ギギ島①
【ギギ島①】
♢♢♢ギギ島♢♢♢
船は街外れの船着き場に着きました。
フミスケ達は船を降り街へ向かいました。
フミスケ「…」
ミミ「誰もいないね」
大きな街なのに人は歩いておらず、店は閉まっています。
しかし至る所で、泣き声やうめき声が聞こえました。
フミスケ「人はいるみたい」
ミミ「ううーって言ってるよっ」
フミスケ「触らなければ大丈夫なはず」
フミスケは、町の人に触れないように風を描き、ミミと自分の体の周りにまといました。
ミミ「ずっと涼しい」
フミスケ「体に触れられないように気をつけてね」
2人は街にギギの事を聞きに行きました。
みんな悲しくて、フミスケやミミの事を気に留める人間はいませんでした。
そんな中でも情報は集まりました。
どうやら町の発展の為に森を切り、森で変な生き物を捕まえたと教えてくれました。
話を聞いていくと、変な生き物を閉じ込めている家も教えてもらいました。
フミスケ「…」
ミミ「変な生き物だって、行こうよ」
フミスケ「…うん…大丈夫?」
ミミ「ちょっと見に行くだけ、変な生き物」
フミスケ「…気にはなるよね」
2人は変な生き物に会いに行きました。
2人「こんにちはっ」
ドンドンドン
ミミ「甲羅アタックっ」
コンっ
ドアをいくら叩いても、誰の返事もありませんでした。
2人は元気よく家の中に入って行きました。
ミミ「誰かーいますかーーおーい」
「……」
フミスケ「…奥でなんか聞こえる」
2人は部屋の奥にいる、カゴに入った生き物を見つけました。
ミミ「なんか喋ってるよ」
フミスケ「なんか喋ってるね」
ミミ「あれは巨大カメレオン!」
フミスケ「昔の恐竜だよ!きっと」
2人はカゴに近づきました。
ギギ「人間きらい、僕の森を壊した、悲しい…」
ミミ「こんにちは…」
フミスケ「君はギギ?」
ギギ「…うん」
フミスケ「僕はフミスケ、こっちはミミだよ」
ミミ「バナナ食べる?」
ギギ「…食べる」
ミミ「本当に?」
ギギ「うんっバナナ好き」
ミミ「…ぐぬぬっ」
フミスケ「あげなよ、ギギにあげる為に持ってきたんだよ」
ギギ「モグモグっバナナうまいっ」
ミミ「モグモグモグモグモグ」
ギギ「フミスケっカゴから出してほしい」
フミスケ「えっ…カゴの中にいろんな果物あるし、毛布引いてあったから家かと思った」
ギギ「開けて」
フミスケ「いいよ」
ミミ「ではその果物を」
ギギをカゴから出してあげました。
ギギは毛布にくるまり、果物を持ってカゴから出てきました。
ミミ「一個ちょうだい」
ギギ「いいよっ!」
ミミ「モグモグモグモグモグ」
ギギ「どうだ?」
ミミ「うましっ」
ギギ「この香りは森の果物だよ」
フミスケ「ギギっ森の話し聞かせて」
ミミ「ギギっ果物の話しもっ」
3人で果物を食べながらギギの事、森の事、動物やキレイな小川の事をたくさん教えてくれました。
フミスケもミミもたくさん笑い話をしました。
話していると、ギギも少しずつ笑うようになりましたが、森が壊された問題は解決していません。
フミスケ「これからどうするの?森も直さないと」
ギギ「…ギギの森」
ミミ「じゃーマミの所に行こうよ」
ギギ「…マミ?」
ミミ「ママだよっ山もあるよ」
フミスケ「…それとも人間だけ違う所に移動させようか?」
ミミ「なるほど」
ギギ「…」
フミスケ「ギギと動物と森をミミの故郷に移動したら、人間は悲病でいなくなる。
人間と和解しても森は戻らないし、解決方法は人間だけどこか移動させるしないよね」
ギギは毛布に包まりました
ギギ「……」
ギギは毛布と果物を見つめていました。
ギギは1人の少年を想いました。
ギギ「……」
捕まってから少年は、いつもギギに会いに来ていました。
毛布も毎日果物も少年がくれました。
楽しい話しもしてくれた、本も読んでくれた。
何もできなくてごめんねと言っていた。
ギギは少年のことはキライになれなかった。
ミミ「もしかして…果物を1人で食べようとしてる?ずっと見てるけどっ、もう一個ちょうだいっ」
ギギ「ププっいいよ食べな…この毛布と果物をくれた少年がいてね。会えなくなるのは悲しいって思ってね」
フミスケ「うーん…じゃあどーするの?よくわからないや、君は森や動物を守る神様だよね」
ミミ「モグモグ」
ギギ「少し時間をちょうだい、もうすぐ少年が来る時間なんだ」
ミミ「果物持ってくるかな、ゴクリっ」
フミスケ「じゃあ…僕たちは散歩してくるよ」
ミミ「くっ…なぜだっ果物がくるのにっ」
フミスケ「散歩しながら果物探そうよっおいしいのたくさんあるよ」
ミミ「おいしいの…うむっ行こう」
フミスケとミミは散歩に出かけました。
ギギ↓↓
https://51857.mitemin.net/i1206191/




