帰ってきたらやっぱり飯
「「「ただいまー」」」
お?
ん?
へ?
と3人同時に村に帰ってきた
「お帰りなさいタヌピス」
と舞が迎えに来てくれた
「おうただいま。ところで何してたんだ?」
「こっちは子供たちの面倒よ。そっちは?」
ふふん、と3人笑って今回の収穫を見せた
「資金と米!」
「大量の魚!」
「野菜と果物!そして種!」
じゃーんと効果音がなったかのように
広げて見せた
そこにアイが家から出てきて収穫してきたものや
タヌピスが持ってきた大金を見た
「すごいじゃないですか!タヌピスさんこれどうしたんですか…?」
あぁ、実はなとタヌピスが話し始めた
「いやぁミミのとこのカフェは最高だなぁ〜あれはまた行くしかねぇなあんな感じでお願いされたらたまらん」
と歩いていたら
「よぉ兄ちゃん俺達金ねえんだお前の金よこせや」
唐突に大柄の男3人に囲まれた
「はぁ…じゃあはいどうぞ」
とタヌピスがお金を差し出した
「おう、悪いな」
とニヤニヤしながら受け取ろうとすると
「アビャァァァァァァァァィ!!!」
と電撃が落ちてきた
「ブッ…アッハッハ!俺が何も仕掛けないわけないだろバーカ!」
1人の男はダウンしたが他の2人が殴りにかかった
「このクソガキ!」
突っ込んできた男も電撃で倒れた
「バカな!やつは今何もしてないはず!」
恐怖を覚えた男は逃げようとするが
「なんだ!見えない壁か!?」
「そんな簡単に逃がすわけねぇだ…ろっ!」
タヌピスが電撃を男に放った
「さて片付いたしこいつらの金でも取って…
あ!いたぞ!
と警備隊?みたいな人たちが来た
「確保だ!身柄を確保しろ!」
「あなたですか?この人達を捕まえてくれたのは」
「はぁそうですけど…どうしたんですか?」
「実はこいつらは極悪犯罪者で指名手配されてたんですよ」
マジか!?とタヌピスは心の中で思った
「これ私達からの報酬金です、ありがとうございました」
と渡されたのは金色に光る玉だった
「これ…なんだっけこの世界では敵の能力もそうだし金も別次元に保管されるんだっけ?」
『あぁ、そのはずだそれに念じて金を受け取るんだろう』
タヌピスはその玉に念じて見た
すると玉は弾け飛びお金が入ってきた
「こういう時のためのマイカードか」
実はミミのお店でマイカードなるものがあり
聞いたら便利だったので薬のついでに買ったものだった
そこには竜王焔と書かれているのと
お金が記載されていた
「どれどれ…1、10、100、1000、万、10万、100万、1000万、1億、10お…」
一瞬タヌピスは目を疑った
「へぇ…?もっかい見てみよ…」
何度見ても同じだった
そこには30億ソルと書いていた
「あいつらだけで30億ソル!?うっそだろぉい!?」
その金を持って米を買ったとさ
「という経路でこんな米と金を手に入れたのさ」
へぇ〜とその場にいた全員が納得した
「あ、あとこれ魔力増強剤とマイカードな」
とぺるしぃとペンにマイカードと薬を渡した
「俺は青か」
「僕は水色だね」
「聞いて驚け!俺のマイカードはピンクだ!」
えぇ…とぺるしぃとペンが呆れて言った
「おーいみんな飯だよ〜…と兄貴たち帰ってたか。お帰り」
おう、ただいまと挨拶を交わし
タヌピス達はアジトに入っていった
「みんなにご飯振る舞ってきてみんな寝たから今度はこっちのご飯作らないとね!」
「メシ!メシ!」(タヌピス
「ご飯!ご飯!」(ぺるしぃ
「はよはよ!」(ペン
と街やらいろんなとこ行った奴らは腹ペコで仕方なかった
「じゃあちょっと待ってて」
とマロンは台所へ行った
トントンと切る音が聞こえたり
パチパチと焼ける音が聞こえてきた
そんな音がタヌピス達をさらに空腹にして行った
「ところでタヌピスはどこ行ってたの?」
舞がそう聞くと
「んぁ?男倒してカフェ行って男倒してかな?」
「お前は面倒事に巻き込まれるしさらにその面倒事を全てやっつけるからどうも言えんよな」
ペンがそう言うと
その場の全員があ〜と声を出した
「それでさ!そのカフェの店員がめっちゃ可愛くてさ!名前はミミって言うんだよ!」
ゴゴゴと聞こえんばかりの舞の威圧が飛んできた
「へぇ…ミミってやつがいるのか…可愛かったのか…」
「ま、舞?」
「私という女子がいながら他の子にふらつくなんて!」
「なぜそうなる!?」
「だってぇ…だってぇ…」
舞が顔を真っ赤にしてモジモジし始めた
「あ〜なるほどねぇ〜」
「タヌピスは絶対気がついてないよ」
ペンとぺるしぃがニヤニヤしながら言うし
「まぁ兄貴はバカだから…」
というマロンのツッコミも飛んできた
「ん?お前らはわかったのか?」
いや〜?べっつにぃ〜?
としらばっくれてる様子だった
とりあえずタヌピスはそこで思考を止めた
ガチャっと家の扉が開く音がして
ヒョコっとアイが現れた
「おりょ?アイどうしたの?」
「いえ、いい匂いがしたものですから…」
グーとお腹の音がなるのに気がついた
「ひゃあ!お腹が空いたからとかそういうことじゃなく!」
はいはい、とタヌピスはアイを席につかせた
「はい!お待ちどうさま!」
とマロンが出来上がった料理を持ってきた
ペンが釣ってきた魚を塩焼きにしたもの
ぺるしぃの野菜で作ったサラダ
タヌピスの米
それにおかずは肉だった
「やったぁ!肉だ!」(タヌピス
「タヌピス食べる時はゆっくり食べなよ」(ぺるしぃ
「俺は自分が釣った魚でも食べるかな」(ペン
「私よりも料理ができるなんて…」(アイ
「女性として負けてる感じがするし…マロンは男子だし…」(舞
と各々食事を楽しんでいた
食べ終わってマロンがデザートを出してくれた
プリンのような感じのやつだった
それを食べながらタヌピスはあることを話した
「あ、そういや俺さ気になったもの見たんだよね」
「あ、僕もあるよそんな話」
「実は俺も気になってたんだ」
ニヤッと3人顔を揃えて笑い
多分全員同じことを考えてると思った
じゃあせーので言えよ?とタヌピスが声をかけた
「せーの…」
「「「城!」」」
やっぱりな!と3人で笑った
「あれだけでかいならそりゃ気になるよな」
だよなぁと共感していた
「それってもしかして南大陸守護者様のお城のことですか?」
なにそれ?とタヌピスが聞き返した
「アウターワールドはまず5つの大陸で出来ています。ここは南の大陸なんですよ」
へぇ〜と異世界組は頷いた
「そしてその大陸毎に守護者がいます。ここは南なので朱雀様がいるんですよ」
朱雀…?
朱雀と聞きヒマコレ勢が顔を見合わせた
「それってもしかして…」
「僕も思ってたもしかするよね」
「あいつがいるかもな」
そう考えているのは
No.4しょまうだった
「あいつは朱雀の先祖返り…ならワンチャンあるかもな!」
よし!と机を叩きタヌピスが立ち上がって
「明日はしょまうかもしれないやつに会いに行くぞ!」
おう!とヒマコレ勢は盛り上がったが
アイはそれを阻止しようとした
「ダメですよ!守護者様のお城に行くなんて!」
じゃあといいタヌピスはマイカードからコインを取り出した
「ちょっとしたゲームをしよう。俺が勝ったら城に行く、アイが勝ったら行かない。これでどーよ?」
とタヌピスが聞くと
「いいでしょうわかりました」
「ルールは簡単コイントスだ。絵柄がある方が表ない方が裏な」
わかりました
タヌピスがコインをトスした
アイはその空中に浮いてるコインを見つめて
回転、落下速度などを計算して裏か表か大体の予想をつけた
そしてコインがタヌピスの手のひらで隠された
「じゃあ好きな方を選んでいいぜ」
「…裏でお願いします」
とタヌピスが手を開くと表だった
「嘘…」
「んーアイが正直だからこの戦法は通じるんだろうなぁ」
どういうことですか?とアイが聞くと
「なに簡単なことさ。アイはコインを見つめて計算していた。だからそのコインを違うく見せたのさ」
「つまり幻術ですか」
そゆこと。とタヌピスが説明し終わって
「じゃあこれで俺らは城に行くぜ」
「まぁ負けは負けですじゃあ明日はみんなでお城に行きましょう」
ということで明日は城に行くことが決まった




