第42話 【ラスボス戦】竜神殺しの戦士、オルギウス
光の中を抜けると、城の内部に出た。なぜ城だと思ったかと言えば、広間の奥に玉座のような物があったからだ。
その玉座には、鎧騎士が座っていた。細身の鎧にフルヘルム。腰に巻いた布……古代文字の刻まれた剣を地面へ突き刺し、ジッと俺の事を見つめる戦士が。
そいつがゆっくりと立ち上がり、剣を引き抜く。そして何事かを呟くと口の前に小さな魔法陣が浮かび、日本語を話し出した。口の前に魔法陣? 言語を翻訳する魔法でも使ったのか?
「ふむ。女神様のお告げ通りだな。本当に我が夢へ戦士が舞い込んだ」
その声は女の声だった。だが、その綺麗な声とは裏腹に、その威圧感は凄まじい。一挙手一投足に一切に隙がない。何者だコイツ……?
『嘘だろ……あの剣、あの鎧……最後のボスは戦士オルギウスなのか……?』
「え、誰ですかそれ?」
『私達の世界の人間だ。あの手に持つ『聖剣アスカルオ』を使い、竜神を倒したという伝説の戦士。時空の歪みはそんなヤツも引き寄せたのか……?』
聖剣アスカルオ? 竜神? なんかとんでもなく強そうだな。
「あの剣は魔法をも喰らうと言われている。人間だが、その戦闘技術も相当なはずだ」
……今までのような本能的な攻撃モーションじゃなく、最後はガチの対人戦で勝たなきゃいけないってことか。
意思疎通は取れるみたいだしな。一応聞くだけ聞いておくか。
「オルギウスさんよ、オレはエモリアの魔除けが欲しいだけなんだが」
「知っている。これだろう?」
オルギウスが懐から小さな装飾品を取り出す。円形のプレートに緑色に輝く異世界文字が刻まれた品。オルギウスはそれを俺に見せると、その手で魔除けを握りしめた。
「これは女神様から賜ったものだ。夢の中の戦士よ、欲しければ私を倒してみせよ。私は心躍る戦いを何よりも望んでいる」
「……やっぱりそうなるかよ。まぁ、俺も元からそのつもりだったがな!!」
左腕の精神の盾を構え、ショートソードを引き抜く。武器を構えるとオルギウスは嬉しそうに笑った。
「良いぞ。貴殿も私と同じ気性か。ならば……心ゆくまで殺し合えるな!!!」
オルギウスが大地を蹴る。速度は俺と同じ。なら、技量と手数での戦いって訳だ。最後にしてど王道なボス……俺も燃えて来たぜ!
「リレイラさん!! ヤツに特殊な攻撃はありますか!?」
『伝説ではヤツは動物を使役していたと聞いている。召喚魔法を使うかもしれない、気を付けて!』
リレイラさんが言った直後、オルギウスが右拳を胸の前に構える。ヤツの周囲に魔力の渦が巻き上がる。同じ人間と言っても俺とは比べ物にならないほどの魔力量。異世界人なだけはあるか。
「私も全力を尽くそう!! 来い!!」
オルギウスの威圧感は凄まじく、全身にビリビリと振動が伝わる。ヤツは、右手を前に突き出し魔法名を告げた。
「郡狼召喚!!」
直後、3匹の霊体狼が出現した。散々襲ってきた霊体モンスター……対処法は分かってる。悪いが速攻でやらせて貰う!
「ラァ!!」
エマージャクスを叩き付ける。地面から波紋のように広がる衝撃波。それに触れた瞬間、狼達が実体化する。
「実体化の能力……特殊武器か!」
「テメェは魔法使うんだから卑怯とは言わねぇよな!!」
ナイフを投擲する。最初に飛びかかった狼が額にナイフを受け、地面へ倒れ込む。ショートソードへ持ち替え、ジャンプ斬りでもう一体を真っ二つにする。背後に感じる殺気。振り向き様に裏拳を放ち、背後から飛び掛かろうとしていた狼を弾き飛ばす。狼が起き上がる前にショートソードを叩き付け、その首を落とした。
「はははははは!!! この程度の余興は無意味か! ならば心ゆくまで打ち合うとしよう!!!」
オルギウスが笑い声を上げて懐へ飛び込んでくる。放たれる剣撃。速い……!? 今までの人型モンスターの比じゃねぇ!?
精神の盾でオルギウスの一撃を防ぐ。しかし、一撃で精神の盾が砕け散ってしまう。
「マジかよ!?」
「本気で来い!! 死にたくなければな!!!」
半身を逸らして追撃を躱す。それでも避けきれず、ヘルムにビシリと亀裂が入る。咄嗟に斬撃を放とうとするが、オルギウスに蹴り飛ばされ態勢を崩してしまう。
「ぐぅ……!?」
「おい! 貴殿の腕はその程度か!!! ガッカリさせないでくれよ!!」
オルギウスが剣を振りかぶる。そこへ体当たりして態勢を崩し、ショートソードを袈裟斬りに放つ。ヤツは、地面を蹴って俺から距離を取った。
「ううん? 思ったよりも未熟だな貴殿。女神エモリア様から我が聖剣を受け継ぐ者と聞いていたのだが……」
首を傾げるオルギウス。剣を引き継ぐ? なんのことだ?
「さあ来い! 貴殿には何かがあるはずだ! どんな手を使ってもかまわぬぞ? 私の魂を熱く焦がしてくれ!!!」
両手を開いて俺を挑発するオルギウス。コイツ、ヤベェヤツだな……だが、腕は間違いない。というか、少し打ち合っただけで分かる。俺より圧倒的に強い。
だけどな、俺もここで引き下がれねぇんだよ。お前を倒してこのダンジョンをクリアしてみせる!
ショートソードからクロウスラッシャーへ持ち替え、両手で回転させる。
「俺も本気で行かせて貰うぜ!!!」
「来い!!! 私を楽しませてくれ!!!!」
右手のチャクラムを投げ付け、すぐさまチャクラムを追加、2枚のチャクラムを回転させる。ヤツが地面を蹴ってチャクラムを回避したタイミング、そこを狙って2枚のチャクラムを投げる。
「ははは!! 面白い!」
オルギウスが聖剣でクロウスラッシャーの1枚を叩き割る。ヤツに生まれる隙、ショートソードを引き抜き、ジャンプ斬りを放った。
「うおおおおおあはははは!?」
紙一重で斬撃を避けるオルギウス。ヤツは楽しそうに笑った。
「ははっ!! そのような隙の大きい技を使うとは貴様は狂っているな!!」
「うるせぇ!!」
連続で斬撃を放つ。ヤツはそれを紙一重で躱し、聖剣でいなし、クルクルと回転しながら攻撃を避けていく。その動きは洗練されていて、命懸けの戦いの中に美しさすら感じた。
「オラァ!!!」
何度目かの斬撃を放つ。ヤツが攻撃を回避し反撃に転じる。ここなら罠にかけられる。俺はマジックバッグからアイテムを取り出した。
「ゆくぞ!!!!」
オルギウスが踏み込むのに合わせてヤツの右足へスライムキューブを投げる。ヤツの右足がブチュリとスライムキューブを踏み付ける。瞬間、中の粘液が硬化し、オルギウスが足を取られた。
「なに!?」
「貰ったぜ!!!!」
ショートソードでオルギウスの首を狙う。切先がヤツの首元へ触れる瞬間、胸倉を掴まれ、投げ飛ばされる。バランスを崩しながらもなんとかブレイズナイフを投擲。ヤツは、左手でナイフを受け止め、地面へ捨てた。
「ははっ、そうか。貴殿は搦手の方が得意か。それもまた良し」
「油断してんじゃねぇよ!!!」
間髪入れずアキドゥスフィアを投げ付ける。ヤツがアキドゥスフィアを縦に一閃。アキドゥスフィアは中の酸ごと真っ二つに切り裂かれ、ヤツを避けるように酸が周囲へ飛び散った。
「ふむ、喰らっていれば私の美しい顔が台無しになっていたな」
コイツ……アイテムの性質を一目で見抜きやがった。ベテランどころじゃねぇ。天才的な戦士としての勘、嗅覚……リレイラさんが伝説の戦士だというのも納得だ。
ヤツの背後に壁から跳ね返って来たクロウスラッシャーが見える。ヤツの勘の鋭さなら気付れるだろう。ここは攻めた方が良さそうだな。
「うおおおおおおお!!!」
連続でショートソードの斬撃を放つ。
「はっはっは!! 太刀筋は未熟だが、見どころがあるぞ!!」
俺の斬撃を全て聖剣で弾き返すオルギウス。マジかコイツ、この場から動けねぇはずなのに……強いなんてもんじゃねぇ……!!
心臓が高鳴る。俺の中で何かが湧き上がる。ダンジョンを攻略している時の喜び。その全てが今この瞬間に詰まっている気がする。
「中々良い動きになったではないか!」
「うるせぇ!!!」
横目でクロウスラッシャーを見る。チャクラムはヤツのすぐ背後に迫っていた。アレが当たれば……。
「その攻撃、私の意識を逸らす為か」
オルギウスが俺のヘルムを殴り付け、2枚のチャクラムを避けてしまう。そして、そのまま剣を大きく振りかぶった。
これも避けるのかよ……!?
振り下ろされる聖剣。咄嗟に後ろへ飛ぶ。しかし、間に合わず肩から胸にかけて鋭い痛みが走る。次の瞬間、血飛沫が目の前に広がった。
「ぐあああああああああああ!!?」
『ヨロイ君!! 嫌……いやあああああ!!!」
真っ赤に染まる視界、リレイラさんの悲鳴。咄嗟にショートソードを振るって距離を取った。
「惜しいな……踏み込めなかった分トドメを差しきれなかったか」
「はぁ……はぁ……」
警戒しながら回復薬を取り出し、傷口にかける。ジュワリと煙が湧き立ちなんとか血は止まった。だが、ひどい痛みだ。体を動かす度に激痛に襲われる。
『ヨロイ君……ダメだ……ダメだ……』
リレイラさんの声が震えている。その声を聞いて俺は……。
俺は……。
「ごめんリレイラさん。俺、やめられない。あんな強いヤツと戦ったのは初めてだから」
全身の血液が沸騰しそうなほど熱くなっている。やめられない。こんな強いボスと戦っているのにやめられる訳がない。俺は勝つ。絶対に勝つ。勝ってリレイラさんの元に帰る。
「俺は勝ちます……!」
リレイラさんは何も言わない。しばらくしてからポツリと呟くように言った。
『……死んだら怒るから』
「リレイラさんは怒ると怖いからなぁ……絶対死にませんよ」
俺達が話している間に、オルギウスが地面を一閃する。するとヤツの足元が瞬時にして吹き飛び、スライムキューブの拘束から自由になった。
「粘着液を取る為に地面破壊するとか無茶苦茶かよ」
「仕方ないだろう? 右足が使えぬままでは勝負はできん。ま、貴殿が回復する時間をくれてやったのだ。許してくれ」
ヤツが剣を下段に構える。考えろ。ヤツの剣速、太刀筋、技術……全て俺を上回っている。格上のアイツを倒すには、俺の持つ全てを使わなければならない。考えろ俺、考えることだけが……俺が唯一勝てる可能性を秘めている。
ショートソードを構える。ジリジリと間を詰め、2人同時に踏み込んだ。
「うおおおおおおおおおお!!!!」
駆け出しながら左手で最後のチャクラムを投げる。
「その攻撃は既に見たぞ!!」
ヤツがチャクラムを叩き割った瞬間を狙って2本のブレイズナイフを投擲。が、ヤツは凄まじい剣速でそれ全て弾いてしまう。そして、俺の懐へと一気に踏み込んだ。
「死ね!!!」
オルギウスの斬り上げが俺を狙う。ショートソードでなんとかいなして剣撃を放つ。しかし、俺の剣撃はヤツに届く事は無く、ショートソードが弾き飛ばされてしまう。
「終わりだ!!!」
エマージャクスを抜き、ヤツの斬撃へ向けてヘッドを叩きつける。弾ける衝撃波。なんとかヤツの剣撃を受け止める事に成功する。そのまま両手でエマージャクスを握りしめヤツを押す。
クソ、ビクともしない。俺とは体幹の鍛え方が違う。オルギウスの剣を押し返していると、ヤツは笑った。
「未熟だがそれを補うセンスがある!! 良いぞ!! 楽しくなって来た!!」
「ぜってぇアンタを攻略してやる!!」
エマージャクスで回転斬りを放つ。ヤツがバックステップのモーションに入った瞬間エマージャクスを投げ飛ばす。
「ふふっ!! これはマズイ……!? 死ぬ死ぬ死ぬ!!!」
空中で無理やり体を逸らしてエマージャクスを避けようとするオルギウス。しかし、完全には避けきれず左肩にエマージャクスが突き刺さった。
「ぐああああああああはははははははは!!! 良いぞ!! 実に良い! 最高だ!!!」
着地と同時にオルギウスが飛び込んでくる。シャドウソードでそれを迎え撃つ。ヤツはエマージャクスを肩から引き抜き、連続でアスカルオの斬撃を放った。それをシャドウソードで受け止めていく。左腕が使えなくなった事で威力は落ちたものの手数でそれをカバーする気か。
「ははははははははは!!! 死ね死ね死ね!!」
「テメェが死ぬんだよ!!」
ヤバい。俺、今笑ってると思う。こんな命がけの戦いで、相手が圧倒的に強いのに。それが楽しくて仕方ない。ヤツの弱点が無いか、あの完璧な動きに隙は無いかを見つけたくなってしまう。
楽しい。俺は今生きてる。最高に強い敵を前にして、好きな人に見守られていて、ソイツに勝つ為に思考を巡らせている。
他人が見たら頭がおかしいと言われるかもしれない。
「でも」
最高だ! 家にいた時じゃ……あの狭い部屋にいた時じゃ絶対に味わえない感覚!! 俺が生きている証明!! それはここにある!! 俺は生きている! 生きていていい!! 俺はコイツを攻略する為に生まれた!! ここが俺の生きる場所だ!!
「その首取って一生愛してやろう!!! 愛している!! 愛しているぞ!! 私の為に死んでくれ!!」
「悪いが俺には待ってる人がいるんだよ!!」
「ははは!! 振られたか!! それもまた良し!!」
斬撃の速度が上がる。受け止めるが、全ては受け止めきれず、鎧に斬撃が刻まれる。全身に傷が増えていき、至る所から血飛沫が上がる。タイミングを測って反撃の一撃を放つ。しかし、ヤツはシャドウソードの斬撃をヒラリと躱して反撃を放ってくる。
クソッ、大振りじゃ当たらねぇ……! シャドウソードじゃ無理か。何か無いか? 最小の動きでヤツに致命傷を与えられる武器は……?
斬撃を受け止めながら考える。クロウスラッシャーもブレイズナイフも防がれた。アキドゥスフィアもスライムキューブもだ。他に無いか。他にアイテムは!?
何か無いか? 何か……!?
待てよ。
まだ使って無いアイテムがあったな。地面を砕くアレなら……!!
チャンスは一度だ。飛び込んで、叩き付ける。それしかない。失敗したら死ぬ。気合い入れろ……!!
バックステップで距離を取ってマジックバッグに手を入れる。目的のアイテムを左手に2つ握り込む。それとほぼ同時にオルギウスが飛び込んできた。
「死ねぇ!!!!」
ヤツの剣撃に自分から飛び込む。目の前に迫る聖剣の刃。それが真っ直ぐ俺の首目掛けて飛んで来る。
避けろ。
体勢を低くする斬撃の下へ。潜り込め。
「自ら飛び込むだと!?」
もっと低く、もっと。もっとだ……!
スローモーションの世界の中、ヤツの切先が目の前に迫る。
避けろ……! 攻略するんだろ? 帰るんだろ? リレイラさんの所に……!!
だから。
「避けろおおおおおおおおお!!!」
つんのめるように斬撃の下へ滑り込む。オルギウスの一撃は、俺のヘルムを掠って火花を散らした。そのまま肩で体当たりしてヤツの胸に掌底を叩き込む。
「うおおおおおおお!!!」
「何のつもりだ!!」
「お前に勝つんだよ!!!」
左手に握り込んでいたアイテム。牙のような形をした「ディガーファング」。その2つが高速で回転を始める。大地をドリルのように削る牙は、オルギウスの胸を鎧ごと貫いた。
「がは……!?」
苦しみの声を上げたオルギウスを蹴り飛ばし、シャドウソードで一閃する。
「オラァ!!!!」
一閃した瞬間、オルギウスの体から血飛沫が上がり、ヤツが膝を付いた。
「がああああ……はははは……油断したぁ……!!」
俺も膝をついてしまう。ヤバい……ダメージを受け過ぎた……。
「はぁ、はぁ……俺の、勝ちだ……!!」
「ごふ、貴殿、まだまだ未熟だなぁ……」
オルギウスが懐から何かを取り出す。それは、回復薬だった。マズイ……俺はもう動けねぇ……! ここで回復されたら、俺は……!?
ダメだ……クソ、なんとか……。
「何だその怯え方は? 馬鹿者め……」
そう言うと、オルギウスは回復薬をかけた。
俺の体に。
「な、んだと……?」
全身から痛みが引いていく。オルギウスのヘルム、その隙間から血が流れる。ゴボゴボと水っぽい音を立てながら、オルギウスは笑い声を上げた。
「くくっ、がはっ……貫かれた胸を治す回復薬など無いわ……」
「オルギウス……」
「はぁ……楽しい夢であった……我が聖剣アスカルオ。その未来の主人と出会えて、私は……とても満足だ」
オルギウスの体が端から粒子のように消えていく。その姿を見て、なぜだか声をかけたくなった。
「めちゃくちゃ強かったぜアンタ。油断してくれなかったら俺が死んでた」
「惜しかったな。私は伴侶を逃してしまったか」
「生首を伴侶とか……アンタ歪み過ぎだろ」
「良い女とはそういう者だ」
どういう者だよ……。
ヘルムで隠れていて分からないが、彼女がふっと笑った気がした。
「ではな、名も知らぬ戦士よ。貴殿の武運を祈っている」
そう言い残し、彼女は霧のように消えてしまった。彼女がいた場所にカランと何かが落ちる。拾い上げるとそれは異世界文字の刻まれた円形のプレート……エモリアの魔除けだった。それを拾い上げ、懐にしまう。
『ヨロイ君……』
静寂の中、リレイラさんの声がする。その瞬間、生き残った嬉しさと、圧倒的に格上の相手に勝つことが出来た安堵で倒れ込んでしまった。リレイラさんに心配されたが少し休みたいだけだと伝えた。
「アイツ、何者だったんでしょうね……」
『分からない。時空の歪みが呼び寄せた幻影だったのかもしれないな』
幻影か……確かに、レベルポイントの光が出なかったし、そうなのかもしれない。だけど、俺には全く無関係な存在には思えなかった。ヤツの言っていた言葉を思い出す。
ヤツの武器、聖剣アスカルオ。
聖剣アスカルオの未来の主人? 俺が?
もしかしたら、あの聖剣にまたどこかで会うことがあるのかもな……。
次回、ラスボスを攻略した2人はついにグンマダンジョンを消す為の祭壇へ。しかし、大きくなり過ぎた時空の歪みはある代償を2人へ突き付けます。残り3話、まもなく最終回です。最終回まで下記スケジュールにてお送りします。
第43話 2/27 20:03
第44話 2/28 12:03
最終話 2/28 18:03
どうぞ最後までよろしくお願い致します。




