アマネスクの町に到着、足が棒のよう
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日が傾き始め、太陽が目線と同じ高さに来る頃
「(そういや思い出したわ)」
一面クソ緑。変わり映えしない景色と柔らかい地面の連続を歩ききった俺の脳内に思い出される記憶。一駅分歩いた後『必ず席に座りたくなる』ってこと───めっちゃ足痛い
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「(流石に今日はこの町で宿を取ろう)」
さてもさても足が痛くて敵わんときた
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アマネスクは何というか、普通の町並みをしている。これと言った目立つものもなければ特徴的な家の作りをしているわけでもなし
完全に陽がくれる前に宿を決めることにしたが、どこも『銀月』と比べてかなり値が張っていた。背に腹はかえられぬということで宿へと向かった
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『2泊ね、ごゆっくり』
「(マジかよ)」
宿が決まりはしたものの、この前の稼ぎが殆ど消えた。いや、そもそも黒依頼の報酬はどれもこれも安価なものばかりだったから仕方ないと言えば仕方ないが
明日にでもメガスライムの討伐に向かうべきだろうか
「(てか腹減ったな)」
そんなことを考えていると腹の虫が鳴った。携帯食は温存しておきたいし、かと言って食べないのはなぁ
『何だ兄ちゃん腹減ってんのか?
ならここは麺類が"とに、かく"美味いぞ』
「(人の気も知らないで)
何処かおすすめはありますか」
あぁ〜食欲には勝てねぇわ
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『うどん一丁お待ち』
「頂きます」
箸を手に取り慣れ親しんだうどんを啜る。出汁の香りとコクのよく聞いたスープが疲れた身体に染み渡る。空腹も相まって番組始まって食べたもん中でいっちゃん美味い
「すいません、うどんお願いします」
『はいよ』
てか、箸あんのな。演出家さんヨォ、ちぃとばかし気を抜いてんじゃねぇの
「店長はイーシェンの人?」
『いや、修行にはいったけど、生まれはここだよ』
「へぇ、どんなとこですかね?」
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腹一杯食べれて満足、イーシェンについて知れてお得なひと時だった。明日からまた頑張れる活力を補充したところで宿屋へと戻る
「あオッちゃん、麺めちゃくちゃ美味かったです」
『いける口だったか、お勧めした甲斐があるぜ』
豪快に笑う宿屋の受付さんに一声かけてから借りた部屋に入へ向かう
ふかふかのベッドに倒れ込むようにして入るとドッと疲れが寝具に吸い込まれる感覚を受ける。風呂入れてない、濡れタオルで拭き取る気にもなれないがなんか雑に気分がいいから明日の自分に任せよう
寝心地が最高なんだ
「(明日の自分に丸投げ)」




