケ「ぎゃーーー体出てきたーー」
ミミ「やったねっ!タカポーズ出来てるよっ」
大木のような筋肉質な足で大地を踏みしめ、
ムキムキ胸筋とバキバキに割れた腹筋から両手を広げてタカのポーズを決めていました。
ラファ「あ!縄取れた」
フミスケ「縄取れたじゃないよラファ!形変わったよっムキムキだよっ二足歩行だよ!」
ラファは6等身2足歩行になりました。
ラファ「なにかいけそうな感じがしたら!体ができましたね」
ミミ「よーーしっ特訓さいかーーい」
ラファ「やーーー」
フミスケ「やーじゃないよっ元に戻れるのー」
ミミのおかげでラファは体の形を自由に変える事ができるようになりました。
さらに足を長くすることで揺れにも対応し、
さらにミミ体操もマスターしました。
今は両手両足を生やしたまま腕を組んで、ミミを肩に乗せて遠くの海を見ています。
ラファ「……」
ミミ「……」
フミスケ「なにこれっ」
今日も3人の楽しい夜がふけていった。
➖次の朝➖
フミスケは船の舵を持って進路調整をしました。
フミスケ「明日にはあの海峡か…2人にどう伝えようか…」




