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7話 任務発生

おはようの更新( ˶˙ᵕ˙˶ )

 街の散策をした俺達は刻印持ちの人達専用に作られた宿で一晩休んだ。

 初めての異世界飯は具の少ないスープと湿気たパン、それと水だけだった。

(依頼が終わったらこの街のご飯とか食べてみるか)

俺はそんなことを考えながらパンをスープで胃に流し込んだ。

「ごちそうさま!」

手を合わせて挨拶をするとみんなが不思議そうな顔で俺を見たが、散策したときの事を話す。

「結局俺の武器になりそうなものは見つからなかったな…」

 ため息混じりにそういった俺に、隣に座る熊獣人が不安を感じさせないような顔で明日のことを話す。

「無いものは仕方ない!全員の所持金を合わせても買えないとは思わなかったが、明日の14209番の役割は俺達のバックアップだ。主に運搬人ポーターとして動いてもらうしかないな」

「それくらいの仕事はするよ、流石に後ろでみんなに守られ続けるのは申し訳ないから…」

熊獣人の言葉に返答すると俺はまたため息が出てしまう。

(武器のない俺を召喚して、俺にどうしろと…)

 その後も少しだけみんなと会話をして、宿の部屋で眠った。

ふかふか、とまではいかなくてもちゃんとした寝床で眠れるだけで充分だ。


翌日───

 朝を告げる鐘が鳴り目を覚ました俺は、自分の視界に見慣れないものが映っているのに気がついた。

─────────

任務発生:王都近郊の草原でゴブリンを倒す

     達成条件:1体

     現在  :0体

──────────


 「それ」について話す為に部屋から出て階段をおると宿の食事場は他に泊まっていた勇者パーティーでごった返していたが、狐獣人が席を確保しているのが見えた。

「おはよう。14210番、朝早いんだな」

「おはよう、14209番。あたし気配を薄くしてたのに気づくなんて、凄いですね」

 狐獣人に挨拶をすると、そんな返答をされた。

確かに他の勇者達はここの席に誰も近寄ろうとしていない。

最初からここの席がなかったかのような振る舞いをしていたのだ。

「たしかに、周りは全然気づいてないな。こんなこともできるなんて、すげぇじゃん!」

 俺はそういうと狐獣人の頭をわしゃわしゃと撫でる。

(このモフモフに癒される…)

狐獣人は少し頬を赤らめながらも俺に頭を撫でさせてくれた。

 そんなことをしていると、階段から残りの3人が降りてきているのがみえたので声をかける。

「こっちだ!07241番、11054番、13882番!」

手を振りながら呼ぶとすぐにこちらに気づき席に着く。

「みんな、おはよう。早速で悪いがみんなも視界にこれが見えてるか?」

俺の言葉に女エルフが頷き、口を開く。

「この任務のことよね?目が覚めたら見えていたわ〜。」

「俺もだ」

「ボクもです…」

「あたしも、見えてます」

皆がそういうとその任務の内容についての確認を行う。

「東の草原でゴブリンを倒す。ずいぶん簡単そうな任務よね?」

「お試し、にしては簡単すぎるかなぁ…と思います…」

女エルフと少女の発言に熊獣人が答える。

「なんにせよ、道中なにがあるかわからんからな。気を付けていこう」

 熊獣人の言葉に全員頷くと、少女がおずおずといった感じで話しかける。

「あの、皆さん、ステータスってどうなってます?ボクのステータス、なんか表記がおかしくて…」

そういうと少女は「ステータスオープン」と小声でいうと俺達の視界に少女のステータスが現れた。

─────────

13882番(種族:人間、女)

年齢:15

状態:普通


レ?L:█▇▆▅▄▃


力:6?

知力:18?

敏捷:8?

魔力:4?

運:3?

─────────

 確かにおかしかった。

レベルが存在することも異世界モノでよくあるから知ってはいたが、レベルは分からないし、数値も全部「?」で疑問形だ。

少女は不安そうな顔でステータスを閉じると周りを見ながら、

「こんな感じになってしまってて、数値も全然違う状態で……」

と小声で喋った。

 この少女の不安が皆にも伝わったのか各々のステータスを共有すると、やはり俺以外の全員のステータスが少女と同じようにおかしくなっていた。

「14209番以外の全員のステータスがおかしくなってしまっているな。これはいよいよゴブリン相手でも気を引き締めねばならんようだ。」

 他のパーティーも同じ感じか?と考えていると狐獣人が耳を動かしながら口を開いた。

「他の勇者パーティー、もステータスがおかしくなっている、ようです。あと任務内容は、確かにそれぞれで異なっている、みたいですね。聴き取れた範囲で、北にある鉱山での採掘、南方の村の警護、森での採取任務。が聴き取れ、ました。ステータスについて、気に止めてるパーティーは少ない、です。」

 昨日の兵士の言う通りパーティー毎に任務は変わってくるようだ。

 俺達は朝食を食べ終わると宿の外に出て、王都門の方に向けて歩き出した。

(さて、しっかり頑張らないとな。)

俺は頬を叩いて気合を入れた。

今回も読んで頂きありがとうございます!(´▽`)

読者の皆様に、楽しんで頂けたら幸いです。

数日以内に次回を投稿する予定です!


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