428.
【☆★おしらせ★☆】
あとがきに、
とても大切なお知らせが書いてあります。
最後まで読んでくださると嬉しいです。
結局、私は早々に考えるのを放棄し、子狐の面倒はすべて吹雪に任せることにした。私は完全におまかせスタイルである。
「くぅ……」
やがて目を覚ました子狐が、心細そうに小さく鳴いた。
「お腹がすいてるんじゃな。よしよし」
吹雪は手慣れた様子で素早くミルクを用意すると、子狐の口元へそっと運んで手早く飲ませ始めた。ちゅうちゅうと一生懸命にミルクを飲むその姿は、破壊的なまでに愛らしい。
(かわいすぎる……)
私が少し離れたところからデレデレと眺めていると、脳内に呆れたような声が響いた。
『まじマスター、なんもしないっすね』
「しゃらっぷニート」
真理からの鋭いツッコミを、私は冷たく一蹴した。
そうこうしているうちに、お腹がいっぱいになった子狐は「ふすー、ふすー」と幸せそうな寝息を立てて再び眠りについてしまった。
吹雪が優しく頭を撫でて「よしよし」と寝かしつける姿は、完全に熟練の母のそれだ。
「ふぅ……ねえ吹雪、私も抱っこしても良い?」
あまりの可愛さにたまらず手を伸ばすと、吹雪はパシッと私の手を払い除けた。
「いかん。あんた力強すぎるじゃろうが」
「だ、大丈夫だし! うっかり力余って踏み潰す、みたいなことにはならないし!」
「だめじゃ。まったく信用ならぬ」
吹雪は大事な子狐を守るようにぎゅっと抱き込み、ジト目で私を睨みつけてきた。
無能の血の馬鹿力が、こんなところで仇になるとは。
「どいひー」
私は理不尽な扱いに唇を尖らせ、ぽかぽかと暖かいリビングの真ん中で、ただ一人いじけるほかないのだった。
【おしらせ】
※3/8(日)
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