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陽炎怪談  作者: 九×九 八十一


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3/7

【 弾指 】


コレは、私の作り話だよ。



当時、パチンコ店の清掃員をしてて、退勤後に迎えの車を待つ間、シフトで一緒だったFさんとダベってた。


Fさん、いつも綺麗なネイルしてるんだけど、なぜか右手の親指だけ極端に短かいの。

彼女には、もう一つクセがあって、親指で人差し指を弾くようにして、パチン、パチン、って音を鳴らすんだよね。


その日も、それが始まったから、つい、


「それ、もしかしてクセ?」


って聞いちゃったの、そしたらFさん、


「これは弾指(たんじ)よ」って。


いわゆる、見える人なんだって。


「何か感じた時に指、鳴らすんだ」


……って話してたら迎えの車が来た。

お互い「気をつけてね」って別れた時も、鳴らしてた気がする。






「……まあコレ、作り話だけどさ」


飲み会の席で、気まぐれに「怖い話」を聞かせてくれた友人の爪は、右手の親指だけが異様に短かった。




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