音の島⑤
【フミスケと音の島⑤】
♢♢♢宿♢♢♢
次の日、2人に招待状が届きました。
フミスケ「フォルテシモ王からだ…今夜音楽…音楽コンサートがあるって」
ミミ「モグリっ行こうっ行こう!パクパクモグっ」
フミスケ「じゃ準備しに行こうっ」
ミミ「!まだっチーズケーキ食べてるでしょうがっ」
♢♢♢中心街♢♢♢
2人は買い物をしに街へ来ました。
フミスケ「シャツってやつ買わないと」
ミミ「食べれるの?」
フミスケ「服みたい…どこ売ってるんだろ?」
2人でシャツを探していると、大きな声で独り言を喋っている若者がいました。
「あっちの黒い壁の店にっシャツ売ってるってーーあとでー行こーっと」
フミスケ「!あっちか!ミミっあっちだ」
ミミ「今っ、アイス食べてるでしょーが」
フミスケ「なんでアイス買ってるのっ」
フミスケ達は黒い壁の店に行きました。
黒い壁の店 『clothes』 クローズ
フミスケ「えーと…くろざす」
ミミ「読めるの?」
フミスケ「ミミもおじいに習ったよ」
ミミ「あー落書きみたいなやつか」
2人が店の前で話していると、
店から、上下ビッシリスーツの渋いおじさんが出てきました。
店主「もしかしてフミスケ様とミミ様?」
フミスケ「…そうですけど」
ミミ「アイスちべたー」
店主「お待ちしておりました。音楽祭の洋服でございますね」
フミスケ「…はい。でもなんで?」
店主「おじい様より、お話聞いております。
本日は、私がコーディネートのお手伝いをさせていただきます。まずは店内へ…」
キイィ…
店主が店の扉を開けた瞬間、上質な革と布の香りがふわりと漂いました。
店内には、漆黒のスーツから純白の礼装まで美しく仕立てられた服が並び、
その隣には色鮮やかなマントが壁一面を彩っています。
赤色、青色、緑色、黒色、光を受けた生地は艶やかに輝き、静かに揺れていました。
フミスケ「うわ…えーと、お金かからないやつで…」
ミミ「服などいらんっ!食べ物に使うのだ」
店主「お金は、おじい様がお支払いになりますので、気に入った物をお持ち帰りください」
店主はわかりやすい言葉で伝えてくれました。
フミスケ「おおーおじいっありがとう」
ミミ「全部っ全部持ってくるのじゃー」
店主「フフフっおじい様から、ミミ様は全部と絶対言うから、ミミ様に似合う物をおすすめしてくれと言われてますよ」
ミミ「なんとっおじいっありがとっ」
フミスケ「楽なのがいいから白シャツだけで」
ミミ「翼みたいなこの布が良い」
店主「マントですね」
店内は賑やかに試着が進んでいきます。
店の外には、先ほどの大きな声の若者が店内を見ていました。
若者「よしっ店主っ!わしの事伝えたようじゃな」
あやしい若者は変身したおじいでした。
おじいの頭の中に声が聞こえました。
フォル「お主は出禁じゃっ帰れ」
おじい「うるせージジイ」
フォル「わーーまたジジイっわーー」
ドンドンドンっドドンっドドンっ
おじい「うるさっ」
フォル「永遠に太鼓の音っ聞かせたらーー」
おじい「おのれーーあきらめんぞーーー」
おじいは、急いで島の外に出ました。
フォルテシモ王↓↓↓
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