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3話 ステータス

ブクマありがとうございます!

また評価、ブクマが増えたら続き書こうと思います。




昨夜、自分の能力値を表示させられることを知ってじっくり見ていたが酔いもあったのかいつの間にか眠気に負けており、目を開けたときにはすでに外は明るくなっていた。


昨日見たそれが夢じゃなかったのかと思い、『算術』と念じながら自分の能力を見せろ、と意識すると



■■■■■■

☆ポーツ

LV1

基礎体力 10

身体筋力 8

保有魔力 5

精神知力 6 

天運気力 12

創造器量 7


スキル:算術LV1

■■■■■■



昨日見たままの表示が現れ、ホッと安心した。

これが算術スキルの能力なのだろうか?

まだ完全に把握できたわけじゃないが今後の手がかりにはなるだろうと一歩前進できたと思う。


そうこうしていると、居間の方から母さんの声が聞こえる。


「ポーツ~、マルルちゃんが来てるわよ~!起きなさーい」


マルルが来てる?あれ?


マルルは今日から家の手伝いをするんじゃなかったか?

とりあえず急いで着替えて自室を出ていき、テーブルに用意されていた朝食のパンを掴み、

「ちょっと出かけてくる!」と素早く家を出ていく。




「マルル、お待たせ!今日から実家の手伝いを本格的にするんじゃなかったっけ?どうしたの?」


顔を合わせてすぐに聞いてみたが思い詰めるような表情でなんだか穏やかじゃなかった。


家の前で話すにはどうも気が引けたのであまり人の来ない、小さいころ僕たちが隠れ蓑にして遊んでいた秘密基地の方へ行くことにした。



秘密基地に着くとマルルはやっと口を開いた。


「ポーツは・・・ポーツは恩恵貰えたから、村を出ていくの?」


「いや、まだ僕は自分の貰った能力もわかっていないから次の季節までは少なくとも居ると思うよ」


それを聞いたマルルは安心したように地面に手を付いた。

秘密基地に着いても落ち着かない雰囲気だったのが僕の言葉を聞いたことでやっと和らいだようだ。



「マルルは実家の農業を手伝うんじゃなかったの?」


「えっと、その・・・ポーツがもしかしたら村を出て行っちゃうんじゃないかって思って・・・

 そうなったら私も付いていこうかなって・・・思って・・・」


マルルはもしかしたらこの村から出ていくことを望んでいるのかな?と安易に想像した。


「もしかしたら村を離れるかもしれないけど、今はまず能力を調べなきゃって思ってるんだ。

 村を出ることになる前にマルルには相談することにするよ。それにマルルだけには僕のスキルのこと話しちゃってるしね」


そう話すとマルルはパッと明るくなってニコニコしながら何度も頷いた。


話してスッキリしたのか、僕たちはそれぞれ自宅に戻っていった。



自宅へ戻ると母さんから、「今日から畑の手伝いしてもらうわよ?」と告げられ、

一緒に畑の方へと向かった。


道中、「女の子を泣かせちゃだめよ~」なんて冷やかしの言葉を掛けられたのが面倒だったが。


暫く土と草と植物と水とで格闘し、ひと段落ついたところで僕は自分の『算術』スキルについて考えた。



じっくり自分の能力数値を見ながらどういうスキルなのか頭を悩ませて、スキルの『算術』という文字をじっと見つめていると、突然表示が切り替わった。



【算術LV1 : 特定の条件で数値の変動を可能にする式算術。LV1=変動値1】



これが算術スキルの能力?


説明を受けても更に謎が深まった気がした。


特定の条件、数値の変動、式算術、そして現在変動できる数値が1ってことか。


うん、賢くない僕には全く想像もできない。


それでもヒントが出たことと、項目をじっと見つめていると説明が表示されることが分かったのは大きな前進だ。


次は能力数値に書かれている項目をそれぞれ強く念じるように意識していく。



【LV : 個体の数値水準を表す。数値が高いほど高位の能力を持つ】



【基礎体力 : スタミナや生命力のこと。怪我や疲れによって変動する。0になった時、命を失う】



【身体筋力 : 肉体の強度を表す。全体的な筋力の平均値】



【保有魔力 : 自身の持つ魔力量のこと。数値が高いほど強くまたは多くの魔法が使える】



【精神知力 : 賢さや心の強さを表す数値。数値が高いほど異常時の耐性が高い】

 


【天運気力 : 信仰心の強さや運の良さのこと。数値が高いほど得や徳を得やすくなる】



【創造器量 : 器用さや物を作る発想のことを表す数値。数値が高いほど品質の高いものが作れる】




それぞれの項目について説明を読むことができた。

そして能力数値全体のことを『ステータス』と呼ぶことにした。



そしてもう一つ発見することができた。

それは算術スキルの項目の変動ポイントについてだ。


この変動ポイントというのはどうやら加算式術という能力で自分の何かしらの数値に現在変動可能なポイント”1”をどこかにプラスすることが出来るみたいだ。


増やしたら増やしっぱなしでも出来るし、他の数値に切り替えることもできるみたいだった。


ステータスの中で一番意味のありそうな『身体筋力』にとりあえず+1することにした。


そうした結果、ステータスは変動した。



■■■■■■

☆ポーツ

LV1

基礎体力 10

身体筋力 8(+1)

保有魔力 5

精神知力 6 

天運気力 12

創造器量 7


スキル:算術LV1

■■■■■■



ステータスについて興味がどんどん広がっていき、

僕はこのスキルを使って色々と検証していくことにした。


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