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☀ 夏のホラー 2023 参加作品  作者: 雪*苺
【 帰り道のサミィちゃん 】
12/36

⭕ 手紙 2


 わたし、可愛い(プリチィ)サミィちゃん。

 可愛い(プリチィ)突然変異ミューテーションさせて、魔法マジカル再生リコールするの。


 わたし、可愛い(プリチィ)サミィちゃん。

 今のお友達(フレンド)が壊れちゃったの。


 わたし、可愛い(プリチィ)サミィちゃん。

 新しい(ニュー)お友達(フレンド)が欲しいの。


 わたし、可愛い(プリチィ)サミィちゃん。

 新しい(ニュー)お友達(フレンド)を探してるの。


 わたし、可愛い(プリチィ)サミィちゃん。

 新しい(ニュー)お友達(フレンド)を見付けたの。


 わたし、可愛い(プリチィ)サミィちゃん。

 貴女にわたしの新しい(ニュー)お友達(フレンド)になってほしいの。


 わたし、可愛い(プリチィ)サミィちゃん。

 貴女を迎えに行くの。


 わたし、可愛い(プリチィ)サミィちゃん。

 楽しみに待っていて欲しいの。


 わたし、可愛い(プリチィ)サミィちゃん。

 次の犠牲者は、お・ま・え・だぁぁぁぁぁぁぁぁあッッッ!!!!






「 ──って書いてあるな~~。

  ……………………悪戯かな?? 」


「 “ 可愛い(プリチィ)サミィちゃん ” ねぇ。

  某有名都市伝説の台詞と某魔法少女の台詞を掛け合わせたようなじつ内容の文章だな 」


なんだよ、シュンシュン。

  その “ 某有名都市伝説 ” の台詞と “ 某魔法少女の台詞 ” って? 」


「 怪談のメリーさんと魔法少女プリテ◯ーサミーの事だと思いますよ、マオさん 」


「 階段のメリーさん??

  魔法少女プリテ◯ーサミー??

  なんだよ、それ?? 」


「 言っとくが “ 階段 ” じゃなくて “ 怪談 ” の方だからな 」


「 猥談のメリーさん?

  メリーさんが猥談するのか?? 」


「 お前、どんな耳してるんだ!

  ちゃんと耳の中を掃除してるのか?

  耳鼻科に行って掃除してもらってい!

  の世界に猥談するメリーさんがるんだよ! 」


「 猥談メリーさん…………。

  たらたで別の意味で盛り上がりそうなメリーさんですね… 」


「 僕がじき(じき)に教えてやるからがたく思え!

  “ 怪談のメリーさん ” ってのはなぁ── 」


 しゅんれいは都市伝説としてポピュラーで有名な “ 怪談のメリーさん ” がはなしなのかをマオに説明した。


「 これがちまたで知られている “ 怪談のメリーさん ” だ。

  僕の助手をする以上、少しは都市伝説や怪談の勉強しろ 」


「 オレは好きでシュンシュンの助手をしてる訳じゃないんだけどな…… 」


「 それでも助手としての “ 誠意を見せろ! ” って言ってるだ! 」


「 誠意って言われてもな~~。

  誠意は相手に要求するもんじゃないだろ? 」


まったく!

  あぁ言えば、こう言う奴だな! 」


「 はぁ?

  そんな事ないだろ~~。

  それより、魔法少女プリテ◯ーサミーってなんだよ? 」


「 魔法少女プリテ◯ーサミーは私が小学生低学年のとき、毎週日曜日の朝9時から放送されていた子供向けの魔法少女アニメの1つです。

  女の子だけじゃなくて、男の子にも人気があったんですよ。

  ライバルに悪い魔法少女ピクシ◯ミサって子も登場するんです。

  プリテ◯ーサミーには男の子のファンが多くて、ピクシ◯ミサには女の子のファンが多かったんですよ。

  大きなも多くて、人形ショーをすると出禁扱いされる大きなも多かったくらい社会現象になっていたアニメです 」


「 子供向けのアニメなのに大人が見てるのか? 」


「 作品を作っているのは大人ですよ。

  大人が作る作品を大人が見ているだけです。

  収入が無いとアニメは作れませんから、ファンにお金を使ってもらう為に、グッズ販売をして収入を得るんです。

  大きなはアニメ業界にとって、お金を落としてくれる大事なカモなんです。

  年齢も性別も関係無いんです。

  変人や変態であっても、お金を落としてくれるファンは大事な収入源なんです 」


「 そ、そうなんだ…。

  大きなが熱狂しちゃう魔法少女アニメってなんかヤバそうだな…… 」


「 子供向けに作られてますら、安心して見れますよ。

  近年は主人公の年齢を小学生から中学生に引き上げて製作されたり、高校生,大学生,社会人の独身オーエルに変更したアニメが放送されてるんです。

  元祖小学生版は去年の夏、完全限定生産でBluブルーrayレイが発売されました 」


「 へぇ、さんは “ 魔法少女プリテ◯ーサミー ” に詳しいんだな? 」


「 ふふふ(////)

  私も “ 大きな ” の1人になりましたから(////)」


「 そ、そうなんだ? 」


「 そりゃ、当時小学生だったも年数が経てば “ 大きな ” になるのは当然だな。

  “ 大きな ” も昔はみたいに子供だったんだ。

  もカモになってるんだな 」


「 そうですね… 」


「 そのわいだ──じゃなくて “ 怪談のメリーさん ” と “ 魔法少女プリテ◯ーサミー ” を合作したみたいなヘンテコ文章で書かれた手紙がコレなんだよな──。

  差出人は “ お友達 ” ってやらを探してるみたいだな。

  1年以上も行方不明になった子も、差出人の “ お友達 ” ってのに選ばれてなくなった──って事なのかな? 」


「 この “ 壊れた ” って内容が気になるな。

  差出人は “ お友達 ” って奴にからぬ事をしているみたいだねぇ 」


からぬ事ってなんだよ? 」


「 さてな。

  それは僕にも分からないさ。

  だが、い待遇は受けてないと思うぞ 」


さんのむすめさんのあんが心配だな。

  無事ならいんだけど…… 」


「 差出人を引き摺り出してフルボッコしてやればはなしだろ。

  今迄さん(ざん)好き勝手をしてたんだ、僕に目を付けられたのが運の尽きだな 」


「 シュンシュン、になく悪い顔してるな~~。

  まるで悪役だよ。

  そんな事より、差出人を “ 引き摺り出す ” なんて事が出来るのかよ? 」


「 強引な手法にはなるが、不可能じゃない。

  僕に任せろ!

  差出人と此方こっちを繋ぐ媒体──手紙は僕の手の中にあるんだ。

  “ 可愛い(プリチィ)サミィちゃん ” なんてあやかしは僕の式神で集団リンチしてやる!! 」


「 集団リンチって── 」


「 集団リンチは正義の特権だからな!

  容赦はしないぞ! 」


「 シュンシュンが正義ねぇ~~。

  なんか似合わないな~~ 」


「 フン!

  僕はセロフィートに歯向かう気はないからな!

  いくらでもセロフィートに尻尾を振ってやるよ! 」


「 シュンシュン……。

  プライドはんだよ? 」


「 プライド重視で長生き出来るか!

  僕はセロフィートに消される人生は御免だ! 」


「 あの……セロフィートって誰ですか? 」


「 あっ、セロはオレとシュンシュンの異母兄だよ。

  オレはシュンシュンの兄貴ね! 」


「 えっ──、マオさんがしゅんれいさんのお兄さん?? 」


「 うん、シュンシュンはオレのおとう──い゛っだい?! 」


 マオは左腕をしゅんれいと顔を歪めた。


「 妹だろぉ~~、兄さん?

  言い間違えないでほしいなぁ~~ 」


「 そ…そうだよな…。

  暑さの所為かな~~?

  あははは… 」


「 仲がいんですね(////)

  ──しゅんれいさん、どうかむすめを──みちを宜しくお願いします! 」


「 フン!

  豪華客船に乗ったつもりでいろ。

  転覆しない豪華客船だぞ 」


「 はい! 」


「 よし。

  早速、手紙の差出人──サミィちゃんとやらを呼び出してやるとしようか 」


で呼び出すんだ? 」


「 丁度いわきのがあるんだ。

  を使う。

  よどみもい感じに溜まってる場所だ。

  都市伝説の怪異を呼び出すには持っていの場所さ 」


なんいやな予感しかしないな~~ 」


「 危険が伴うからな、は家へ買えれ。

  僕の作った特製護符り御守りをむすめの首に掛けさせとけ。

  怪異が寄ってない御守りだ。

  定価50万する高額でがたい御守りだからな!

  わりきして20万にやる 」


がとう御座います…… 」


「 シュンシュン!

  なつかしい再会したんだから、タダであげろよ 」


「 はぁぁぁぁぁ?!

  お前は馬鹿か!!

  50万だぞ、50万円!!

  万札が50枚の価値がある御守りだぞ!

  それを税込みで、万札20枚に減らしてやるんだぞ!!

  断腸の思いで僕が、万札を30枚も諦めてやってるのに、タダにしろだってぇ?!

  馬鹿も休み休み言えよ!!

  これだから価値の分からない無知な馬鹿野郎はきらいなんだよ!! 」


「 だってさ、片手間でパパッと作れるじゃん。

  1個ぐらい試作品って事にして、あげちゃえよ 」


「 ふざけるな!

  万札50枚を諦めろって言うのかよ! 」


「 50万なんてガネ、シュンシュンなら簡単に稼げるだろ~~ 」


「 ま、まぁな……。

  だけど、この御守りは商品なんだ!

  タダで渡す訳にはいかないんだよ! 」


「 なら、1万でいじゃん。

  1万がいやなら1.000円だな 」


「 こ…この野郎っ──!!

  僕の渾身の力作を選りに選って1.000円だとぉ~~~~!! 」


「 シュンシュン、相手は善良な一般市民だぞ。

  がめついのはほど(ほど)にしないと──だろ? 」


「 うぅ…………。

  あとで覚えてろよ。

  この仕打ちと恨みは忘れないからなぁ!! 」


「 仕打ちってなんだよ?

  オレ、なにもしてないじゃんか 」


カネの恨みは恐ろしいんだぞ! 」


「 それを言うなら食べ物だろ~~。

  大体さ、新しい怪奇グッズが大反響の大バズりしてガッポリしてるじゃん。

  じゅうぶん過ぎるぐらい稼いでるんだから大目に見てやれよ、な? 」


「 ……………………の支払いしてくれるなら、50万の御守りは、試供品って名目でよっ!! 」


しゅんれいさん!

  いんですか? 」


「 おと──女だって、ごんはない!! 」


がとう御座います。

  しゅんれいさん,マオさん! 」


「 あっ、じゃあ、出よっか。

  さん、支払いがとう。

  シュンシュンが無理ばっか言って御免な?

  気を付けて帰ってくれよな 」


「 マオさん…。

  の支払いぐらい50万円に比べたら安いものです。

  がとう御座います(////)

  必ずむすめに身に付けさせます! 」


 マオとしゅんれいはカフェの支払いを依頼人のもりみなにしてもらう。

 しゅんれいから50万円もする高額な御守りを大事そうに持ち、マオとしゅんれいと別れた。


 マオとしゅんれいもカフェを出るとしゅんれいが心当たりのあるいわきのへ向かうのだった。

◎ 訂正しました。

  魔法少女プリテ◯サミー ─→ 魔法少女プリテ◯ーサミー

  妖し ─→ 妖かし

  家へ買ってろ ─→ 家へ帰ってろ

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