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☀ 夏のホラー 2023 参加作品  作者: 雪*苺
【 帰り道の鳥居 】
28/36

✒ 白い鳥居 2


もりしげろう旅館が建ってる森か~~。

  米●町から結構遠いじゃん。

  くも遠い場所まできもだめしにたもんだな~~ 」


いまどきの学生は金持ちだからな。

  知ってるか、いまどきの女子高生って奴は自分が身に付けてる下着をじかりして小遣い稼ぎしてるんだぞ 」


「 え゛っ!?

  なに言ってるんだよ、シュンシュン。

  使用みホカホカの下着を売るって──そんな頭のイカれたパープーがするような馬鹿げた事を学校にかよってる現役高校生がするとか、冗談キツいよ 」


「 そのイカれたパープーがする馬鹿げた事を真面目にやって小遣い稼ぎしてるのが、現役女子高生なんだよ。

  好きもんの変態野郎には、涎が出るほどのお宝なのさ。

  現役女子高生が売るちょくぜんまで身に付けてた下着が手にるんだぞ。

  10万払ったって欲しがる変態は吐いて捨てるほどるのさ 」


ちょくぜんまで身に付けてた下着なんて、不衛生でじゃんか。

  買うより “ 諭して叱る ” ってのが大人がすべき事じゃないのかよ? 」


「 変態にな奴なんてないのさ。

  まともじゃないから、ヤバい性癖に目覚めて変態ルートを爆走するんだ 」


「 ………………女子高生って意味分かんない事するんだな~~ 」


カネ持ってそうなオヤジを狙った援助交際で小遣い稼ぎもしてるんだぞ 」


「 援助交際??

  なんだそれ? 」


「 未成年の女子高生が小遣い欲しさに、女に飢えてるモテないオッサン相手にケツ振ったり股を開いてカネを稼ぐのさ 」


「 へ、へぇ……。

  見ず知らずのオッサンに股を開くとか娼婦みたいな事するんだな~~。

  女子高生って挑戦者チャレンジャーだな……。

  自分のむすめが小遣い欲しさに売春行為をしてるなんて知ったら親は悲しいだろうな…… 」


「 さてな。

  ともばたらきを推進している社会だからな。

  家庭より仕事が優先になって、子供に無関心な親も多いと思うぞ。

  子供が親の知らない所でヤバい事してても気付きやしないさ。

  ともばたらきを優先する為に赤の他人に子供を預けて育児放棄,子育て放任してる子供に無関心な両親に、ヤバい事に首突っ込んで小遣い稼ぎしてる乱れ切ったむすめに対してなにを言えるって言うんだ?

  どんな言葉も言ったって子供の心には届かないものさ 」


「 ふ~~ん?

  経験者は語るってヤツか?

  シュンシュンも親を経験してるもんな 」


「 ………………ま、まぁな……。

  お転婆との過ぎる子供に育った事に対しては反省してはいる…… 」


「 シュンシュン、子育てとか失敗しそうだもんな~~。

  打算的に結婚して子供を作ると失敗するもんなのか? 」


「 う、煩い!(////)

  僕の話しはいんだよ!

  さっさと森の中にはいるぞ! 」


「 え゛っ!?

  シュンシュン、森の中はヤバいんじゃないのかよ?

  はいる必要あるのか? 」


「 有るからはいるんだぞ。

  白い鳥居の出現条件が分からないから、先ずは同じ事をしてみるんだ。

  それで駄目なら別の方法を試すさ 」


「 じゃあもりしげろう旅館の目前までは行くんだな 」


「 そういう事だ。

  霊視眼鏡を掛けて見ろよ。

  面白いもんが見放題だぞ 」


だよ!

  絶対にヤバいの見えるパターンだろ、それ! 」


れいどうや鬼門も見えるんだぞ。

  見たくないのか? 」


「 見たくない!

  オレは見えないままでいよ! 」


「 勿体無いな。

  なんの為の霊視眼鏡だよ。

  使わないと宝の持ちぐされだぞ 」


いよ、別に……。

  さっさともりしげろう旅館へ行って戻ってようよ 」


なんだよ、マオ~~~~。

  ビビってるのかぁ~~~~? 」


「 はぁぁぁぁぁあ?!

  オレがビビる訳ないだろ!

  ビビってるのはシュンシュンの方だろぉ~~ 」


「 馬鹿言えよ!

  僕は陰陽師だぞ!

  怖くないし、ビビってない!!

  さくさく行くぞ!! 」


 しゅんれいは自分の右腕をマオの左腕に絡めると、マオを引っ張るように森の中へはいった。











「 ──結構ボロかったな、もりしげろう旅館って所は。

  オレには周囲のヤバさも分からなかったよ 」


「 だから霊視眼鏡を掛けろ──って言ったろ 」


「 “ いやだ ” って言ったろ~~。

  でもさ、これで白い鳥居が出現したら文句ないよな。

  白昼どう(どう)出現した──って言ってたけど、ちゃんと出ててくれるかな? 」


「 さてな。

  取り敢えず、僕は “ 帰り道 ” をよそおってファミレスへ向かって歩くぞ 」


「 この重い荷物を早くろしたい… 」


「 ほら、行くぞ! 」


 もりしげろう旅館のきんわざ(わざ)一晩過ごしたマオとしゅんれいは昼過ぎに森から出てた。

 依頼人の言うとおり、森へ向かう途中に通過したファミレスへ向かう為に歩道を歩く。


「 ファミレスって徒歩でなんぷんぐらい届くんだ? 」


「 約20ぷんだな 」


「 荷物をって20ぷんも歩くのかよ…… 」


 20ぷんも立たない内にしゅんれいは周囲の異変にいた。


「 お出ましだぞ、白い鳥居だ 」


かったぁ~~。

  森の中で1泊した甲斐があったな! 」


「 マオ、からは霊視眼鏡を掛けろよ。

  荷物は置いて行くが、とうは忘れるなよ 」


「 お、おぅ! 」


「 荷物は現世と異界を繋ぐ媒体に使う。

  荷物の中には僕の式神を忍ばせて有る。

  鳥居の中を歩いて異界へ行くぞ! 」


 しゅんれいとマオはっていた荷物を下にろすと白い鳥居の下をくぐって歩き出す。

 しゅんれいみちしるべになるように3メートル感覚で式神を鳥居に張り付けながら歩く。






「 長いな~~。

  まで歩けばいんだよ!

  行けども行けども鳥居だな~~ 」


「 “ 千本鳥居みたいに長い ” って言ってたからな 」


「 これってほんに異界へ続いてるのか? 」


「 もう異界の中だ。

  この鳥居がずっと続く事はない。

  その内、抜けるさ 」


「 シュンシュン、時計は持ってるのか? 」


「 持ってる訳ないだろ。

  スマホ(スマートフォン)なら持ってるが県外だ 」


「 異界ではスマホ(スマートフォン)は使えないんだな~~。

  腕時計を持ってればかったよ… 」







「 あっ──、シュンシュン!

  向こうになにか見える!!

  ようやく鳥居が終わるのかな 」


「 油断するなよ、マオ。

  鳥居の先は未知数だ。

  、怪異と出会でくわすか分からないぞ 」


「 用心に越した事ないもんな! 」


 しばらく歩くいて、マオとしゅんれいは白い千本鳥居を抜けた。

 まばゆい光の先に見えたのは────。






「 ………………シュンシュン、薄暗くて肌ざむいけど、ってかな? 」


「 コイツはトンネルだな。

  光が近い方に向かって歩いてみよう。

  みちしるべに式神を残しながら進むぞ 」


「 童話のヘンゼルとグレーテルが道に落とすパン切れみたいだな 」


「 式神は僕にしか見えないから、鳥や動物に食べられたりしないぞ。

  見知らぬ誰かに退けられる心配もない。

  それにしてもなんで童話を知ってるんだ?

  読書は苦手なんだろ? 」


「 あぁ~~~~……。

  セロに読まされたんだ……。

  感想文まで書かされて大変だったよ…。

  言語を理解するには絵本を読んで、感想文を書くのが1番だって言われてさ~~ 」


「 アッハッハッハッハッ!!

  そりゃ~~い方法じゃないか。

  苦手な読書が出来たんだろ?

  苦手を1つ克服出来てかったじゃないかよ 」


いもんか。

  ウトウトするたびけんさんオデコに刺さって痛かったんだからな! 」


「 アッハッハッハッハッ!!

  けんざんが刺さるの分かっててウトウトしてたのかよ!

  ウケるなぁ~~お前! 」


「 笑い事じゃない!

  セロはとき(どき)スパルタな事を平気でしてるから困るんだよ…… 」


「 死ねないんだからけんざんが刺さるぐらいいじゃないかよ!

  ふはははははっ(////)

  セロフィートもときるんだな! 」


られてないから!

  生きてるからなっ!! 」


「 ほらほら、トンネルを抜けるぞ 」


まったくもう!

 ( ──依頼人のはなしを聞いてるときより元気が戻ったみたいだな )」


 マオとしゅんれいがトンネルを抜けると、視界にはいってたのは見知らぬまちだった。


「 うん?

  まち??

  どゆことかな??

  異界…………じゃないのかな? 」


「 ………………は異界じゃ無いな…… 」


「 えっ?

  異界に出るんじゃなかったのか??

  シュンシュン、スマホ(スマートフォン)は使えるのか? 」


「 いや、使えないな。

  圏外だ。

  画面が真っ暗じゃないだけで使い物にならない。

  厄介な事になったかもな 」


スマホ(スマートフォン)が使えないだけで厄介なのか? 」


「 セロフィートやキノコンと連絡が取れないんだぞ!

  死活問題だ 」


「 でもさ、陰陽術は使えるんだろ? 」


「 まぁな。

  それだけは救いだ。

  異界ではない別世界のまちか……。

  このまちかに依頼人の友達たちればいんだかな… 」


「 写真を借りといてかったよな。

  スマホ(スマートフォン)が使えなくても写真が有れば人探しは出来るだろ 」


「 そうだな。

  先ずは──、セロフィートから貰った(魔法の)ブラックカードが問題なく使えるか試さないとだぞ!!

  (魔法の)ブラックカードが使えなかったら、僕世界にあいだ、野宿をする羽目になるんだぞ!

  野宿が続いたら文無しのホームレス生活だぞ!! 」


「 ホームレス生活……それはいやかもだ。

  でもさ、シュンシュンなら陰陽術を悪用して稼げるじゃん 」


「 活用って言えよ。

  兎に角、先ずはコンビニ(コンビニエンスストア)に寄るぞ!

  コンビニ(コンビニエンスストア)は多くの人間が利用する店だ。

  探しびとの写真を拡大コピーして貼らしてもらおう 」


「 そうだな! 」


 マオとしゅんれいは別世界でコンビニ(コンビニエンススト)を目指して歩き出した。

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