2ページ目 天地創造について
大陸と国についての説明を終えたので次は歴史の話をしていきたいと思う。と、言うかこっちが本編だけどね。
では早速、人類の歴史を語るならば、まず我々が足を付けているこの大地、そして遥かなる星々の歴史についても語らなけばならないだろう。
なんだか壮大な話を小難しく書くけど、時折分かりやすく注釈を入れるから、途中で飽きずに最後まで読んでほしい。お願い。
この地に人が生まれたのは、遥か太古と言われている。
太古の昔、我々は他のこの世界に満ち溢れる人類以外の生物と同様に、かの神により創造された。もちろん、このアリアト大陸も同様にかの神によって創造された物の一つである。
ではどうやって創造されたのか。それについてここに書いていく。
かの神はまだ闇しか無かったこの世界に、光と共に外から現れ、新たな空間を作りこれに宇宙と言う名を付け、次に宇宙を照らす照らす為の光る星々を作った。そして、最後の仕上げとして、マナの塊である惑星を作った。
宇宙が作られた後、かの神はこれら宇宙創造によって失った力を取り戻す為、その身を休ませる場所としてこの宇宙の中心に月を作った。
地球はこの頃まだ水のみで出来ていて、大陸は存在せず、また月の隣には無かったが、神は自らがまだ成し得なかった事を自らの創造物に託す為に地球を月の隣に置くと、水の塊だった地球に月の欠片を落としてこのアリアト大陸を作り、その地に「第一の子ら」を作り、彼らの道しるべとして、「御助言記書」を残し、長き眠りについた。
はい、はい、ここで注釈ね。これを読んでいる人達は地球ってわかるかな。たぶん君たちも足を付けている大地のある「惑星」っていう奴なんだけど。
分からなかった時のために詳しく説明すると、惑星は楕円形をした水の塊の事で基本的にマナで構成されている。大陸って言うのはその水の塊に浮かぶ土や岩の塊の事。まぁ、さすがに常識中の常識だし、文字を読めるだけの文化レベルがある人類諸君なら、そのぐらい分かってるよね。
光る星々っていうのは、太陽を表す古い言い回しで、私の時代の人間はまず使わないかな。
宇宙っていうは、簡単に言うと空の先にあるのが真っ暗の事。夜空を想像すると分かりやすいかも。もし、宇宙が無いならたぶん空もないし、空が無いならたぶん太陽もマナもないよね……。こればっかりは説明が難しいから、とりあえず理解できなかったら忘れていいよ。
次は月について、これは少し天文学的な話なんだけど、私たちの空の先、さっき言った宇宙には月っていう物体があるんだ。白くて球体ですごく大きい物体。
宇宙はあの月を中心にできていて、太陽も地球も月の周りを回っているんだ。
それで次の次は第一の子らについてなんだけど、詳しくはこの後説明するから省くけど、御助言記書については語っておこう。
御助言記書は、かの神が第一の子らに送った予言書でこの世界がどうやってできたのか、とかが書かれている書物だよ。さてこれで注釈おしまい。
斯くして生まれた地球と大地には「第一の子ら」家や集落を作り、文化を発展させるなど、現在の人類同様の営みを行っていたことが遺跡の探査や「御言勅人記書」の記述により判明している。(端に、御言勅人記書って言うのはかの神が人類に与えた予言書! と書かれている)
遺跡調査の結果、彼ら「第一の子ら」は我々人類より高度な技術力を持っていたと推測されており、現存する「第一の子ら」の遺物は古代先住遺物と呼ばれる。
かつて「第一の子ら」は繁栄の限りを尽くしたと考えられており、アリアト大陸全域にわたって遺跡と遺物が発見されている。




