427.
【☆★おしらせ★☆】
あとがきに、
とても大切なお知らせが書いてあります。
最後まで読んでくださると嬉しいです。
ぽかぽかと暖かいログハウスの中。吹雪の腕に抱かれた小さな子狐は、すっかり安心したのか「くぅくぅ」と可愛らしい寝息を立てて眠っている。
「で、どうしよう」
すっかりやることがなくなった私は、リビングのど真ん中でただの棒立ちになっていた。
「無能~~~~~~~~~~~~っ」
すかさず真理が、人を小馬鹿にしたようなねっとりとした声で煽ってくる。
「やかましいわ」
私がジト目で睨みつけると、真理はやれやれと大げさに肩をすくめ、わざとらしくため息を吐いた。
「はーあ。これだから、力しか持たない無能の血は困るんですよねぇ」
「なんだよ、その無能の血って」
私が聞き慣れない単語に首を傾げると、真理はまるで昔話でも語るかのように人差し指を立てた。
「むかーし昔。創造の神ノアールと呼ばれる存在がいて、そいつと竜の女神とが結婚し、作られた魂があったとさ。そんで、その魂はとんでもない力を持つ代わりに、とんでもなくバカっていう致命的な欠点を抱えてるんですよ。それが、無能の血を継いでる人たちってわけです」
「ほぉん、厄介ねー。とんでもなく強いのにバカって、一番駄目な組み合わせでしょ」
「まったくね……」
真理は深く同意するように頷き、なぜか私から視線を外し、何もない虚空(読者がいるであろう方向)に向かって語り始めた。
「この作品に多く出てくる、強いのにバカな連中は、みーんな無能の血を継いだ無能血族ですからね。神から直接魂を授かってるから、無駄に強いのよ」
「……誰に向けて喋ってんの、真理」
私の困惑を完全にスルーし、真理の怒涛のメタ発言は止まらない。
「ギデオンとか、寧子にゃんとか、うちの女主人公は大体無能の血持ちね。ミシェルが例外ってところかしら。あ、あとソフィアも、祖父のヴィルが無能の血だから、少し血を継いでるわね」
「だから何の話しとんじゃお前は……」
私はこめかみを押さえ、突如として始まった他作品のキャラクター名まで飛び交う壮大なメタ解説に対し、呆れ果てたツッコミを入れるほかないのだった。
【お知らせ】
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