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番外編:舞台袖の緞帳の裏で

最後までいけそうでいけなかった……。



雲外鏡:徳倉 鏡子「番外編も早八作目。 もう二月も後半ですわ。

 一月に終わる予定だった気がしたんですけど」


座敷童:桜塚守 千夜「見通せぬ 予定は未定 ケセラセラ 

 だそうです」 ←メモを読みながら


土蜘蛛:塚本 紡「伝言? あやつ、いつの間に千夜へ……」


釣瓶落とし:円井 夕陽「今じゃろ?」


鏡子「はいはい。 では『第七十話 汝、何処より生まれ来たりや?』。 タツミさんの切り札について後書きでサラッとかいてありますけど、詳細は書いてないんですよね。

 というか感想返しして、書いた気になっていた様ですわ」


八岐大蛇:タツミ「何じゃそれは。 とは言っても儂の尾に剣があったと言うのは有名な話じゃろうし、態々説明の必要があるんじゃろうか?」


鏡子「タツミさんの切り札で『武器』だと、大蛇形態では使い勝手が悪そうですし、ざっとで宜しいので説明して下さいな」


タツミ「まあ、良いか。

 儂の尾の中には『神剣:草薙の剣』が()る。 キャラクター的には『妖怪』『付喪神』の『神器』じゃな。

 儂のヘレティックはバルバルス/シャーマン、ミュータントはアインへリアル/デモノイーター、クラスは蛇神/オロチ/喰らい尽くす者/破壊者/神喰らい/神霊/生きる伝説、ハイランダーはバベル、ディエティは破壊神で、じゃ。

 シャーマンで契約しておる対象が『草薙の剣』になるんじゃな」


 タツミ、八岐大蛇形態に変化。


タツミ「一応人間変身していても使えるが、いざ使うとなれば恐らく此方の状態じゃろう。

 この状態で『神降ろし』を使うと尻尾の一本が剣の様になって……」


 のそのそとビル群の方へ移動するタツミ。

 不意にその尻尾を振るうと周囲のビルが切断された。


タツミ「攻撃範囲拡大+物理攻撃力増加+対象防御半減+切断+突風+消火のついた複合スキル『草薙』じゃ」 ←ドヤ顔


鷹城 佐重樹「あああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁっ!? 『祟り鬼』に壊されて、直したばっかりのビルが!?」


タツミ「おろ? …………あ~、すまん?」


佐重樹「……いや、別に今は私のビルではないしね……」


鏡子「それでは『第七十一話 ひとつの決着』。

 こちら、前書きに書いてあります通り、鷲鼻さんをガリゴリ噛むのは連理さんの前の予定でした」


サキュバス:イラ「……ガリ……(-_-;)」


真藤 紅「……ゴリ……(゜Д゜;)」


掛居 東誠「ウホッ?」


東堂 直樹「ウホホっ?」


鏡子「(無視して)ですが鷲鼻さんが連理さんの前に行っても、なーんの対抗手段もないのでわたくしの方で意味のないご高説を垂れ流す事になりましたわ」


上坂 朱音「あれは中々かっこ悪かったよね~」


上坂 透「うん、アレはヒドい。 これまで生き延びてきた慎重さをかなぐり捨てて、エラそうに出てきたら全部勘違い(´・_・`) 狸さんの待ち構えている場所へ的確に歩いて行くという、どうしようもなさが満載だった」


化け狸:刑部 重護「あれは一応鬼姫さんに確認してたんだよ。 偶々会えたから……、いや会いに来てくれたのかも知れないけど……」


朱音「……ねー、とーる。 今の狸さんが『偶々』ってネタだと思う? 下ネタ? わたしは『きゃー』ってやった方がいいの?」


透「偶々でしょ? 気にしなくてもいいよ」


朱音「今のもネタ?(o^∀^o)」


透「違うっての」


重護「………………」


鏡子「……(気を取り直して)コホン。 当初の予定では操られたササさんと対峙する連理さん、その奥に鷲鼻さんが――という舞台を想定していたのですが、テルム《領主(ドミヌス)》を持つのは癇癪さんなんですよね。 鷲鼻さんが持っていた事にしてもそもそも戦闘能力を持たない研究員。 殺る気満々の連理さんの前には立てませんし、ササさんを単独で置いてもどうにもならない」


逆木 連理「まあ確かに? ササしかいないのであれば羽交い締めしてでも連れ帰って……、どうにかなりそうですね」 ←首トンとか腹パンで気絶させる様な技術がないヒト


鏡子「そうなんですよね。 実験棟の、三階くらいの窓からふたりの戦闘を見つめる鷲鼻さん……、なんて場面も考えていたのに、その状況で連れ去られてしまっては間抜けが過ぎますわ」


乃高 忠範「それはこうか?」


「ふっふっふ、さあ、殺し合うがいい! ……ってちょっとぉ!? そこで連れ帰るとかマジかっ!? そんな事をされたら計画が狂うわいっ! ああ、もう! ってここの電子錠、番号何番だっけっ!?」


忠範「みたいな感じかね?(・д・)」


連理「なんでそんなにノリがいいんだよ、アンタ……」


忠範「番外編くらい羽目を外したっていいじゃないか?」


バグベアード:クロ「貴様は登場してからずっと羽目が外れていると思うのだよ」


忠範「そんな事はあるまい。 ワタクシは真面目な研究員だぞ」


今林 真理亜「その真面目な研究員様が初登場の時に周囲の勘違いを利用して他の研究員に各種命令を下した挙げ句、おひとりで逃げているのですけれど?」


忠範「そう言う意味でならキサマも羽目を外しまくりだろうが!?」


真理亜「あらあら、わたくしは変な言い訳はしておりませんもの」


忠範「ぐぬぬぬぬぬぬぬっ!」


真理亜「ふふふふふふふふ」


鏡子「まあこのおふたりは放っておいて『第七十二話 悪魔喰らい』。

 連理さんと佐重樹さんが対峙するシーンですわね」


連理「落ちぶれたエリートサラリーマンが麻薬に手を出して廃人になる寸前みたいな鷹城佐重樹と対峙するシーンですね」


佐重樹「……何故、そんな妙な表現をするのかね、キミは?」


連理「いやあ、特に他意はないよ?」


佐重樹「一度コテンパンにされた腹いせではないよね?」


連理「その意趣返しなら済んでる、だろ?」


佐重樹「まあいいさ。 所詮こちらが敗者だ。

 さて、あの時の私は悪魔喰らいのしすぎでね、元々持っていた『強迫観念/アクマ死すべし』に加えて、『精神汚染』『狂気』『冷めぬ狂気』『冷酷』『残忍』『残虐』『暴虐』『暴走』『狂化』『侵蝕されるココロ』『記憶劣化』なんて特徴が強制的に付与された影響で精神的な負荷が酷くてね。 その上『贄どもの呪い』『呪詛』『死者の怨念』なんて呪い、さらに『蔓延する病』『毒持つ臓腑』『物病みの血』『内より出でる瘴気』なんて肉体に影響のある負荷まで出始めていた。

 それであのザマさ」


鏡子「精神判定にマイナス補正、何かありましたら抑制に失敗して本能の赴くまま、なんていう精神的特徴の山ですわね。 『記憶劣化』がありますから精神判定のマイナス値が著しいモノが在るでしょうね。 解りやすく言うなら、めっちゃ騙されやすい面も?

 呪詛は精神にも肉体にもマイナス補正がありますわ。 肉体作用の方は自身に加えて敵にも向かうタイプのモノですわね、これは」


連理「何かされましたっけ? オレ」


佐重樹「全く以て厭になるね」 ←気障ったらしく肩を竦める


連理「???」


鏡子「一般人(ピユア)、というか異能者(ヘレティツク)でも、このレベルの毒素にはそうそう耐えられないんですけどね。 連理さんは圧倒的な生命力のお陰で病も毒も瘴気も全部耐えきってしまったみたいですわ」


連理「そうだったんですかΣ(゜д゜!?」


鏡子「そうだったんです。

 《黄昏(クレプスクルム)》を持っているお陰もあるんでしょうけど」


連理「あ……、そう言えば辺りの悪い空気をスパスパやってるシーンがありましたね」


鏡子「そういう事ですわ。

 では『第七十三話 猛る炎はその身の内に』。

 佐重樹さん、時間をちょっとだけ巻き戻してますわね」


佐重樹「色々と喰らいまくったせいか、『巻き戻る時間』って特殊能力を得る事が出来たんでね。 まあレベルが低くて1ターンに一回しか使えないんだけど」


鏡子「でも連理さん、巻き戻されても全く気にせず攻撃しに行ってますわね。 それが如何したと言わんばかりに」


佐重樹「本当だよ。 普通はもっと狼狽えるモノだろうに( ̄。 ̄;)」


連理「まあ、あん時は色々と頭に血が上った状態だったしなあ……。 アンタはアンタで妙な状態だし、ササがどうなってるか解らんしで」


仙狐:ササ「連理…………(〃・ω・〃)」


鏡子「はいはい、そこでいちゃつかないで下さいね。

 『第七十四話 テルム』……ですが敢えて説明を加える必要はありませんよね?」


佐重樹「ここはどちらかと言えば説明回だしね。 ここにさらに解説を加える様では『小説家になろう』どころの話ではないよ」


鏡子「そうですわね。 でもだからこそかも知れませんわ」


佐重樹「何がだい?」


鏡子「今、『小説家になろう』を打ち損ねて『しょうせちゅかになろう』にしてしまう様な作者ですもの。 然もありなんですわ」


佐重樹「しょうせちゅ……(´д`)」


忠範「しょうせちゅ……Σ(゜д゜」


千夜「か、可愛くていいと思いますよ、わては(^○^;)」


真理亜「しょうせちゅ……(゜_゜)」


川中島 雄惇「しょうせちゅか……(;゜ロ゜)」


作者:笹門 優「みんなで『しょうせちゅかになろう』!」 ←ヤケ




 ヤマはない。

 オチはない。

 イミもない


 だが、ヤオイでもない!

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― 新着の感想 ―
タツミがだいぶハッスルしてますね〜w (・∀・) 夕陽「今じゃろ?」 元ネタ、林修先生の「今でしょ?」かな? (´・ω・`) ビル建て直したのか。幾ら掛かったのやら……。 連理の無自覚ガードはめち…
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