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バカだけど戦えば強いってどうよ?   作者: 狸之大将
魔王蹴散らすってどうよ?
32/38

剛よく剛を断つ

バゴォォオォォォオンン!!!

ドコオォオォオォオン!!!

爆発音が響き渡る室内には

3人の人がいる

1人は槍を持った坊主の男

1人は燃える拳で殴りつける男

1人は大刀を持って振り回す女

「ドラァァァァァァア!!!!」

ガギィィィイン!

しょまうの全力の拳が大刀に当たるが全く壊れる気配がない

そのあと蹴りを入れるがヒビすら入らない

乱打を撃ち込んでも全くビクともしない

1通り撃ち込んだ後しょまうは距離を取った

「ふぅ…なんつー武器だ、頭おかしいんじゃねぇの?」

「かといってこのままゴリ押しが効かなかったら俺達のスタミナが先に尽きるぞ」

ポルはその場で大刀で殴るのを防いでいるが

その場から1歩も動いていない

「もう終わりか?朱雀」

チッ!

しょまうが舌打ちしてそのままもう1度突っ込む

その後ろにペンが続いている

「ハァッ!」

強烈なカカト落としを蹴り下ろすが

それも大刀に防がれる

その目の前のしょまうに気をとられてるスキに

ペンが裏に回ってポルの腹を突こうとする

ガキィン!

「クソッ…」

何が辛いかと言うとこいつは二刀流

大刀を二本持っているのだ

「常人じゃねぇよあのクソ女、なんででけぇ剣をぶんぶん振り回してんだよ」

「いってぇなぁ拳が…かってぇんだよなぁ…」

ポルは防一戦なのだが

凄く余裕がある

「お前達の強さはよくわかった、次はこちらから行くぞ」

グググッ…

二本の大刀を担いでそのまま振り下ろす

すると振った衝撃が地面を通じて2人に飛んでくる

まるで飛ぶ斬撃だ

「しょまう!」

「わーってる!」

地面を踏み潰し地面をめくりあげる

めくり上げた地面を伝ってその衝撃を空中に分散させる

めくった地面を蹴り飛ばしポルに飛ばすが

大刀で真っ二つにされる

「あいつマジで女か?女装した男じゃねぇの?」

「しょまう、胸あるから女だ」

いつまでも余裕で剣を振り続けるポル

今でも余裕がある

やっぱりあれを使うしかないか?

ペンの中ではそう思っていたが

あれには凄い魔力消費が発生する

最後の切り札として取っておくしかない

「ペンあれをやるしかない槍を貸せ」

「じゃあ俺はお前の火をよこせ」

お互いの能力を別のヤツが使うという

ヒマコレ式特殊戦闘術

技交換トレードスキル

ペンの拳に炎が宿り

しょまうの手には黄金の槍が持たれている

「行くぞ!」

さっきとは逆にペンが先陣を切る

燃える拳で剣をぶっ叩く

「何!?」

ポルのそれは驚きの声だった

無理もない

さっきビクともしなかったのだが

数歩その場から後ずさった

「オラァ!!!」

ガギィィィン!!!

ペンが大刀ごとぶっ飛ばした先にしょまうがいた

「おっしゃぁ!」

しょまうは槍をハンマーのように持って

それを叩きつけるように振るが

大刀に阻まれてしまう

大刀に槍が当たった瞬間

そこから地面にクレーターができた

「なんて威力だ…さっきとはケタ違いだ…」

「なんで俺達がこんなに力が上がったかわからないみたいだな」

ペンが首を回しながら言った

「もしやさっきまで手を抜いていたと…?」

「いやそうじゃねぇ」

じゃあなんだ?

そう思った時にはペンが答えを言っていた

「2人とも使い方全くわかんねぇから全力で使ってるだけだ!」

全く呆れるような意見だが

今の状況それが最善とも言える

「もっかい行くぞ、しょまう」

「おっしゃ!任せろぉ!」

バゴン!

地面が爆発したかのような勢いで地面を蹴り

一気にポルとの間を詰める

「しまっ…」

「おせぇ!」

どこぉ!

今度は剣に阻まれずにクリーンヒットするペンの拳

そのボディブローで吹っ飛んだ先に

「串刺しの刑だ!オラァ!」

槍を持ったしょまうが待ち構えていた

グサッ!

鈍い音が鳴りポルの腹から血が大漁に出る

ジュポッ

しょまうが槍を抜くとポルはその場に倒れ込んだ

「さて、先に進むか」

ペンがスタスタと歩き始めたので

しょまうもそれに続いた

けれど朱雀は何かを察していた

その気配に気がついたところでもう遅かったのだが

「ペン!後ろだ!」

「あん?なんだ…グボェ!」

ペンが数10m吹き飛ばされた

強烈な回し蹴りがペンの頭を直撃したのだ

「てめぇ!生きてたのか!」

「私は死にかけるほど強くなる、これぞ火事場の馬鹿力ってやつよ」

今でもポルの腹から出血している

長くは持たないのは目に見えている

だけど今の攻撃を見て一撃で決めてくることも

同時にわかっていた

その前にペンの無事を確認…

しようとしたのだが

「いってぇぞコラァ!」

という叫び声が聞こえてきたので特に問題はないと見えた

「このままではこちらが不利だなでは仕方ない」

大刀を地面に突き刺し新しい剣を取り出す

その剣は日本ではよく見るあれだ

というか日本刀だ刀だ

「こいつの名は「鳴神」名前を聞いてわかるだろうが」

ポルが鞘から刀を抜くと

刀から眩い光が見えた

バリッ!バリッ!と

電気が発生する音が聞こえる

「雷…か…」

ペンが嫌な顔をした

水は最悪の相性

水に電気を通されて感電したらその場で終わり

それでもなおペンは臆することなく前へ出る

「そんなもので俺を止められると思ったら…大間違いだ!」

またペンが高速移動でポルとの距離を一気に詰める

そして灼熱の拳を腹に打ち込もうとする

「とった!」

「何をしている」

ポルが後ろに回り込んでいた

「何…?」

「雷のようなのは刀だけじゃない」

ペンの視界からポルが消えた次の瞬間

「ぐぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!!」

ペンの体が切り裂かれそこから電流が流れる

ペンが全身を痙攣させてその場に倒れ込んだ

「あっ…がっ…はっ…」

「ペン!」

しょまうが駆け寄ろうとするが目の前に雷が落ちる

「チッ!」

「次はお前だ朱雀」

これじゃ無理だと確信したしょまうは槍を捨てる

そのまま体に力を込め

詠唱を始めた

「来たれ…灼熱の翼を持ち全てを焼き尽くす業火の鳥よ!しょまうの名を持って命ずる!いでよ!朱雀!」

しょまうの後ろに炎の魔法陣が展開される

そしてその魔法陣から赤い鳥が出てきた

「ほう…これが朱雀の真の力…」

バサッ!朱雀は翼はためかせしょまうのもとに降り立った

『久しいな我が同種、今宵はどのような要件で我を呼び出す』

「あんま長く話してられないんだ朱雀、力を貸してくれ」

『ふむ…確かに余裕が無いようだ。承知した我が力同種に託そう』

タヌピスが閻魔インフェルノを纏うように

しょまうも朱雀を纏う

炎の翼が生え髪の毛は燃える火のような赤

牙が生えて拳は燃え上がる

真紅の瞳は全てを焼き尽くす信念の眼差しで

しょまうはそこに立っていた

「さて、今宵の宴を始めようか」

「ならばこちらも全力で行くまで」

ポルが雷のように早く

しょまうに近づき斬り込んだ

のだが

刀がガッシリ朱雀に掴まれていた

「汝の力はよくわかった落ちよ人間風情が!」

バゴォォン!!!

力強くポルが地面に叩きつけられる

「まだだ…」

再びポルは大刀に持ち直し

朱雀に向かって振り続ける

それをことごとく交わし始める朱雀

「汝の剣には重さが足りぬ鍛えなおせ」

ググッ…

朱雀が下段に拳を構えた

拳が燃え上がり太陽のように光り輝き熱を持った

太陽プロミネンス一線インパクト!」

ジュゥッ!

肉が焼けるような音が聞こえた

太陽のように熱い拳を直撃したポルは痛みでのたれ回っている

「汝、我には到底勝てぬ出直すといい」

くるりとその場から立ち去ろうとした

「汝、何者だ同種の拳を受けて尚立ち上がるか」

後ろを向くとポルが立っていた

腹から血をダラダラ垂らしながら

口から吐血しながら

大刀を担ぐように持ち

鬼のような人物がそこにはいた

「汝、もう1度問う何者だ」

「三銃士が…1人…ポ…ル…」

凄まじい精神力だなと

朱雀が察する

だからこそ消さねばならない

同時にそう思っていた

「もう1度その腹に拳を叩きつけてやろう」

ゴウッ!

太陽の力がしょまうに宿る

そしてそのままポルの腹に叩き込みにいく

しかし

(避けないだと…?)

そのまま腹に拳を叩き込む

ジュゥッ!

また肉が焼けるような音が聞こえる

だが次は違和感があった

「むっ…?」

朱雀はその異変にすぐに気がついた

(これは…魔力吸収か…)

何らかの罠を貼り

朱雀の魔力を吸収していたのだ

「同種、我の魔力は底を尽きる。残りは同種の力次第だ」

スゥッとしょまうの体から朱雀の気配が消え去った

「ガフッ!ハァ…ハァ…」

魔力切れでその場に膝から倒れるしょまう

(これはまずいぞ…)

ガリガリガリ…

刀に持ち替えてその刃を引きずりながら

しょまうに近づいてくる

「死ね」

刀を振り上げた時しょまうは死を覚悟した

しかし刀はある物によって防がれた

黄金の槍が壁に突き刺さり刀を止めている

「ハッ…そんな簡単に殺らせるかよ…」

ボロボロになりつつもそこに立つ者がいた

「ペン!」

「しょまうこうなったらアレをやる手を出せ」

しょまうはペンに近寄り手を取った

すると2人のオーラが合わさり始めた

ポルの目にはこう見えている

しょまうの赤とペンの青混ざり合い中で紫に光っている

すると次の瞬間その地点から閃光が放たれた

「お前は…何者だ…?」

するとそこにはしょまうとペンの気配が合わさった

「何者」かが立っていた

「俺…いや私の名前は…そうだな…適当に海雀カイザクでいいんじゃないかな」

黄金の槍を持った男は髪が真っ赤で背中に炎の翼が生えているが眼鏡をかけているそして拳は炎だが周りに囲まれているのは水だった

「海雀…もしや2人が融合して…?」

「あー、そう考えてもいいが私は2人の長所を取って生まれた者だどっちの精神も宿って何をしているのかは2人ともわかるのだが海雀の精神は全くの別物でな」

と、ペラペラ話しているとポルが突っ込んできたのだが

ポチャン…

「なっ…」

水が滴るように静かに

剣が水に止められた

「しかし残念なことに私は5分位しか顕現できなくてな、君とはもう少し話していたいのだが早めに片付けさせてもらおう」

水流がポルの手足に向かって流れた

「熱っ…」

流れてきたのは熱湯だった

「じゃあそれを急激に冷やすとどうなるかな?」

一気に冷気が走ったと思うと熱湯が一瞬で凍りついた

「くっ…動けぬ…」

「ではさらばだ」

キイイイィィン…

槍が光り輝く

この光の正体は「破邪」の力

なぜこの力が使えるかと言うと

みんなが持つ最強の武器は全てタヌピスが作った武器なのだ

何かあった時のための究極奥義として使えるように

タヌピスが付属させたものだ

海雀が槍を投げるとポルの体を貫いた

と思ったら

ポルの体から闇だけを貫いて消し去ったのだ

「これにて私の役目は終わりだ。ではな2人とも」

また閃光が走る

するとその中からペンとしょまうが出てきた

「しっかし不思議な能力だよな」

「んだなぁ、俺らは意識あるのになぁ」

「まぁ先に進むか」

そして続くドアに手をかけたら何かに気がついた

「ん?開けたら落ちる?なにそれ?」

「んなもん関係ねぇよ開けとけしょまう」

「そうだな脅しだよなぁ」

そしてしょまうがドアを開けたら

落ちた

「は?」

「へ?」

それはもう直下である

「どわぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!?」

「マジで落ちるじゃねぇかぁぁぁぁぁぁあ!!!!」

バサッ!としょまうは羽のようなものを生やして減速を始めた

もちろんクロマという便利屋がいないのでペンはそのまま真下へ真っ逆さまだった






ドゴオオォォォォオン!!!

地面に激突したペン

そこに近寄る人がいた


「いっててて…」

「何してんだお前ら…」

そこにたっていたのは我らが大将タヌピスだった

「お前こそ何してんだよ…」

「え?落ちて『アレ』の準備してた」

『アレ』が何なのか2人はすぐに理解した

「で、今回は何本いく?」

ペンがそう聞くと

「んぁ?もちろん全部」

「はぁ!?マジかよどうすんだよ脱出」

「俺としょまうとアイは飛べるしクロマは壁走れるし」

「ちょっと待てなんでなんでクロマ壁走れるんだよ」

「さっきお前ら降ってくる前に練習してたんだけど…

まぁこれは話すより見た方が早いな、クロマ」

「はいよ」

そう言うとクロマは壁を走り始めた

そして「止まった」

「はぁ?あいつどんな原理で走って止まってんだよ」

なぁに簡単よ

タヌピスは話し始めた

「クロマの足裏ををすごい固い針にします。」

「…」

「…」

「え!?終わり!?」

「うん、終わりだけど」

タヌピス曰くクロマの足裏を固い針にして壁に突き刺して登ってるとのことだった

「じゃあペンはアイが運んでくれ」

「わかりました」

「ところでタヌピス」

降りてきたクロマがそのままタヌピスに話しかけた

「これでボス戦に続く道はぺるしぃときょっけになったわけだけど戦力が…」

この口をタヌピスが塞いだ

「クロマ、あいつらは負けねぇ。と言うか俺がいるうちは死ぬ事はないから覚えとけ」

「そうだぞクロマ、そのためのクソゲー作戦だろうが」

「うるせぇぞペンクソゲーにした方が元凶を叩きやすいだろ」

「ところで『アレ』はいつごろやるんだ?」

「俺が2人の気配をずっと掴んでる、俺が合図したら作戦開始だ」

あの〜とアイがおずおずと手を上げた

「ちなみにこの作戦って…ヒマコレの皆さんはいつもなんて呼んでるんでしょうか…?」

「いいことを聞いたなアイ、さぁタヌピス隊長発表を」

「名付けて!大将ざまぁみろ大作戦だ!」

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