表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
黒猫のお話  作者: りょお@夜の全裸中年男性


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

2/4

黒猫のお話・そのに

その日は梅雨寒の雨降る日だった。

かーちゃんとはぐれた僕はミイミイ鳴いて、かーちゃんを探してたんだ。

でもかーちゃんは見つかんなくて、代わりに人間のかーちゃんに見つかった。ヒョイと救い上げられてお家に連れて行かれた。


暖かいタオルでグジョグジョだったお顔を拭いて貰って、くたびれたバスタオルに包んでもらうと、少しだけ落ち着いた。

もうかーちゃんと兄弟たちには逢えないんだろうなぁ。


そう思うと寂しくなって、バスタオルの中で丸く固まる様にして寝た。


人間のかーちゃんに拾われて、ご飯も寝床も貰った僕は、段々と元気になって段ボールの中ではしゃいでいた。

一人はちょっと寂しかったけど、かーちゃんも遊んでくれるし、かーちゃんのセガレもちょくちょく構ってくれたから、気にならなかった。


いつしかかーちゃんと兄弟たちの事を考えなくなった。

そんなある日。ご飯をくれる人間のかーちゃんの手に、僕とは違う猫の匂いを見つけた。


思わず喜んだよ。お友達が居るんだ!ってね。


段ボールの外に出たいと猛アピールしたら、人間のかーちゃん、僕を段ボールの外に連れ出してくれた。お手手で運ばれると、目の前に大っきなクマみたいなのが居た。


わー、食べられちゃうよぉ〜。


思ったけど、人間のかーちゃんからした匂いがする。

え、猫なの?

僕がお友達になれると思った猫は、随分といい歳したオバサン猫だった。

もう少し歳が近い猫だったら、遊んでくれたかも知れないけど、オバサンじゃ無理っぽいね。

でも、同じ黒猫同士、仲良くしてこうっと。


よろしくね、オバサン。

(先住猫 誰がオバサンじゃー!)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ