「 ──シュンシュン!
粗方片付いたみたいだな。
化け物は全部倒しぞ 」
「 マオ──。
此方もお●ぱいを燃やし終わったところだ。
然し、彼此の窓ガラスが割れているな。
建物の中は何処も散乱としていて滅茶苦茶だ 」
「 うん……。
歩道も道路も液体でベトベトだし、車も大変な事になってる。
酷い有り様だよ。
シュンシュン、一応これでお●ぱいは退治した訳だし、“ 帰り道 ” に人がお●ぱいに襲われる様な事は起きないよな? 」
「 さてな。
それは僕にも分からないさ。
お●ぱいの集合体があの1体だけと決め付ける事は出来ないからな。
まぁ、また出たらなら今回みたいに倒せば良いだけだ 」
「 それはそうだけど……。
この状況はどうするんだ? 」
「 知るか。
僕等は刑事呀がの依頼を受けて、“ 帰り道 ” に人を連れ去るお・●・ぱ・い・の怪奇を解決させただけた。
この惨状をど・う・に・か・するのは僕等らがする事じゃないさ。
やる事やったんだ、後あとは帝たい呀が達に丸投げしときゃ良いいのさ 」
「 それもそうだな…。
セロに頼んでも良いいけど…………この前、“ おねだり ” したばっかりだしなぁ~~ 」
「 おねだりだって?
何なんだよ、おねだりって?
おねだりしないとセロフィートは動いてくれないのかよ? 」
「 う、煩いな!
シュンシュンには関係無いよ!
用が済んだなら早く帰ろう 」
「 そうだな。
事務所に戻って帝たい呀がに連絡してやらないとだしな 」
「 そう言えば──、何なにかを忘れてる気がするんだけど…………、何なんだったかな?? 」
「 思い出せないなら大した事じゃないんだろ。
そのまま忘れてろよ 」
「 う~~ん……そだな…。
──暫くは事件の依頼は受けたくないよな~~ 」
「 僕は玄げん武ぶに会いに行って来くるから、当分は留守にするぞ。
その間あいだは休みだ 」
「 玄げん武ぶさんは他県で女流棋士達に指導しに行ってるんだろ。
邪魔しに行くのか? 」
「 誰が邪魔しに行くかよ!
彼女が彼氏に会いに行くだけだ!
男に飢えた女流棋士共どもとイチャイチャなんてさせるかよ!
僕は玄げん武ぶに群がって色目を使い誘惑する泥棒猫共どもを追い祓はらいに行くんだよ! 」
「 シュンシュン…………。
人間相手なんだから “ 追い払う ” だろ? 」
「 彼奴アイツ等らは怪異の類たぐいより厄介な存在なんだよ!! 」
「 とは言えだよ、玄げん武ぶさんは小学生の姿で女流棋士達に指導してるんだぞ。
女流棋士達が小学生を襲うなんてしないって。
社会的にもアウトだろうしさ、完全に犯罪じゃんか。
大丈夫だと思うけどな~~。
玄げん武ぶさん、見掛けに依らず強いしさ 」
「 それでも僕は行くんだよ!
玄げん武ぶのボディーガードして来くるから! 」
「 ………………分かったよ。
暫くはゆ・っ・く・り・出来るって事だな! 」
「 然しかし、何なんで玄げん武ぶは僕に心を開いてくれないんだ?
僕に素っ気ないんだ?
こんなに玄げん武ぶを想ってるのに…… 」
「 そんなの玄げん武ぶさんとの対局でイカサマして勝ったからだろ~~。
玄げん武ぶさん、囲碁に関する事に対しては根に持つタイプじゃん。
何なんヵ月げつも引き隠ってたぐらいショックを受けてたんだから、難むずかしいと思うぞ 」
「 女め々めしい奴だよな、玄げん武ぶは!
イカサマして勝ったのは1回だけじゃないかよ…… 」
「 そう言ってる間あいだは難むずかしいんじゃないか?
玄げん武ぶさんにと・っ・て・シュンシュンは天敵みたいな相手な訳だしな~~ 」
「 何なにが天敵だよ…… 」
春しゅん麗れいはブツブツと文句を良いいながら歩き出す。
マオは文句を言う春しゅん麗れいを宥めながら歩き出す。
“ 帰り道 ” に男性を襲い連れ去る謎のお・●・ぱ・い・事件は、春しゅん麗れいとマオの活躍により、取り敢えず解決された。
然しかし、“ 帰り道 ” にお・●・ぱ・い・に連れ去てしまった男性達の行方は事件が解決しても未いだに行方知れずのままである。
原因不明の行方不明者が年ねん々ねん増え続け、発見されないまま放置され続ける町──。
それが犯罪天国パラダイス都市・米●町である。
今日きょうも犯罪天国パラダイス都市・米●町は、永住希望者を募集中だ。