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バカだけど戦えば強いってどうよ?   作者: 狸之大将
村を開拓するってどうよ?
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目的の定まらない散歩Ⅱ

「ん〜やっぱり海は気持ちがいいなぁ」

とペンは海に来ていた

「結構近くにあるもんだな海びっくりしたぜ」

そう、ここは村からそう遠くないところだった

水の色は澄み切ってきてとても綺麗な光景だった

「あいつが言ってた通り目的がねぇな何しようか」

と思うとペンは近くに海の家があるのを見つけた

「すいませーん」

ペンが店の中に話しかけると

中からおじいちゃんが出てきた

ヒゲの長い仙人みたいなおじいちゃんだった

「なんじゃ?」

「釣竿があれば借りたいんだがあるか?」

あぁ、と言っておじいちゃんは店の奥に行き

釣竿を取ってきた

「餌は有料じゃぞ」

「いらねーよ餌なんて」

とペンがいうと、おじいちゃんの目の色が変わった



「さてとポイントを見つけるか」

とペンは空を見て鳥が飛んでないかを見てみた

するとなんか奇妙な鳥が飛んでるのを見た

鳥たちは海スレスレを飛んでいる

「こっちの世界の鳥は魚を食うのかわからんが、鳥が多いからあそこにするか」

と言って竿を振りポイント目掛けて針を飛ばした

針の先から感じる水の流れを読み

ペンはここに魚が来るだろうという時に竿を振り

魚を釣り上げた

「んー6匹か群れで移動してる割にはでけぇなこいつら」

よっと、と魚をクーラーボックスに入れて

またポイントに針を垂らそうとしたら

横におじいちゃんがいるのに気がついた

「お、じいさんも釣りできるのか」

「ワシをなんだと思っておる、ここの海の主じゃぞ」

は?と一瞬思ったが気に止めなかった

ペンはまた水の流れを読みポイントを定めて竿を振った

「あん?かかってねぇや」

「うむ20匹か衰えたもんじゃのぉ」

なに?とペンが横を見るとおじいちゃんの針の先には20匹の魚がついていた

おかしいと思いポイントに針を落とし

水の流れを読みながらとなりのおじいちゃんに視点を合わせた

そしてペンが竿を振った瞬間

ヒュッとおじいちゃんがほんの小さな振りで釣り上げていた

「なに…」

「ふむ、お前さんも読みは悪くない。じゃがの動きに無駄がありすぎるのじゃ」

「けど大きく振らねぇと力が出なくてかからねぇだろ」

そうペンの釣る動きは体を使い大きく竿を振って魚を引っ掛けるという方法だった

「けどよ水の抵抗があるんだコンパクトな動きで釣れるわけがねぇだろ」

「甘いのぉ…」

とおじいちゃんがこっちに竿を向けて見せてきた

「いいか?よく見るんじゃよ?」

といい、おじいちゃんは竿を振った

それも微動だにせず手首だけで竿を大きく振ったのだった

「すげぇ…」

「コツは自分と竿を一体化させるのじゃ。自分が海に潜ってるイメージでな」

ペンはその言葉を聞き

ポイントに針を垂らした

自分と一体化…

竿と一体化…

と考えてると海の中に潜ってる感覚に入った

なんだ!この感覚!

竿をどれだけ振ればどれだけ動くか

魚がどこにいるのか見える!

「オラァ!」

といつも通りに振ってしまったが

さっきより多い15匹釣っていた

「うむ、見事じゃ。まだ無駄は多いが見込みはあるの」

「じいさん、一体何者なんだ」

とペンが聞くと

「ワシはここの海の主。初代ポセイドンじゃ」

なに!?とペンは声をあげた

「ポセイドンって…マジでか!」

「ぬ?なぜそこまで驚く」

「俺ポセイドンの先祖返りだ!俺の中にポセイドンがいる!」

なんと…?

とペンとポセイドンは入れ替わった

「よぉじいちゃん」

「お前まさかワシの息子だったりするか?」

「あぁそうだお前の息子のポセイドンだ」

「なるほどのぉお前どこに行ったと思えばここで頑張っておったか」

「あぁこの力を悪く使わないやつについたよじいちゃん」

ふむ、といいおじいちゃんはどこか嬉しそうにしていた

「じいさん、あんたは…」

「ワシの名前は海王神。そこにいるのは海王じゃ」

『あぁペン俺は海王だそこのじいさんの息子でな』

そうなのかとペンは納得した

「ペンといったな」

あぁ、とおじいちゃんと向き合った

「我々神の力を悪用する輩が増えておるのじゃ。お前は我らの力を悪用しないと誓うか?」

「あぁもちろんだ。この力は守りたいものを守るために使う」

というとおじいちゃんはニッコリと笑ってあるのものを出した

「これは代々ポセイドンの子に渡すネックレスじゃ。お前にこれをやろう」

と青というより蒼と言った方がいいだろう

そんな色をした蒼いネックレスを渡してきた

それがペンの身体の中に入り込み力となった

「これは…」

「また来るといいペンよ。ワシはこの海を守り続けるからいつでも会いにきなされ」

「あぁ海王神また会おう」

とペンと海王神は硬い握手をした

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