雲の世界⑨
➖次の日➖
ミミ「ねーねー、モグさんにレインボー雲のお礼したい…海を、海を見せたい」
フミスケ「海かぁいいねっ。じゃラファに連れて行ってもらおうっ」
ラファ「行きたいっみんなで行きましょうっ」
ミミ「きまりーー」
♢♢♢
モグ「こんにちはー」
ミミ「あっモグさんだっご飯食べよー」
モグ「じゃあ遠慮なくっ」
ラファ「雲フルーツ盛り合わせっ」
フミスケ「わぁ!みんなでご飯食べよー」
朝ごはんを食べながら、海の事をモグさんに話をしました。
ミミ「みんなで海を見ようっ」
モグ「雲の元になってる海かぁ…うーーん」
ラファ「私が連れて行きますよっ」
モグさんは不安よりも海を見てみたい気持ちが高まり心をおどらせていました。
モグ「うんっ見てみたいっ」
フミスケ「よしっじゃいこー」
ラファ「冒険だねー食べ物集めてくるよ」
4人で海を見に行くことにしました。
そうと決まれば準備開始です。
ラファは大人数用の雲BOX準備!モグさんは仕事の引き継ぎで休暇の準備!フミスケは荷造り準備!ミミはもちろんバナナ!
ミミ「バナナーバナナっバナ…バナナっ」
フミスケ「鼻歌じゃないレベルの音量だよーうるさいよー」
ミミ「モグモグっバナナっっバナナっっ」
フミスケ「バナナなくなるよー」
ミミ「大丈夫っ雲バナナを食べつつ、バナナを食べてるからっほらっ」
フミスケ「口の中見せないでよー」
ミミ「モグモグモグ…パッ」
フミスケ「キャーやめてー」
♢♢♢
準備が完了しました。
いよいよみんなで海へ出発します。
ラファが雲BOXに3人を乗せました。
ラファ「さぁ皆んな乗ってー」
フミスケは雲BOXに足を入れました。
床はふわりと沈みました。
フミスケ「ふわっと雲より柔らかいね」
ミミ「バナナーモグモグ」
モグ「楽しみだね」
ラファ「じゃーいくよー」
ラファは雲BOXを持ち、雲の世界からゆっくりと降りていきました。
足元の雲が静かに上昇し、まるで自分たちだけが空からゆっくり離れていくように、雲の世界が少しずつ遠ざかっていきました。
さっきまで目の前いっぱいに広がっていた雲の大地は、みるみるうちに頭上へと上がっていきます。
雲BOXから見る景色は雲だけになり、どんどん昇っていきます。
時々、小さな雲の粒が雲BOXの中へ入りミミが食べようとしています。
雲の世界は、もう遥か頭上。
それでも急ぐことなく、ゆっくりと、ゆっくりと高度を下げながら海を目指して降っていきました。
ミミ「モグさん平気?」
モグ「ありがとう平気だよ、ドキドキだけど楽しんでるよ」
フミスケはモグさんを気づかうミミの姿に感動しました。
フミスケ「…」すごい成長している。バナナしか言わなかったミミが、こうして誰かを気にかけて声をかけている。
フミスケは感動していました。
ラファ「安心安全で行くよー」
ゴロゴロゴロゴロ
フミスケ「なんの音?」
ラファ「ごめんごめん、たまに雷と雨降らせちゃうんだ」
ミミ「えっ!どこだろ雨、雨ふるかなー」
フミスケ「雨は雲の下にふるから、雲の中は雨はふってこないよ」
ミミ「…ぐぬぬっバナナっ」
フミスケ「いたたっバナナ押しつけないでっ」
ラファ「雨当たらないように避けてるから大丈夫だよ」
ミミ「なにっやはり雨ふるのではないかー」
フミスケ「いたたたたっごめんなさい」
モグ「ワハハハハっ緊張とれるねー」
ミミはしばらくフミスケにバナナをグググっと押し付けてました。
そしてバナナを食べました。




