第3章 15年と364日
短めですお。
ランドステイルは様々な生き物が息ずく世界である。したがって魔物も存在する。魔物は人間に使役される者から人を食い害をあだなすものまで存在する。魔物の発生は魔霧と呼ばれる現象がすべての始まりとされているか、現在においてもわかっていない事の一つである。そんな、魔物を討伐するための組織が各地にそんざいする。それを統括するのがギルドである。金で雇われるのが基本的ではあるが、人命救助や災害における、人命の捜索なども、ギルドの確約に入っている。しかしながらギルドに身を置かない者たちもそんざいする。それらは例外に関係なく、盗賊と呼ばれる。ギルドに縛られないことからも、自由ではある。しかしギルドの後ろ楯が存在しないため、盗賊行為や多額の金を要求するものたちが大勢存在する、そのものたちは、盗賊として指定される。
ランドステイルには魔法がそんざいする。目に見えない自然エネルギー、マナによって魔法ができる。魔術師、つまりは魔法を使うためには学園に入る必要があり、誤った使い方をさせないためである。魔術師は将来的に帝国の騎士団に入ったり、ギルドの魔術師になったりと様々な所で活躍している。魔法には様々な種類が存在する。火・水・氷・雷・光・土・草などなど自然から発生するものにマナは宿るのである。とはいっても、普通の人間には使うことはできない。すべては、生まれながらにする才能がほぼ全てが決定しているといっても過言ではない。しかし例外も多々そんざいする。
魔術学校に入るための条件は、帝国より信書が届き始めてはいることが可能になる、魔術学校は様々な場所に存在している。しかし、入れる学校は試験により魔術適性などを見ることにより入れる学校のランクが決まる。
前文にも書いたようにランドステイルには様々な生き物が存在する、人間も例外ではない。つまりは、多数の知的生命体が存在するということである。人間・エルフ・ドワーフ・オーガである。すべて人間とほぼ変わりない姿をしている、しかしながら色々特徴は存在する。違いについては割愛する。
歴史認識として大事なのは、帝国ラガルトムーンである。現皇帝ヴォルテール・ムーンが治めている。
ヴォルテールは各地域の貴族たちに土地を分け与え統治させている。そしてそれを統括しているのである。我が家バーレンも例外ではなく、コットラス地域を任されている。
「終わった~~」本をバンッと閉じた。
ミユは、背伸びをした。明日から魔法が使えると心待ちにしていた。
そう、生まれてから16年後の話である。明日から名門のバークリー魔法学校に行くことが決定しているのであった。ようやくあの魔法と云うものと、対面できると心踊るようだった。今までずっと勉強漬けでがんばったかいというものが有ったと思うのであった。今まで16年間魔法については家にある書物で勉強してきたが、実技は危ないからと、父・母からは禁止されていた。そもそもコットラス地方からミユは出たことがないのである。ミユは自分の鏡で姿を見た。
「16年たつけど、美優の頃とまるで違うわ~、客観視するが私美少女ね。」とクルリと回ったり跳ねたりして見た。実際にそうなのである。髪は黒から綺麗なブロンドに眼の色も黒から綺麗なブルーに、容姿の方も母にで綺麗になったと思う。しかし実年齢32歳は何とも言えなかった。今色々思い返してみた。
転生して間もない時である、実に奇妙ではあるが自分に記憶があるということに、実状転生とは記憶も体もなく魂が変容することである。主に仏教徒の教えであるといえる。美優だったころそういうオカルトや宗教学が大好きだったため、あまりに偏った思考の持ち主だった。そのためミユである事に常に疑問を抱いていた。幼いころに一度母に自分が今まで体験してきた16年という歴史について話したことがある。しかし、子供の言うことである。信じてはもらえなかった、父にも話して聞かせたが、大いに喜びそして信じてもらえなかった。そのためこのころから美優であったことは、ミユは一切話さないようにした。記憶があるということは、いたって便利に働くものではないと、理解した。小説のような展開であればと常々思うのであった。
しかしながら記憶を有しての転生は、不便な事ばかりではんかった。勉強は子供の頃から何でもできた。字は書けないにしても喋ることはできたのだった。(日本語だが・・・。)それに父と母の愛情と云うものについても感じることができた。美優は天涯孤独であったため、そういうものが理解しがたかった。
しかしミユとして初めてその暖かさやとうとうさについて学ぶいや、感じ取ることができた。そんなことをしみじみと感じながら自分の人生について振り返っていた。
時刻はもう20時を過ぎていた。荷造りをしていると、トントンと部屋をノックする音が聞こえた。
「入るわね」と母の声が聞こえた。
「どうぞ~」というと、母が部屋に入ってきた
「あら、綺麗に荷造りできているのね?私とあの人の子だからまだまだできないでいるとおもっては」
「当たり前じゃない、マミー」
「マミーなんて言うんじゃありません」
「パパはパピーで喜んでくれるよ?」
「あの人は特殊なのよ!」
「んーそうなんだー」
「そうよ。」
「何か用だった?」
「荷造りの手伝いと思ったけど、いらなかったみたいね。」
「ママが?大丈夫だって私はママよりしっかりしてるもん。」
「そうね。」そう言うと少し寂しそうだった。
「なんかあった?」
「何でもないの、ただちょっとね・・・。」そういって、ミユをがっちりと抱きしめた。少し息苦しかったと覚えている。
「ねえママ、ちょっと苦しいよ。」そう言うと名残惜しそうに、離れた。何だかさびしい気持ちになるのはなぜだろう?そう私は感じた。
「ところでママ、パパは?」
「あの人は明日の準備に忙しのよ」
「?」
「気にしないでいいわ。」笑顔でそう母はいった。
「・・・?」疑問は疑問でしかない。
「それじゃ明日は遅れないようにね。私は先に寝るわね。」そういうと手をひらひらさせながら手を振って部屋を出て行った。
(なんだったんだろうか?)母のさびしそうな顔は、心がギュッと締め付けられるようなそんな気持ちになった。
荷造りは大体完了した。明日は汽車で魔法学校のあるリリアス地方まで行く、初のコットラス脱である。どんな町が広がっているのか、どんな世界が広がっているのか楽しみである。コットラス地方は世界有数の貿易が盛んな地域の一つで様々な物が流通している。私の住んでいる都市エルドアドはその貿易の中心でもある。町全体は石造りでいかにも異国情緒あふれる世界であったなぁと16年前は思っていた。しかし16年も住めばそれが当たり前である。美優だったころの鉄筋コンクリートのマンションが立ち並ぶ、何の変哲もない街並みが懐かしいとさえ思えた。それにゲームやライトノベルが~~~。とはいっても見たことのない生き物や、科学では考えられない生き物を見ることができてだいぶ満足しているのも事実ではある。
ミユは明かりを消しベットに潜り込んだ。わくわくとドキドキで眠れないと思っていたが、意外とあっさりっと眠りにつくことができた。
理屈っぽくてすんまそん。
読んでいただき感謝でっしゅ。




