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バカだけど戦えば強いってどうよ?   作者: 狸之大将
町を救うってどうよ?
24/38

拳と剣

ドゴォン!バゴォン!

街が壊れる音が響く

これは眷族が暴れているから









ではなく

「うーん、どこ行った?」

ドガァン!

しょまうが壁をぶち抜いて隠れた眷族を探しているのである





数分前

「ありゃまーあれみてよきょっけ」

見上げる先には巨大カメレオン

「ほんとにおっきいな」

『我が名はレオン見ての通りカメレオンの眷族だ』

「レオンwwwwwwレオンだってよきょっけwwwwwwまんまじゃんwwwww」

「あんまり笑ってやるなよしょまう」

ブチッっと何かが切れる音がした

おそらくホントに切れたというかキレただろう

『お前ら!俺をバカにしやがって!』

「いや、俺は別にバカにしてないけど」

きょっけは冷ややかにそう言った

『うるさい!俺の力を見せてやる!透明化!』

ボヤーっと姿が薄くなっていきレオンの姿が見えなくなった

すると反響していろんな方向から声が聞こえた

『フハハ!俺を見つけられるかな!?』

ほぇーとしょまう は関心していた

「で、どうするよしょまう」

「んぁ?何が?」

緊張感のない感じでしょまうは言った

「ヤツを見つけるのに俺と一緒に行動するかそれともバラバラに見つけるか」

んー、と少し考えてから

「別々だな発見したら大声で…呼ばなくても爆裂音でわかるか。」

そうだなとしょまうときょっけは凄く冷静だった

「じゃあ探そっか〜」





そして今に至る

バゴォン!

「いねーな畜生どこにいるんだ」

バシャッと何かがと落ちる音がした

「んぁ?なんだこれ?」

地面が溶けているのを見て予想がついた

「これは酸性の液か?」

緑色の液がまだ落ちてくる

それを全て避ける

「んー、これはめんどくさいけど…見つけた!」

炎をその地点に撃ち始めた

その場所からガサガサ何かが動き始めた

『よく俺の場所が読めたな』

「あいにく俺は肩書きだけでも朱雀なもんで熱には敏感なのよ」

レオンはすぐにまた透明になった

「…ん?」

しょまうはすぐに異変がわかった

(熱が見えないな…熱すら消したのか…)

「なら…こうだぁぁぁ!!!」

しょまうの周りから炎の膜が出来始めた

熱空間ヒートフィールド!」

その膜は壁全体を熱くし温度を変える

しかししょまうの目には1点だけ青く見えていた

「そこだ!」

また炎を撃った

『意外と厄介な奴だなお前』

その地点からレオンが色を出して出てきた

「これでも立場は守護者負けられないのよ」

そう言って頭をポリポリかいていた瞬間

シュッっと何かが横切った

頬のあたりをかすめて行ってしょまうの頬からブシュっと血が吹き出した

「え?」

何が起きたのかしょまうにはわからなかったが

何かが伸びているのは見えた

「もしかして…舌…か?」

『その通り隠れても無駄なら真正面から戦うことにする』

そう言ってレオンは攻撃を続ける

単発だけならまだしも

レオンの舌は連射できるのだ

「よっ!ほっ!はっ!オラァ!」

しょまうはその舌を目で追い舌の側面を殴って

起動をずらして避けている

『なら数を増やす!オラオラ!』

さらに連打を続けるレオン

…まずい…押し切られる…

そう考えていると死角から舌が飛んできた

「しまった!」

しょまうは反射的に目を閉じてしまった

痛みは全くない

恐る恐る目を開けるとそこには太刀を持った男がいた

完全に舌を太刀で捉えていた

「悪い待たせたか」

「来るのが遅いぜきょっけ…心臓止まるかと思ったわ…」

『天叢雲剣…水と火なんて相性悪そうだけどな』

「は、ハハハハハ!!!レオン!お前マジで言ってるのか?w」

レオンはしかめっ面でいる

「火と水が相性悪いなんて誰が言ったよ、そもそもきょっけが水属性なんて誰が言ったよ」

なに?とレオンはきょっけの方を見る

するとスサノオの先祖返りなのか

そんなようには絶対に見えない

なぜなら雷をまとって右手に炎を纏っているのだ

『どういうことだ?複合している…いや違うなこれは俺達サイドの力だな』

ご名答ときょっけが言った

「この力は雷の悪魔バアル、炎の悪魔スルトの力だ」

まぁ俺の力は確かに水だけどな

と天叢雲剣を構えつつ言った

「あいつの攻撃は舌と消化液だぜきょっけ、速いからよく見ろよ?」

「任せろ」

きょっけは短く返事をした



ヒュッと風が吹き抜ける音が聞こえたと同時に

キィン!と金属音が響いた

「確かに速いな、けど逆に言えばそれだけだ」

『まさかな…俺の舌の速さについてこれるはずがない』

今度はマシンガンのように舌を出す

しかし舌はことごとく剣によって防がれた

「いくら数が増えようと同じこと、お前の攻撃には決定的に足りないものがある」

『なんだきょっけとやら聞かせてもらえるか』

それは

と剣を構え直し

「相手を殺す、その思いが足りない。重みがないんだよお前には」

爆裂音のような音が聞こえたと思ったら

きょっけがレオンの腹に飛び込んでいた

「ンッ!」

太刀を横に薙ぎ払って腹を裂こうとするが

間一髪のところを避けられた

「フゥ…一筋縄にはいかないな」

『太刀を振ってあの速さとは恐れ入っガァ!』

レオンは後ろを見た

背中に灼熱の拳が突き刺さっていた

「俺を忘れてんじゃないよぉ!」

そのまましょまうは壁に叩きつけるように殴り飛ばした

『カハッ!』

乾いた声が聞こえた

「いいぞしょまう、確実に効いてる」

「けど…かってぇぇえええ!皮膚どうなってんだよあれ」

『やるな…お前ら…』

「思いっきし殴ったのにやっぱり生きるのかぁ…」

『だがな…お前ら…』

メキッ

体に何かがめり込む音がしたと思ったらそのままきょっけが壁に激突した

「グァッ…」

「きょっけ!」

後ろを見たらレオンがいた

それも「無傷」の


「どういうことだ…」

『蜃気楼だ、お前らに幻を見せてたに過ぎん』

今しょまうが殴ったのは鋼鉄

レオンに見せかけていただけのものだった

チッ!

しょまうが舌打ちした

そのまま拳に力を込めて灼熱の拳にした

「俺1人でもお前をやらなきゃな」

『やってみろ、蜃気楼発動』

ぐにゃぁ

と目の前が歪んだ瞬間にレオンが5体になった

『『『本物を見つけられるものなら見つけてみろ』』』

これは本当にやばいとしょまうは確信した

「きょっけもやられた…俺は場所がわからない…か。これは絶望だな…」

けどあいつならこう言うはずだ

ー見えないなら感じろ!見えないんじゃなくて見るんだ!

あの超人バカはそう言うな

そう考えていた

『『『では見切って見せろ!』』』

レオンの舌の乱打が始まる

蜃気楼で分身しているとはいえ4つは幻覚

しかしどれも一つ一つが実態に近い能力を持っているのだ

「音も威力も見た目も変わってない幻覚は厄介だな」

そう言いつつ当たりを見つけて少しでも回避する

しかし完全に防げるわけではない

数回当たりながら直撃寸前で避けているだけ

「ガハッ!」

1発直撃してそこから乱打が撃ち込まれる

『どうした!このままでは死ぬぞ!』

乱打は止まらない

薄れかけた意識の中しょまうがあることに気がついた

「…そうか…わかったぞ…」

『これでトドメだぁ!』

パァン!

乾いた音が響いた

しょまうが舌をがっしり掴んでいた

「見えたぜ…お前の技…」

『バカな!俺の攻撃は完璧だったはず!』

「そうだな…この蜃気楼は全て幻覚…お前は隠れて死角から乱打した…そりゃわかるわけないな…」

レオンは舌を引き戻そうとする

しかししょまうはそれを許さなかった

「いくぞきょっけぇぇぇぇぇぇぇえ!!!」

舌をがっしり掴んだまま背負い投げの要領で

地面に叩きつけようとする

その落下地点にはきょっけが口に太刀を挟んで立っていた

『バカな!この俺が負けるのか!』

「いっけええぇぇぇぇぇ!!!」

地面に直撃寸前レオンは真っ二つに切り裂かれた

「斬の段壱之巻『一刀』」

しかし斬ったものを見ると

レオンではなかった

「ガレキ!?」

「しょまう!後ろだ!」

きょっけが叫ぶ

しかしもう遅かった

メキッ

骨が砕ける音がした

しょまうの体に舌がめり込んでいた

「しょまう!」

しょまうの体が前のめりになり倒れる


と思った

しょまうはその場に踏みとどまり

めり込んだ舌を掴んだ

「お前には…最大の攻撃で終わりにしてやる!」

舌を無理やり引っ張り

顔面を正面に持ってくる

「炎拳壱段死之巻『焼却』!」

しょまうの右手にマグマのように熱く

太陽のように光輝く力が宿る

そのまま顔面を殴るとレオンは灰になり

消滅した

「やったぜ…きょっけ…」

しょまうはその場に倒れた

「ふぅ…とりあえずしょまうの治療をするか…」

レオンとの対決はしょまうの力で勝利した

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