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平穏と静寂な日々

またまた、どうも須走颯斗です。仕事中は、何事も、トラブルなどがないよう平穏日々を、望んでいますが、俺の本質はただただ静かな時間や空間を好む男です。独りで山や川、冬の海誰のいない所を好みます。飲み屋はアンティークBARなのですが、仕事の付き合いで居酒屋に行くことがあります。気丈に振舞っても居心地が悪く、どうしても隅っこに行くくせが治りませんし下戸だと公言し、烏龍茶しか飲まず。二次会のカラオケも音痴過ぎて人前では、歌えない等とあれやこれやと言い訳をし行きません。何故なら静寂な場所を体が求めてしまい。いつもの店に行きたいからですが、その店に他の客がいた場合、ファクトリー内に貯蔵したウィスキーやバーボン一応カクテルカウンターもあるので自分でカクテルを作り飲みます。兎に角独りで飲みたいと言うのが本心で、会社仲間と飲む時は、バイクのこともあるので酒は飲まずソフトドリンクで凌ぎます。愛想笑いを身につけてからこの手の誘いが増えました。あくまでもカムフラージュしている自分を演じ、家では孤独とバイクを愛す。男なのです。そうなったのには、色んな過去、悪意ある裏切り、諸々有りました。今生きてるという実感はお客様や自分のバイクをいじったり作ったりしている時だけです、「5番でお待ちのお客様作業が終わりましたのでピットカウンターまでお越しください」と俺はアナウンスをして愛想笑いを振りまきながら仕事をこなし閉店後に部品の在庫チェックや自分の工具の確認してから帰る店長は「またのこっていたのか?」と聞いてくる俺は「メカニックの商売道具を蔑ろにできませんから!」と、工具入れをなぞる。店長は「須走君、君、実は人が嫌いだろ?どちらかと言えば、メカと会話する生粋の技術屋だよね?」と言われた俺は「仕事の時は、お客様のバイクを預かり安全なライディングを楽しんでもらいたいと願いながらやってます。普段俺個人は、仕事に差し支えないように自分のバイクを整備したり作ったりして居ますよ。」店長は「やはりね?どこか君は人と距離を置く癖があると見えたんだよ?少し飲みに行かないか?もちろんサシでだが?」俺は「分かりましたお付き合いしますその代わりバイク置いてきてからではダメでしょうか?」店長は「良いよ飲酒運転はさせられないからね!」俺は「どこで待ち合わせます?」店長は「君はサインをやっているかね?」俺は「アカウントは有りますが殆ど使いませんね極小数の人間だけですよ知ってるの?」店長は「うちの女子バイトにはかなりの人気有るのに誰とも?」俺は「メカニック班の連絡用で使いますが個人的には使いませんね?」と答えた。店長は「なら、私個人のは既読してくれよ?」俺は「もちろんですあとそれと店は俺の近所でいいですか?良いBARがありましてご紹介しますよ。」と言ったこれが初めてのことである。俺は「バイクまたは車は家に止めてください。歩いてすぐですから」と言った。店長は快く承諾した。いつも行くBARに立ち寄ったマスターが「いらっしゃい」と挨拶をする俺は、指定席のようにいつも座るカウンター席に着く店長は、その右どなりに座った。俺は「いつものロックで店長は何にします。」店長は「やはり下戸て嘘だったんだな。私もロックで!」マスターは「畏まりました。」と言って作り出す。店長は「なんで、店では明るいのに?ここじゃ静かなんだい?」俺は「本来の俺はこっちなんすよ接客業は、基本明るく、元気に、がモットウでしょ?」店長は、「そうだね」俺は「ですから演じているんですよ。処世術って奴です。」店長は「つらくないか?」と聞く俺は「同じ搾取されるなら俺の時間を対価に給料もらった方がマシですわ、俺はガキの頃から対価なしで搾取されてきましたから、今が楽しいんですわ、例え演技であっても、休日は俺の理想の一台の為に時間を費やし走らせるメリハリのある時間は華やいで今までの時間の浪費が嘘みたいですよ。」店長は「颯斗、お前は、人との線引きや壁を作る事で自分の心を守ってきたんだな?と言うことは、俺には少し心開いてくれたのかな?」俺は「じゃなきゃこの店には来てませんよ。ここ誰にも教えたことないので。」店長は頭を乱暴に撫で「そうかそうか嬉しいいぞ俺は、」と満面の笑みを浮かべ笑った俺もつられて笑ってしまった。次の日も店長とはピットの改善案で、店長室で話す。後はピットクルーのシフトの相談などなど詳らかに話した。店長は「おい、颯斗お前俺の補佐になれよ?」と突然言われた。俺は「どう言う意味ですか?」店長は「副店長になれ上層部は話つけてあるあとはお前次第だが、なってくれたらうれしいのだが?」俺は「メカ屋ですよ?ピット全体は見れても店内は見れませんよ。」と言った店長は「それでいいじゃないか?人間得手不得手ってもんがある店内は俺が工場はお前が、役割分担って奴さそれにな、メカニックのお前への信頼も熱いの知ってたか?暇な時は自分の工具を手入れして、手が空いたらピット内の掃除してピットの備品もちゃんとしてわかりやすい様に番号と部品名書いたネームシール付けて新人でも間違えないように気を配る今までそんな奴居なかったんだよ」俺は「それで離職率が多かったんですね?」店長は「それだけじゃない。指示が曖昧で違う部品持ってきたら叱責して後進を育てようとしないバカばかりだ。お前は小さな革命を起こした。お陰で後進が育ち今じゃ頼れる先輩になったんだぞ。」俺は「あの散らかりようは異常でした工具も投げっぱなし部品も整理されてないからごちゃまぜ、おまけにピット内は汚いまま、整備士ならもっと自分の道具は大事にする物です。ある意味自分の手足なのですから。一流のメカニックは音や指先の感覚で分かってこそ二流は、直すだけでなく、返納する際汚れを落としてやることが出来る人、それ以下は三流、自分のミスを他人に押し付けるやつは、整備士失格だと思っています。」と持論を述べたそうして閉店まで話した。その結果俺は副店長が確定したのである。

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