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ミミとフミスケの大冒険  作者: 言葉屋


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雲の世界⑥

➖数分前➖


モグ「…雲崩れだ、ミミ動かないで、ここにいて」

ミミ「ここに雲がくるの?」

モグ「ここには来ないよ、もう少ししたら、近くで雲崩れが起こる…他のモグラいないか見てくる」


ミミを待機させてモグは白い煙が出ている雲山に向かいました。


ミミ「よしっ…ミミも手伝いに行こう」

ミミは急いでバナナを持ってモグラを追いかけました。


ゴゴゴゴゴゴ


雲山の奥から、低く重たい音が生まれています。

ミミ「モグさんはどこかな」

胸に響く、嫌な音が聞こえます。


ミミ「んっ!声がするっモグさん発見!」

ミミはモグさんの所まで急いで降りました。


モグ「誰もいないかー雲崩れが起きるぞー!誰かいるかー!大丈夫かぁーーー崩れるぞー!!」


ゴゴゴゴゴゴゴ


モグ「…誰もいないか、よかった…よし帰」


「…助けて…」


ミミ「モグさんっあそこにっ」

モグ「ミミっ!」

その瞬間、

ズズズズ……

山雲が一気に動き出しました。

モグ「くるっ…ミミっこのモグラを頼むっあっちに走れっ」

モグさんは雲の中に潜り、モグラを救助してミミに渡しました。

ミミはぐったりしたモグラを連れて走りました。

モグ「そこにいろーーここからっ近づくなっ」

モグさんは急いで周りの雲を掘り、雲崩れがミミ達のところまで届かないようにしました。


グゴゴゴゴ


バチィッ

雷雲の奥で稲妻が走り、一瞬で雲全体に白銀の光が駆け巡りました。


モグ「!!!」くっ雷雲かっ


ミミはモグラをその場に寝かせ、モグさんの所へ走りました。

モグ「近…づ…」

ミミ「モグさーん」

モグ「離れ…」

ゴォォォォォォッゴゴゴ

雲山そのものが崩れ落ち、

全てを飲み込む轟音が響きました。

ドドドドドドドド

モグ「っ!!来るなっっっ」

ミミは両手を広げて雲崩れに向かって走ります。

ミミ「よしっモグさんっ早くっ」

ミミは思いっきり手を伸ばしました。

ミミの手がモグさんへ触れる瞬間!


モグさんは雲崩れに飲み込まれました。


ミミ「…!!だめーーーー!」

ミミは雲崩れの中に手を伸ばし、

そのまま雲崩れに飲み込まれました。


ドゴォォォォォッ!!


全てをのみ込む激しい雲崩れが、ミミにふれる瞬間!


サァァァ

ザバーー


激しい流れは静かにほどけ、

荒れ狂っていた雲崩れは一瞬で力を失い、

透明な水の粒となって静かにほどけていきました。


雲の表面に小さな波模様が生まれ、雲が息を吐くように水へと変わっていきました。

ミミの体は青く輝き、雲崩れの中を泳いで進んで行きました。


ミミ「モグさんっ」いけるっ泳げるっ


雲崩れはミミが泳いだところから水に変わり、勢いが弱くなっていきます。

ミミ「ううっ…見つけたっモグさんっ!手を、手を」

モグさんは手を伸ばし、ミミはモグさんの手をつかみました。


モグ「…うっ痛いっ」

ミミが手を握るとモグさんの手が水に変わろうとしました。

ミミ「…っ!!」

ミミはとっさに手を離し、そのままモグさんは雲崩れに流されていきました。

ミミ魔法を使う↓↓↓

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