表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
☀ 夏のホラー 2023 参加作品  作者: 雪*苺
【 帰り道のお●ぱい 】
23/36

⭕ お●ぱいがいっぱい 2


 ぜんにされてに連れ去られる男性達が頻発しているまちなかをマオとしゅんれいが仲良さに並んで歩いている。


「 昼間は至って普通なんだよな~~ 」


「 そうだな。

  おい、マオ。

  彼処あそこのカフェにはいるぞ! 」


「 はぁ~~?

  なんでだよ? 」


「 カップル限定じゃないと頼めないパフェが有るんだ!

  僕は限定パフェが食べたい!

  8月前だってのに夏本番みたいに陽射しも暑いしな 」


なんでオレがシュンシュンとカップルしないといけないんだよ? 」


「 別にいだろ!

  限定パフェの為だ、我慢しろ!

  ()だって限定パフェで熱を下げたいだろ~~ 」


「 オレはセロと食べたいけどな~~ 」


いからい! 」


 しゅんれいは自分より5cmだけ背の高いマオの腕に自分の腕を絡めると、パフェに向かって引っ張る。

 マオは溜め息をきながら、カフェにはいる事にした。






「 う~~ん♥️

  涼しい室内で食べる限定パフェは最高だな~~♥️♥️ 」


「 そだな~~ 」


「 マオ、もっとそうにえよ!

  限定だぞ、げ・ん・て・い!! 」


「 パフェはいよ。

  オレの前に座ってるのがシュンシュンじゃなくて、セロだったらいだろうな──ってな 」


「 おい、僕に失礼だと思わないのか!

  こんなに可愛い美少女を目の前にして限定パフェを食べれるんだぞ!

  幸せだろうが! 」


「 ………………たしかにシュンシュンは可愛いと思うけど、男じゃんか… 」


「 今の僕は性別反転ちゅうで美少女だぞ!

  性別が女ならキノコン達に餌認定されないからな。

  涎を垂らされなくて済むし! 」


たしかにな~~……。

  キノコンはシュンシュンを見ると涎を垂らして嬉しそうに見てるもんな~~ 」


 向き合って他愛ない会話をしながら、限定パフェを食べているマオとしゅんれいの様子は、はたからはうい(うい)しくて可愛いカップルに見えるらしく、窓側の席に座っているマオとしゅんれいは、カフェの客寄せパンダと化していた。


「 ──ねぇ、アレってなにかな?

  丸いのが降っててるね 」


「 桃かな~~? 」


「 桃のパフェが食べたくなってちゃったね~~ 」


 窓側の席に座っている別の客が窓からそとを見ながら楽しそうに話している。


「 桃だって?

  こんなに天気がいのに桃がそらから降っててるって? 」


そらから落ちててる──の間違いだろ。

  桃なんかいんだよ 」


「 でもさ、なんで桃が── 」


「 僕が知るかよ。

  どっかで竜巻でも発生したんじゃないのか? 」











 ひとどおりの多い交差点には、大勢の人達が行き交っている。

 営業回りのサラリーマンや買い物を楽しむ年配の女性達,夏休みで羽を伸ばしている学生達,子連れで外出している家族──さま(ざま)な人達で賑わっていた。


 そんなもと変わらない昼間に、そらから丸い “ なにか ” が無数に落ちてる。

 ゆっくりフヨフヨと落ちてる “ それ ” は桃に似ていたが桃では無かった。


 プヨプヨ,ポヨポヨとしている “ それ ” は、健康的な人肌色をしていた。

 弾力が有り、柔らかい。

 誰かが「 “ お●ぱい ” だぁぁぁ!! 」と叫んだ。


 数え切れないほどの無数の “ おっぱい ” がそらから次から次へと落ちてる。

 落ちたは、ポヨンポヨンと弾むと、ポインポインと弾みながらひと(びと)の通行を邪魔している。


 お●ぱいに付いている突起物──乳首らしき場所から乳白色の液体が、ブシューーーと噴水のように勢いく吹き出し始めた。

 乳白色の液体の正体は不明だが、通行人達の衣服をかしていく。

 ひと(びと)の乳首から吹き出している謎の液体を恐れ、近くの建物の中へ避難を始めた。


 当然、マオとしゅんれいが限定パフェを食べているカフェにも避難するひと(びと)が押し寄せてたの言うまでもない。






「 ──な、なんかさ、そとは大変な事になってるな…… 」


「 んぅ~~~~♥️

  限定パフェ最高だな~~♥️♥️ 」


「 シュンシュン、限定パフェを堪能してる場合じゃないよ!

  あれってさ、胸じゃん?

  胸が白い液体を撒き散らしてるけど?!

  き……気持ち悪過ぎないかな?! 」


「 白い液体?? 」


「 そうだよ!

  通行人が建物の中へ逃げ込んでるんだ 」


「 ふぅん。

  僕は白い液体よりもバニラアイスが食べたいな。

  マオ、バニラアイスパフェを奢ってくれよ 」


なんでオレが奢らないといけないんだよ!

  オレ、シュンシュンの彼氏じゃな──シュンシュン!! 」


なんだよ。

  お前、パフェ食べないなら寄越せよ。

  僕が食べる! 」


「 シュンシュンの馬鹿!

  パフェどころじゃないだろ!

  そとを見てみろよ!

  謎の白い液体で濡れた人達が大変な事になってるんだよ!! 」


「 知るかよ!

  今の僕はパフェの気分なんだ 」


「 シュンシュン!

  今は窓のそとを見ろよ!! 」


まったく──。

  耳元でキンキン声で叫ぶんじゃない!

  僕の耳はデリケートなんだぞ 」


 文句を言いながらしゅんれいは窓に目を向けそとの様子を見る。

 窓のそとでは逃げ遅れて乳白色の液体を浴びた人達の衣服が溶け出し、身体からだが浮き出てている様子が視界にはいる。


 身体からだじゅうあちこちが出てる光景は異様だった。

 男も女も子供も大人も老人も、逃げ遅れてしまった人達の身体からだ内に無数のに埋め尽くされてしまい、大きなに姿を変えてしまった。


 そらから落ちてはバイクのヘルメットほどの大きさだったが、に変わってしまった人達──いや、お●ぱいはドラム式洗濯機ほどの大きさだった。


 大きなは乳白色の液体を吹き出している小さなを取り込むと、乳首らしき場所から鮮血色の液体を勢いく上空へ目掛けて吹き出し始めた。


「 ──な、なんだよ、アレは!? 」


「 それはオレも聞きたい。

  シュンシュン、これってたいの依頼とは様子が違うけど、関連有りそうだよな? 」


「 あ、あぁ……そうだな。

  だ昼間だってのに派手な事をしやがる… 」


「 ……………………お●ぱいがトラウマになりそうな光景だな…。

  お●ぱいに変わった人達は元に戻せるのかな? 」


「 さてな。

  僕にも分からん。

  あの赤い液体はなんなんだ?

  あのは一体なにをしたいんだ?? 」


「 シュンシュン、これってさ──、そとに出ない方がい状況── 」


「 きゃあぁぁぁぁぁぁッッッ~~~~!!

  御客様が──、御客様がぁぁぁぁ!! 」


「 今度はなんだよ! 」


そとた人達が建物の中へ避難しててたじゃん。

  その人達なんじゃないか? 」


「 御客様、逃げてください!!

  離れてください!

  ちかかないでくださいぃぃぃぃ!! 」


「 自動ドアの方からだよな?

  行ってみるか? 」


「 現状を把握する必要があるな。

  偵察用な式神をなんたいか飛ばす。

  マオ、この御札を持って行け。

  が襲ってたら貼るんだ! 」


「 分かったよ。

  サンキューな 」


 しゅんれいから数枚の御札を受け取ったマオは、カフェの自動ドアへ走った。


「 たく……なんそらからが落ちててるんだ?

  僕が原因を突きめてやる!! 」


 しゅんれいは偵察用の式神を用意すると窓のそとへ飛ばした。

◎ 変更しました。

  入り口 ─→ 自動ドア

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ