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ミミとフミスケの大冒険  作者: 言葉屋


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13/99

始まりの海冒険①

【フミスケ海①】


♢♢♢海♢♢♢


船に乗って海の冒険が始まりました。

フミスケ「初めての船っ初めての海冒険っ」

ミミ「海に浮いてるー変な感じっ」

フミスケ「風吹かせたらスピード出るかなぁ」

ミミ「やってみようっ」

フミスケは帆に向かい風を描きました。

ゴォバザァバタバタっ

ブワァァァッ

帆いっぱいに風を受けた船は、海を切り裂くように前へ飛び出し、どんどん進んでいきます。

船首から白い飛沫が弧を描き、青い海が次々と後方へ流れていきます。

ミミ「うわぁーーはやーーい」

フミスケ「風ー風ーー」

ゴォォォォ

帆を押す風は勢いを増し、船体は波の上を滑るように駆け抜けます。

遠くの水平線がみるみる近づき、背後の景色は小さく消えていき、フミスケとミミは大喜び。

風をつかんだ船は止まることなく、ただひたすら前へ進んでいきました。

フミスケ「進めー進めー」

ミミ「海ー最高っー」


➖10日後➖

フミスケ「…」

ミミ「フンっフンっ」

船首でミミ体操をしている姿を、もう10回以上は見てるフミスケ。


フミスケ「まぁ…海には海しかないなー」

フミスケは、辺り一面を見渡して海の広さを感じました。

フミスケ「いったいどこ行けばいいんだ?」

フミスケはボーとイヌワシや魚を描いていました。

フミスケ「なんか…冒険探して来て」

ワシや魚は何度も描かれて冒険を探していました。


ミミ「ぺっぺっ」

船の中からミミの声が響きます。

フミスケ「なにっ?」

ミミ「このご飯粒っ変な味したっ」

フミスケ「やめなよーいつのかわからないの食べるのー」

ミミ「ニヤリっ」

ミミは日傘の下に移動して、

寝転びながらバナナを食べて笑いました。


➖次の日➖

ミミがお腹を壊して熱を出しました。

ミミ「ぐぬぬ…たすけてー」

フミスケ「…拾い食いだね」

ミミ「…ぐぬぬ、心当たりしかないっ」

フミスケはミミのリュックから青い石を取り出しました。

♦︎青い石♦︎

海で造られた魔法の石、海水つけるとマミが持っている青い石と通信できます。

声も聞けて顔も見れます。

海は繋がっているので海にいる限りどこでも使用可

♦︎♦︎♦︎


フミスケ「えーと、たしか海水を…」

海の水をかけると石が青く光り出しました。

フミスケ「マミさーん、マミさーん…いますかー」

マミ「…はーいっどうしたのー」

フミスケは事情を説明しました。

マミ「薬作って、お魚に届けさせるから」

フミスケ「はーい」

ミミ「フッフッフッ!これでまた熱出ても大丈夫…フミスケよ薬を描くのだ」

フミスケ「…フゥー」

大きなため息をつくフミスケ

フミスケ「ミミ…薬の絵は描けるけど、体にどうやって効いていくかわからないから、薬は無理かなー」

ミミ「ガビーンっ」

フミスケ「なんか食べる?」

ミミ「バナナをくださいっバナナをくださいっ」

フミスケ「食べたら、安静にして寝なさい」


♢♢♢


しばらくしたら薬が届きました。


「お待たせーうちの姫どう?」

首に救急箱をつけた大きなマグロが来ました。

フミスケ「ああー薬ありがとうっ」

マグロ「病気かぁ?海で流行ってるのかなぁ?」

フミスケ「大丈夫っ拾い食いしただけだよっ、描いた食べ物は腐らないから、島からもってきた食べ物だね」

マグロ「うわーマジかぁー」

マグロも笑ってました。


♢♢♢


こうして、薬でミミは元気になりました。

しかし副作用で顔がむくんでパンパンっでした。

フミスケ「ミミっ顔でかくないっ?」

ミミ「モグモグ…そう?」

フミスケ「ハッハッハ」

ミミ「ぐぬぬっ」


海に映る顔を確認するミミ

ミミ「波の揺れでは?」

フミスケ「違うよーパンパンだよっ」

ミミ「ぐぬぬぬ」

フミスケ「そういえばマミさんがむくむわよって言ってたけど、顔だけなんだねっ」

ミミ「モグモグっバナナをくださいっ」

フミスケは大笑いするのであった

今日も2人は楽しそうです。


♢♢♢


ある日…

「フミーフミー大変だっ」

見回り中のイヌワシが戻ってきました。

ワシの話では、この先の島で

悲しみが止まらない『悲病』が生き物を襲っている。

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