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一年の宝物  作者: ゆみ。
13/37

旅行最終日!

最終日。

バスに揺られて伊豆の海岸へ。


颯「うおーー!海めっちゃ綺麗!」

香奈「テンション高いなぁ」

日向「吊り橋ってドキドキするよね」

はるか「落ちないよね……?」

優里「大丈夫だよ、はるか」


雫華は海風に髪を揺らしながら、

静かに吊り橋を見上げていた。


吊り橋は海の上にかかり、

下を見ると波が岩に砕けている。


颯「揺れる揺れる揺れる!!」

香奈「颯、揺らすな!!」

日向「きゃーー!!」

はるか「ひぃぃぃ!!」

優里「はるか、手つなぐ?」

はるか「つなぐ!!」


翔太は雫華の後ろを歩いていた。


雫華「海、綺麗だね」

翔太「……ああ」


雫華が振り返るたび、

風で髪がふわっと揺れて、

翔太の胸がまた跳ねた。


最後の自由時間

海沿いの売店でおみやげを買う。


日向「この貝殻ストラップかわいい〜!」

香奈「私は干物セット買う!」

はるか「アイス食べたい!」

優里「帰りのバスで食べようね」




伊豆駅 → 新幹線へ

大河内先生「全員乗ったな!東京に帰るぞ!」


颯「帰りたくねぇーー!!」

香奈「わかる」

日向「もっと遊びたい〜」

はるか「私も〜」

優里「でも、いい思い出になったね」


席は自由。

自然とみんなで集まってカードゲームが始まった。


翔太「よし、大富豪やるか」

颯「俺が勝つ!」

香奈「いや私でしょ」

日向「楽しみ〜」

雫華「……やる」


開始5分。


颯「えっ、革命!?」

香奈「強すぎない!?」

翔太「雫華、手札どうなってんだよ!」

日向「え、また上がったの!?」

雫華「……うん」


雫華、圧倒的勝利。


翔太「強すぎる……」

雫華「運がよかっただけ」

颯「いや実力だろ!!」



はるか「UNOやろ〜!」

香奈「はるかが言うと嫌な予感しかしない」

日向「はるか、強いんだよね」

翔太「そんなに?」

颯「見てろよ」


開始3分。


はるか「UNO!」

翔太「はやっ!?」

颯「お前、絶対プロだろ!」

香奈「はるかの時だけドロー4飛んでくるんだけど!?」

日向「はるか、容赦ない〜!」

優里「はるかちゃん、強いね」


はるか「えへへ〜」


はるか、UNO女王に君臨。


新幹線の窓から

カードゲームが落ち着き、

みんなが窓の外を眺め始めた。


日向「もうすぐ東京だね」

香奈「帰りたくない〜」

颯「また来ようぜ!」

優里「うん、またみんなで」


雫華は静かに海の方を見ていた。


翔太「……楽しかったな」

雫華「うん。翔太と歩いた竹林、綺麗だった」


翔太「っ……!」


雫華は無自覚に言う。

翔太は無自覚に赤くなる。


颯「翔太、顔真っ赤だぞ」

香奈「青春だねぇ」

日向「ふふっ」

健斗「He’s obvious」

理人「帰っても騒がしいな」


翔太「うるさい……!」


でも、

胸の奥はずっと温かかった。


到着

大河内先生「解散!気をつけて帰れよ!」


颯「また旅行行こうぜ!」

香奈「次はどこ行く?」

日向「温泉街また行きたい〜」

はるか「私も〜」

優里「みんなで行けたらいいね」


雫華は翔太の方を見て、

小さく微笑んだ。


雫華「翔太、また一緒に歩こうね」


翔太「……ああ」

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