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ミミとフミスケの大冒険  作者: 言葉屋


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雲の世界③

♢♢♢

次の日の朝、

フミスケはモグさんにあいさつをしました。

フミスケ「ミミをよろしくお願いします。」

モグ「わかりました、安全にいってきます」

ミミ「おっもい…フミ、リュックになに入れたの?」

フミ「バナナいっぱい」

ミミ「ならオッケー」

モグ「ミミはこのミニ雲BOXに乗ってね、荷物は横に置いてね」

ラファ「雲BOXだぁー」

フミスケ「モコモコ四角で窓が1つあるんだー」

モグ「ミニだから救助用だよ」

ミミ「モグモグ、フカフカ快適ですぞ」

モグ「僕がいいって言うまで、手も顔も出しちゃダメだからね」

ミミ「わかった!」

フミスケは、ソワソワしながらも笑顔で2人を見送りました。

モグ、ミミ「行ってきまーす」

フミスケ、ラファ「気をつけてねー」


モグさんは雲BOXを背中に取り付けると、雲の海をかき分けて進んでいきました。

モグ「よしっ行くぞー」

ミミが窓から見える景色はすべてモコモコ雲です。

白い雲の間に、淡い青、やさしい桃色、黄色にきらめく雲が重なります。

雲は山のように盛り上がっては、太陽の光を反射してゆっくり流れていきます。


雲の中は輝きでいっぱいでした。

雲の中を走ると、四角い通路が一直線に現れて、いろんな色の雲を混ぜながら、静かに雲は閉じていきます。

雲BOXは、果てのない空へ走っていきました。

雲BOXの窓から見える景色にミミは大興奮中

ミミ「すごーい雲って白だけじゃないんだー」

モグ「テステス、あ、あーあ。ミミっ僕の声聞こえる?」

雲BOXの、室内スピーカーから声がしました。

ミミ「聞こえるよー、ミミの声きこえるー?」

モグ「聞こえるよー、もう少し走らせるから、BOXから景色見ててね」

ミミは瞬きを忘れキラキラさせながら、バナナを食べ散らかしました。

ミミ「モグモグモグっうわーー雲っでかーーいっ」

しばらく走ると景色がいい雲の上に止まりました。

モグ「さあーミミっ!雲BOXから出ていーよ、ご飯にしよーかぁ」

ミミ「はーいっフミがいっぱい持たせてくれたから、モグさんも一緒に食べよう」

ミミはモグさんと、遠く広がるいろんな雲を眺めていました。

ミミ「カラフル雲現れるかなぁー」

モグ「どうかなー、まぁ焦らずに今を楽しもう」

雲の中は少しひんやりします。モグさんが手を広げ見せてくれました。

キラキラ輝く雲の結晶です。

ミミ「あっ!それ、スノーマンの島で見た」

モグ「スノーマン?」

ミミは雪の島での出逢いと冒険談を話しました。

モグ「楽しい冒険だったね。その雪は雲の世界から作られているんだよ」

ミミ「そっかー、モグさん達の雲の世界と繋がって、あの雪になるんだね、すごーー」

その時でした。

モグ「ミミっ!見て!あっちっ!でた、でたよっ」

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