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買い物

投稿が遅れたのは私のせいではない!

ゲームが面白すぎるのがいけないんだ!

でも、さすがに遅れすぎました。申し訳ない。

俺はバトラーの作った朝食を食べながら考えた。

昨日、宣言したのはいいけど全く考えてなかったわ・・・。

それにしてもバトラーの料理美味しい。シンプルにパンとスープだけだが朝には丁度いいりょうだな、材料は買ってきたらしいが何のスープなんだろ?

「バトラー、これ何のスープなんだ?」

「ライザーの実とフェイザの足を煮たものです。」

うん、全然わからん。

昨日は宣言の後、一度皆を連れて家に帰ってきた。そして基本的知識を家にあった本で調べた。

分かったことはこの領土が所属する国リーンダング帝国は国土と人口が一番多いらしい。そして、この領土はその帝国が統治している場所の一番外側らしい。

他にもテールカンバ大国、ベルテン法国、ガーバリ、戦場国家ヴィディー、天空王国アーザスなどがある。テールカンバ大国は領土では帝国の次に国土が広いが、度重なる内戦で国力は衰退しきっている。ベルテン法国はこの世界で神と呼ばれるウルミーを崇拝している魔法国家で魔法が一番進んでいるらしい。ガーバリは驚くことに銃の製造をしている、現状では銃は貴重なため貴族に出回っているらしい。

戦場国家ヴィディーは、狂王ハーズによって常に戦地となっいているためこの名前が付いている、獣人が多いそうだ。

天空王国アーザスは何千年も昔に天使が乗ってきたとされる空堕と呼ばれる島に住んでいる、島はずっと飛んでいるそうで島に行くには空を飛べる種族もしくは魔法によって飛べるものしか行けないらしい、ここは鳥類系の獣人と天使が多くいるそうだ。

説明した国は大きい部類の国である。

他にも小国はたくさん有り魔物の国や魔王の国、鍛冶師しかいない国なんかも有る。

これはしっかりと確認がわかっている国だけである。

何故、確認が取れている国だけといったのかは時の国、滅びの国、地下国家バーザルと呼ばれる発見不可能な国があるからだ。発見不可能な理由は国が来るものを選ぶからだ。この国に選ばれたと証言する人間が何人もいるが帰ってきたときにはその国の詳細は完全に忘れて名前しか覚えていない不思議な国である。ほとんど都市伝説的扱いになっているがそれでも否定しきれないのは今まで言った人間の中には国の王や貴族、大商人など有名な人も行っているからだ。もちろん、有名になっても行けるとは限らない。

そして、恐ろしいのは行って帰ってきた人が「滅びの国に行った」と言った場合、その人物は気が狂ったように周りの物を叩いたり投げたりし続け手から骨がむき出しても壊し続け周りに物が無くなると自らの体を壊していくのだそうだ。

他の国に行った場合は廃人か異形に変わっていくからしい。

怖いから行きたくはない。

国以外にも勉強したことが魔物と武器についてだ。

魔物には下級の魔物の他に神獣と呼ばれる化け物がいる。知性があり恐ろしい力を宿した魔物だ。崇拝している者もいる。どれぐらい強いかについて気になり調べてみると神獣の氷王パゴスの領域に手を出した国があったがその次の日には国が一つの氷になっていたそうだ・・・強すぎるだろ・・・。

武器はいろいろあったが面白いのは【シリーズ】と呼ばれるものだ。

これは同じ鍛冶師が作ったものもしくは使用者が同じ剣を纏めて◯◯シリーズと呼ぶらしい、人気なのは愚者シリーズと賢者シリーズだ。愚者は単純に攻撃力が高くなる魔法の付与がしてあるがその攻撃力上昇の魔法が桁違いに攻撃力が上がるので人気だ。賢者は魔法使い用で杖などが多い、効果は消費魔力が十分の一程度になるという無茶苦茶な物だ。逆に人気がないのは魔剣シリーズ、聖剣シリーズ、妖刀シリーズだ。

魔剣は性能が高いが良くない逸話が多いので持っていると周りの人からあまりよく思われないそうな、性能はいいし変な効果も無いから不憫である。

驚いたのは聖剣だ。聖剣と言えば伝説の勇者的な何かが装備しているはずだから人気があると思ったのだが人気がない。理由は勇者が頑張りすぎたことにある。

勇者が倒した魔物達の恨みが強く残っているため毒や呪いといった効果が付くことが多いからだそうだ。ただ、魔物には絶大な効果がある剣なので全く買われることは無いことはないのだが人気が低いらしい。妖刀シリーズは精神的にヤバいらしく体自体が乗っ取られることがあるんだと、その乗っ取られた人たちは夜叉と呼ばれあらゆる物を斬っていく。夜叉は他の夜叉と集まる習性があるので単体で出会うことはほとんどないらしい。

頭の中で思い出しながら食べているとパンもスープも無くなっていた。

「お代わりいりますか?」

「いや、いいよ。」

考えていた間に全員揃っていた。家に食卓は無いので床に座りながら食べている。

「はーい、皆さん注目!」

皆こちらを振り返り何をするのか見ている。

「今日は家具とかいろいろ買いに行くが付いてくるか?」

何故、買い物に行くかはここの調査も兼ねている。新国王である俺の顔がバレてないうちに行けばどんな様子かすぐわかるだろうからな。

全員うなずいたので班分けをすることにした。

俺とパリザ、カリナとバトラーとベルミの二つだ。パリザを選んだ理由は特にない。

「各自の必要な物を買ってきてくれ!」

そう行って、創った金貨百枚を渡す。

「やっぱ、マルヤマ君の能力便利ね。」

「自分でも思う。」

渡すと三人は扉を開けて出て行った。

「じゃあ、我々も行こうか。」

「脅して引き入れた者とよく出かけようなんて思えるのか不思議だよ。」

呆れた顔でパリザが言ってくるが関係ないことだ。


パリザに案内してもらい家具屋でテーブルと椅子を何個か買った。配達できるのでしてもらった。

そして、パリザの服を何着か買ってやった。全て、創った金だが金貨の価値が落ちそうで怖い。

まあ、そんな事気にせずバンバン買ってくんだけどね!

そうしながら歩いていると武器の店が見えたので入ってみた。

扉を開けると異形が居た。瞬間的に剣を創り出す。そして、相手がどんなのかをしっかりと確認する。

腕は四本あり背は三メートルほど全体が白く細い脚は三本ある、顔のあるはずの場所には何もなく尾の先に口が一つ目が百以上ついている。

「いらっしゃい。」

一瞬、誰が喋ったのかわからなかったが尾の先の口が喋ったことに気が付いた。

「坊主はここ来るの初めてだな?そりゃ武器も構えるな!はっはっはっ!」

金属をやすりで削るような声だ。

「俺はここの店主のバーリだ。よろしくな坊主!」

「店主ってお前がか?」

「おうよ、これでもれっきとした人間だぜ!」

いや、人間ってそんな形してたっけ?混乱したのでパリザを見る。

パリザも混乱しているようだった。

「この姿は呪いだ!だから、安心しな!」

とりあえず剣を収めてそちらを見る。

「ふう、やっと落ち着いてくれたか。・・・よし!坊主は何をどんな武器を買いに来たんだ?」

パリザはまだ怯えているが俺はもう大丈夫なので会話をする。

「ここにはどんな武器がありますかね?」

「そうだな・・・ちと高いがシリーズなんかも置いてあるぞ。」

この店はあたりだな。

「つっても、魔剣、聖剣、妖刀の類しかないけどな」

前言撤回、外れだ。

「じゃあ、見せてもらいますか?」

まあ、見るけどね!

「じゃあ、付いてきてくれ。人気がないとはいえシリーズは盗難されやすいからな!」

店の奥に進むと様々なものがあった。

「あんまし、知られてないがシリーズってのは剣だけじゃあねえんだぜ?」

ほのかに光る斧や紫の刀身の刀、歪な仮面などまがまがしい物ばかりだ。

だが、どうもしっくりこない。俺の感がその奥の布をどかせと言っている。

「奥に何かありますか?」

店主は少しだけ悩むようなそぶりをして口を開く。

「俺がこの姿になった元凶がある。」

「見てもいいですか?」

「触るなよ?」

その声は恐ろしいほど重みをもった言葉だった。

「なあ、さすがに不味いんじゃないか?」

パリザの言葉を無視して布をくぐると二本の剣があった。

一方は赤黒く染まり周りの光を吸い込んでいるように見える。刃の付け根には眼球が一つあり、眼は閉じている。肉と骨を無理やり剣にしたような感覚がする。

長さは百八十センチ程で幅が広い。

そして。もう一方はサイズは一緒だが、感覚が違う。こちらは神々しく輝いてるような気がする。だが、先ほどの剣と同じような形である。自分でもなぜこれを神々しいと思ったかは謎である。

「この剣はシリーズで分類されていない、理由はいつの間にかできていたからだ。」

「いつの間にか出来ていた?」

「そうだ、大昔にあった天使と悪魔の戦争場所の近くに住んでいた鍛冶師がある事を思いついたんだ。なんだと思う?」

「わからないですね。」

「それもそうか、もともと狂人と言われるような鍛冶師だったからこそ思いついたんだろうな・・・。悪魔と天使の生き血を使って剣を鍛えることだ。負傷した天使や悪魔なら人間でも捕らえることはできるからな・・・。男はまず鉱石としては最上位のアドゥ鉱石で二本剣を打ち始めた。そして、作った剣を持ち戦場の近くで死にかけの天使や悪魔を斬り続けた。右は天使を左で悪魔を何千体も屠った。だが、そんな行為もバレればお終い直ぐに両軍からの刺客によって殺された。」

「あれ?出来てませんかそれ?」

「いや、この話には続きがあるんだ。鍛冶師が死んだあとその剣は両軍から忘れられた。そして、戦争が最後に近くなり両軍の大将の天使と悪魔が戦っているときにその二本が二体の体を貫き全ての血を吸い尽くした。天使も悪魔も驚き戸惑った。そりゃあ、大将がいきなりどっかから飛んできた剣に貫かれて死ぬなんて思ってもみなかっただろうからな。そんな混乱の中二本の剣が地面に落ちた時、大爆発が起こった。大爆発と言っても都市が大爆発とかそんな小規模なもんじゃねえ、大陸ごと消し飛んだんだよ。」

「えっ?それじゃここにはないはずじゃないですか?」

「大陸が沈んだわけじゃねえから回収はできる。んで、どっかの誰かが拾って持ってきたのが巡り巡ってこっちに来たってわけだ。」

「でも、なんでそんなことがわかるんですか?」

「俺が触ったからだよこの剣は使う者を選ぶんだよ。おかげでこんな姿だ。」

やばい剣だなと思いつつもコレクター魂が買えと言っている。

「すいません、いくらですか?」

パリザと店主がギョッとしているのが分かる。

「坊主、俺の話を聞いていたのか?」

「気でも狂ったか?」

ひどい言われようだ。

「はい、聞いていましたよ?で?売るんですか売らないんですか?」

「お前も選ばれないとこんな姿になるんだぞ!それでもいいのか!」

段々、イライラしてきた。

「もう一度問う、売るのか?売らないのか?」

店主はあきらめた様に言った。

「そんなに欲しけりゃやるよ。だが、姿が変わっても知らねえぞ?」

言い終わるころには剣の前に立っていた。両方とも同時に手に握る。目を閉じる。

体中に虫が入ってくるような激痛と剣の記憶が流れ込んでくる。

「ああああああああああああああああ!!!」

激痛が無くなると次は痒みがきた。

「あああああああ!!!」

全身を掻き毟る。皮膚が剥がれ肉が落ちても痒みは止まらない。

いったい何時間搔き続けたのだろうか?ぴたりと痒みが止まる。

頭の中に声が響いてきた。

「お前は何を求めて我を握る?権力か?力か?女か?金か?自発的に?それとも偶然?」

「はあはあ、欲しいからだ。」

「欲しい?何がだ?」

「全てだ!権力!金!力!女!全部だ!全部俺に寄越せ!」

「なんと、傲慢な・・・だが、それでこそ我を持つに相応しい!この時をどれほど待ち望んだことか!」

「興奮して叫んでいるとこ悪いけど結構疲れたから休ませてほしい。」

「むっ、そうか試練のせいで疲れているのだな?あい分かった目を覚まさせよう。」

目を開けると、パリザと店主が立っていた。時間はそんなにたっていないようだ。

「疲れた。」

そういって倒れてしまった。パリザが覗き込むのが分かるが疲れて目が開けられない。俺は深い眠りに落ちていった。

ヤッホー!諸君、私だ!

今回は紹介することがなくて困ったな・・・。

そうだ!

天使と悪魔の戦争について教えよう!作中では剣からの視点だったからな!

もともと、あの戦いの始まりは天使が悪魔の領地に手を出したのが原因だ。

天使なのに欲深い奴らだ!そんな状況になりさすがにそれは無いだろうと悪魔が止めにかかったのだが天使の方は聞く耳を持たなかった。そして、戦争がおっぱじまった。初めは天使が優勢だったんだが当時、悪魔側の大将が頭のキレがいい奴で奇襲をよく成功させたおかげでどうにか優勢にたったんだな。この戦いは十年続いたんだが最後の最後で剣が飛んできてドカーンってなってお終いだ。

剣についてだが、大爆発の中心で周りの血を地面から吸ってたらしいぞ!

ついでに言うと俺のまだ子供の時だな。

えっ?何歳かって?言うわけないじゃん!

それじゃまたな!

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