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☀ 夏のホラー 2023 参加作品  作者: 雪*苺
【 帰り道のお●ぱい 】
25/36

✒ お●ぱいがいっぱい 4


 マオとしゅんれいが鳥がたの式神で地上から飛び立ったあと──、地上は赤い液体を浴びて姿を変貌させてしまった2つのに埋め尽くされていった。

 建物中に逃げ込んでいた人間達は誰1人としてそとに出る者はなかったのだが、上空から落ちてと上空から降りそそがれる乳黄色の液体に依って、男達が建物から飛び出す事態となっていた。


 マオが上空で斬り落としたが地上へ落ち、地面に強く叩き付けられてベチャッと潰れる。

 潰れたの中にはしこりはいっている。

 そのしこりの上に上空から雨のように降りそそがれる乳黄色の液体がしこりに掛かると、町中に芳醇で極上な香りを漂わせ始めたのだ。


 芳醇で極上な香りは、空気に混ざり建物の中へはいり込み、建物の中に充満していく。

 芳醇で極上な香りが混ざった空気──酸素を体内に取り込んだ男達だけが、フラフラと建物の中から出るとそとを徘徊し始めたのだ。


 2つのけて押し掛けるのはに飢えている男達だ。

 お●ぱいに抱き付き、お●ぱいに顔をうずめ、お●ぱいにほうりし、お●ぱいをさわり捲り、お●ぱいを揉み捲る。


 お●ぱいを余す事なく堪能する男達。

 お●ぱいの魅惑に取りかれてしまった男達は、貪欲にむさぼる。

 お●ぱいに舌を走らせチロチロと舐め捲り、お●ぱいに付いている2つの乳首を男同士で激しく取り合う。


 乳首に口を付け、チュパチュパとおとを立てて乳首を吸う男達の目は完全にしょうを失っていた。

 男達は赤子に戻ったかのようの乳首から出る桃色の液体を必死に吸い続ける。


 乳首からしたり出る桃色の液体を飲んだ男達の姿に変化が起きた。

 「 みぃるぅきぃ~~~~ 」という叫び声を上げながら男達の身体からだが光に包まれる。


 光が消えると男達は「 お●ぱぁ~~~~い 」と声を出しながらを求めるモンスターへと変貌を果たした。

 お●ぱいモンスターは、生身の女性達のを求めて町中を元気に走り回る。


 建物の中に避難していた女性達は、お●ぱいモンスターに恐怖した。

 両目が完全にイってしまっているのだ。

 口からはきたない涎を垂らしながら町中を走り回っている姿を見て身体からだを震わせていた。

 つかまったらなにをされるか分からない。

 なんとも言えない恐怖心が女性達をむしばみ支配していった。


 かの建物の窓ガラスが割れたおとが町中に響く。

 窓ガラスが割れた建物に押し寄せる脅威のモンスター達。

 悲鳴を上げてモンスターから必死に逃げまどう女性達。


 逃げ遅れた子供達,年配のマダム達が、お●ぱいモンスターの毒牙に掛かり餌食に──は、ならなかった。

 どうやら未成年の子供や年配のマダムはモンスターの対象外らしい。

 見向きもされやしなかった。


 そう!

 お●ぱいモンスターが狙うのは成人女性なのだ。

 それもバストがC以上の成人女性しか狙わないのである!!

 バストサイズがAA,A,Bの成人女性は論外なのだ!!


 お●ぱいモンスターはつぎ(つぎ)に建物の窓ガラスを割り、建物の中に避難している女性達を求めて押し寄せる。

 お●ぱいモンスターと化した男達とモンスターの脅威から身をまもる女達との激しい激闘が町中で始まった。


 「 お●ぱぁ~~~~い 」「 さわらせろぉ~~~~ 」「 もませろぉ~~~~ 」「 すわせろぉ~~~~ 」とモンスターの叫び声が町中に響く。

 お●ぱいをさわりたい,揉みたい,吸いたいモンスター達と得体の知れないものなんかに大事なさわられたくない,揉まれたくない,吸われたくない女性達との攻防戦は激しさを増していた。






「 ──シュンシュン、なんか地上が物凄い事になってるんだけどさ、どうしてなんだ? 」


「 う~~ん……。

  お●ぱいの本体を倒したってのに悪化してるのはなんでだ? 」


「 それに空気に変な匂いが混ざってないか? 」


たしかにな。

  一寸ちょっと鼻に付く匂いだな。

  先ずは匂いをするか 」


「 どうにか出来るのか? 」


「 まぁ見てろ。

  れいで吸い取って、空気を元に戻してやるよ 」


れいって使い方も出来るのか?

  凄いなぁ~~ 」


 しゅんれいすうじゅうれいを取り出すと陰陽術を使う。

 ババッとバラ蒔いたれいひかり出す。


 れいが空気に混ざる匂いをグングン吸い込み消臭していく。

 れいは匂いを吸い込み、色が内に黒ずんでいく。


「 うわ~~。

  れいの色が変わってくな。

  シュンシュン、色が変わったれいんだ? 」


「 消しずみになって跡形も無く消える。

  これで少しは匂いもマシになったろ 」


「 あ、うん──。

  そうだな。

  さっきより匂いが薄らいだ気がするよ 」


「 それにしても地上は別の意味で地獄絵図だな 」


「 そうだな……。

  ラリった目で涎を撒き散らしながら女性を襲ってる得体の知れないものから出てたんだ?? 」


「 2つのから分裂したとか産まれたとかじゃないのか?

  ──そう言えば、マオが斬ったが地上に落下してたよな?

  もしかして、地上に落ちて中から出て来たんじゃないのか? 」


「 えぇっ?!

  じゃあ、あのものはオレの所為って事かよ?

  とうで斬れるかな? 」


「 斬れるんじゃないのか?

  お●ぱいの集合体も斬れたんだ。

  よし、マオはものを斬って回れ!

  僕は1つのと2つのを始末してやる! 」


一寸ちょっと待てよ、シュンシュン!

  2つのは元人間だぞ!

  始末って── 」


「 陰陽術で燃やすんだよ。

  こくえんなら跡形も無く消しずみに出来るさ 」


「 いや、そうじゃなくてさ──、“ 元人間だぞ ” って事を言ってんだよ! 」


「 それがどうした。

  あんな状態になって人間に戻せると本気で思ってるのかよ?

  得体の知れない赤い液体を撒き散らしてるだぞ!

  どうしたって戻らないだろ 」


「 ………………セロなら戻せるかも知れないだろ 」


「 セロフィートはだすけがきらいなんじゃなかったのか?

  セロフィートの事だから元に戻すより、回収して実験台モルモットにでも使うんじゃないのか? 」


「 うぅ…………それは否定出来ないかも…… 」


「 セロフィートの実験台モルモットとして遊ばれ続けるか、らくに死なせてやるか──だろ。

  どっちがいかなんて選ぶ必要ないだろ。

  死んだらたましいは輪廻の流れへ還るんだ。

  果てしなく長い時間、セロフィートの玩具おもちゃにされて死ねないよりも、さっさと始末して輪廻の流れへ還えしてやる方が “ 大人の優しさ ” ってヤツじゃないのか?

  慈悲だろ慈悲! 」


「 そ…それは………… 」


「 安心しろよ、すべて片付いたらあとは、セロフィートに被害者達の死体を〈 (げんしつ)(みなもと) 〉で構成させればいじゃないか。

  遺体が手元に戻れば遺族も喜ぶだろ 」


「 ………………それは…… 」


「 日が暮れる前に始末するぞ!

  気合れてものを斬れよ、マオ! 」


「 気が進まないけど、仕方無いのかな…… 」


 マオは両肩で大きな溜め息をくと、とうを構えてモンスターを斬る為にしゅんれいと分かれた。






 しゅんれいは取り出したに法力を練り込むと乳白色の液体を吹き出して撒き散らしてる1つのと赤い液体を吹き出して撒き散らしてる2つのじゅを貼り付けて行く。

 人間の男達が群がりむさぼっている桃色の液体をしたたらせている2つのにも呪符じゅって回る。


「 赤い液体の次は桃色の液体かよ。

  だいの大人の男がを吸ってるなんて、まるで腹をかせた赤ん坊みたいだな。

  ──コイツみたいにげんも僕の胸に興味を持ってくれたらいのに……。

  げんになららでもさわらせてやるし、揉ませてやるし、吸わせてやるのに──げんたら見知らぬ女なんかと楽しそうに囲碁の話しに花咲かせやがってぇ~~~~!!!!

  げんは僕が唾を付けてるのにぃ~~~~!!

  ムカつく泥棒猫めぇ~~~~。

  僕のげんを誘惑しやがったら、ブッころしてやるぅ~~~~!!!! 」


 しょうれいいかりに任せて法術を発動させる。

 じゅを貼られたは、しゅんれいの心の闇をあらわようくろ(ぐろ)としたこくえんに包まれて激しく燃える。


 が燃えてはいになって消えていく。 

 目の前でが燃えて行く光景を見て、男達はきょうがくな表情をしながら唖然,呆然と立ち尽くしている。


「 さて──、掃除は順調だな。

  この調子で消しずみにしてやる! 」


 しゅんれいげんと仲のい女流棋士達を思い浮かべながらじゅに貼り捲り、こくえんちりも残らないように燃やしまくった。






 一方のマオは、女性を追い掛け襲っているモンスターをとうで容赦なく斬り、退治している。

 マオはモンスターが元人間の男だとは知らずに斬り続ける。


 しゅんれいが怪しい桃色の液体をしたたらせているを燃やしてくれているお蔭もあり、お●ぱいモンスターが増える事は無くなった。

 お●ぱいモンスターを斬って斬って斬って斬って斬り捲る。

 最後のモンスターを斬り倒したマオは、とうを鞘にれた。


「 ふぅ……。

  人を襲うものないな。

  今日きょうは疲れた~~。

  早く家に帰ってセロの胸に飛び込んで甘えたいな~~ 」


 マオはしゅんれいと合流する為に移動する。

 道路や歩道は乳白色,赤色,乳黄色,桃色の液体が混ざった色でよごれており、走ると液体が飛び散る。

 マオは顔をゆがませながら走るのだった。

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