雲の世界③
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次の日の朝、
フミスケはモグさんにあいさつをしました。
フミスケ「ミミをよろしくお願いします。」
モグ「わかりました、安全にいってきます」
ミミ「おっもい…フミ、リュックになに入れたの?」
フミ「バナナいっぱい」
ミミ「ならオッケー」
モグ「ミミはこのミニ雲BOXに乗ってね、荷物は横に置いてね」
ラファ「雲BOXだぁー」
フミスケ「モコモコ四角で窓が1つあるんだー」
モグ「ミニだから救助用だよ」
ミミ「モグモグ、フカフカ快適ですぞ」
モグ「僕がいいって言うまで、手も顔も出しちゃダメだからね」
ミミ「わかった!」
フミスケは、ソワソワしながらも笑顔で2人を見送りました。
モグ、ミミ「行ってきまーす」
フミスケ、ラファ「気をつけてねー」
モグさんは雲BOXを背中に取り付けると、雲の海をかき分けて進んでいきました。
モグ「よしっ行くぞー」
ミミが窓から見える景色はすべてモコモコ雲です。
白い雲の間に、淡い青、やさしい桃色、黄色にきらめく雲が重なります。
雲は山のように盛り上がっては、太陽の光を反射してゆっくり流れていきます。
雲の中は輝きでいっぱいでした。
雲の中を走ると、四角い通路が一直線に現れて、いろんな色の雲を混ぜながら、静かに雲は閉じていきます。
雲BOXは、果てのない空へ走っていきました。
雲BOXの窓から見える景色にミミは大興奮中
ミミ「すごーい雲って白だけじゃないんだー」
モグ「テステス、あ、あーあ。ミミっ僕の声聞こえる?」
雲BOXの、室内スピーカーから声がしました。
ミミ「聞こえるよー、ミミの声きこえるー?」
モグ「聞こえるよー、もう少し走らせるから、BOXから景色見ててね」
ミミは瞬きを忘れキラキラさせながら、バナナを食べ散らかしました。
ミミ「モグモグモグっうわーー雲っでかーーいっ」
しばらく走ると景色がいい雲の上に止まりました。
モグ「さあーミミっ!雲BOXから出ていーよ、ご飯にしよーかぁ」
ミミ「はーいっフミがいっぱい持たせてくれたから、モグさんも一緒に食べよう」
ミミはモグさんと、遠く広がるいろんな雲を眺めていました。
ミミ「カラフル雲現れるかなぁー」
モグ「どうかなー、まぁ焦らずに今を楽しもう」
雲の中は少しひんやりします。モグさんが手を広げ見せてくれました。
キラキラ輝く雲の結晶です。
ミミ「あっ!それ、スノーマンの島で見た」
モグ「スノーマン?」
ミミは雪の島での出逢いと冒険談を話しました。
モグ「楽しい冒険だったね。その雪は雲の世界から作られているんだよ」
ミミ「そっかー、モグさん達の雲の世界と繋がって、あの雪になるんだね、すごーー」
その時でした。
モグ「ミミっ!見て!あっちっ!でた、でたよっ」




