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異世界転生 第二の人生は胎児から 新生児からはじまる無双物語  作者: ねむねむぴよ
第二章 新生児って何ができるんだ? いや、為せば成るはずだ!
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第12話


 この半月ほど、自重している。

 母に抱かれ、自分は離宮の庭に連れ出されていた。

 とわいえ、筋トレと魔力循環は毎日欠かさず行っている。

 いつの日か冒険者ギルドとやらを訪れ、子供冒険者を夢見る日々。

 ゴブリンの巣を焼いたおかげで、LVが上がり、HPもMPも飛躍的に増えている。

 ・・・・MPに関しては自重したくても勝手に上がっていくのが一抹の不安を感じるが・・・・


 地面にそっと降ろされる。

 そう、もう一人でちゃんと座れるのだ。

 生後二カ月半では驚異的な成長速度だ。

 早熟と肉体改造で日々魔力を体の成長へと振り、食事の量とは関係なく肉体が育っている。


 奇麗に刈り込まれた芝生、初めての土。

 芝生を口に含んでみる。

 『鑑定結果 芝 多年草 食べても無害だが栄養価は略無い。』


 次に手に付いた土を少しだけ舐めてみる。

 たぶん重金属は含まれていないだろうが、念のため明細鑑定を強めにかけてみる。

 『鑑定結果 土 ケイ素Si、アルミニウムAl、鉄Fe、カルシウムCa、カリウムK、ナトリウムNa、マグネシウムMgの酸化物 が全体の99% その他有機物 マンガンMn、リンP、硫黄S、チタンTi 空気、水を構成する酸素O、炭素C、窒素N、水素H が含まれる。』


 とりあえず今欲しい物はないが、肉体の成長に欠乏している化学物質を広範囲で検知し地面に付いた手で取得する。

 それを体内の魔核を経由し血液中に微量ずつ補充すると、健康状態が一気に活性化した気がした。

 しかし土はおいしくない。


 「 うべべぇ・・・・うきゃ! (土苦・・・・明細鑑定)」


 >個体名:ラインハルト(仮)

 >種族名:人間 賢者

 >状態値:新生児 生後2か月半 好調 実質状態6ヶ月 (有害異物の取り込み:雑菌)

 >存在値:LV6

 >体力値:82HP  

 >魔素値:2330MP (保有2732MP)

 >スキル:魔力操作 光 闇 火 氷 水 風 雷 土 木 治癒

      重力操作 明細鑑定 早熟 肉体改造 魔力強化 念動 探知 遠見 

      木工 金属加工 異空間収納 錬成術 温度変化


 「 うきゃ!? (やばぃお腹を壊すぞ!)」

 急いで、自分に治癒を掛け、それでも不安なので強く異物の除去を念じる。


 『 ポーン 異物に対する耐性への魔力の干渉を検知 スキル【毒物耐性】【浄化】が派生しました。』

 「 きゃは!うぶぶ!うきゃ (よっしゃ!浄化だ浄化!&明細鑑定)」


 >個体名:ラインハルト(仮)

 >種族名:人間 賢者

 >状態値:新生児 生後2か月半 好調 実質状態6ヶ月

 >存在値:LV6

 >体力値:82HP  

 >魔素値:2301MP (保有2732MP)

 >スキル:魔力操作 光 闇 火 氷 水 風 雷 土 木 治癒 浄化

      肉体改造 魔力強化 毒物耐性

      重力操作 温度変化 

      明細鑑定 早熟 念動 探知 遠見 

      木工 金属加工 錬成術

      異空間収納


 「 あぶぅ・・・・(やばかった・・・・」

 毒物耐性が付き、浄化が使えたことで一安心だ。

 そんなところにマーニが怪訝そうな顔をしながら近づいてくる。

 その手には小さな子供が引かれ、ヨチヨチと歩いてきた。


 「 殿下、何か魔法を使われていたようですが・・・・まぁ・・・・何ともなさそうですね。」

 「 この子は私の娘の、ミーナ・マクレガンです。仲良くして〇×▲けると〇〇□▽です。」

 まだ難しい言い回しが解らないが、仲良くしてやってくれという事らしい。

 ここは、第一印象が大事だな・・・・


 「 あぃ! 」生えたばかりの前歯をキラリと光らせて手を挙げる。

 しかし、ミーナの反応が芳しくない。母親のマーニの後ろに隠れてしまう。

 ・・・・これが人見知りというものなのか?!・・・・年上の性能の違いを見せて貰おう・・・・

 ・・・・と、泰三がいい年に成ってから見たアニメの真似をしようとした所・・・・


 「 ひっぅ ひっひっ びえぇぇぇぇぇぇええええぇぇぇん!!!!! 」

 ぎゃん泣きされてしまった。

 歯をキラリと光らせた最高のスマイルが引きつる。

 もう髪の毛も奇麗に生え揃い決して不細工では無いはずだが、何故か嫌われてしまった。

 「 ぶぅぅうぅ・・・・(女とは解らん生き物だ)」

 そう思う新生児だった。

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