音の島③
【フミスケと音の島③】
♢♢♢フォルテシモ城♢♢♢
2人は街を探索する前に、フォルテシモ城に挨拶に行きました。
フミスケ「門っでかーー」
ミミ「あとで1番上のおたまじゃくし触りに行こうっ」
フミスケ「音符だよ…でもっあとで行こう!」
フミスケ達は大きな口を開けて、大きな門を見上げていました。
ここはフォルテシモ城、世界に愉快と調和ある音を響かせるために建てられた城。
2人は門をくぐると、
足音に合わせて音が生まれ、
城そのものが静かに呼吸するように響きました。
ミミ「ほらっ!踏むと音なるよ」
フミスケ「本当だー大勢で来るとうるさいね、きっと」
ミミ「うぉーーー」
ミミが走ると音も走りました。
ドレミファソラシドー
フミスケ「うるさーい」
2人は、音と共に長い廊下を進んで行くと、大きな扉があり隙間から光がゆっくりと漏れていました。
ミミ「あの扉光ってるよ」
フミスケ「行ってみよう」
一歩、また一歩と近づくにつれ、その光はますます強くなり、白く磨かれた床や壁を黄金色に照らしていきます。
そして、少し開いている大きな扉を抜けた瞬間に、光り輝く大広間が広がりました。
フミスケ「うわぁァァァァ」
ミミ「ピッカピカっ」
フミスケ「でかい青カーテンっ」
天井には巨大なシャンデリアが幾千もの光を放ち、磨き抜かれた床は鏡のようにきらめいています。
黄金の装飾が施された柱や壁は宝石のような輝きをまとい、会場全体が幻想的な光に包まれていました。
ミミ「これ取れるかな?バナナみたい」
フミスケ「それ金の装飾だよっ」
ミミ「白い柱に、フミスケって書いていい?」
フミスケ「やめてっ!」
会場から誰か近づいてきます。
「フミスケ、ミミじゃなっ!ようこそ音の島へ、幸せの神から聞いておるぞっ
ワシがフォルテシモじゃ、よろしくっ」
フミスケ「…!」王冠だ…音符だっ足が音符だっ
ミミ「ププっ変な…」
フミスケ「あーーゴホンっフォルテシモ王、しばらく音の島でお世話になります。」
ミミ「へへっ」
フミスケ「ほらっミミ!」
ミミ「お世話になりますっ」
フォル「フォルっフォルっまずはゆっくり旅の疲れを癒しなさい」
2人「ありがとうございます」
フォル「うむうむっではまた後で」
パチンっ
フミスケ「!……」
フォルテシモは会場の奥に歩いて行きました。
フミスケ「……」あとで1人で来なさいか…
ミミ「王冠ヒゲ長丸、足音符っ」
フミスケ「ププっ音の神様だから聞こえるよー」
ミミ「フミスケが言ってましたー」
フミスケ「うわっミミですっミミが言いましたっ」
簡単な挨拶が終わり、2人は音楽で賑わう街を抜けて宿に着きました。




