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とりあえず素直に従った。


例の王子様じゃない白馬の人が言う

「お前、名前は」


人に名前を聞く時は自分が先に名乗れ!

とイライラしつつ、声だけは穏やかに

「斉藤絵里と申します」

と答えた。顔が穏やかさを保っている自信はない。けど、うつむいてるから、馬上からじゃ見えないだろう、どうせ。


「サイトエリー、か。変わった名だな。お前は『異世界からの巫女』か?なぜ私に謀叛を唆す?」


「そのご質問にお答えするためにいくつかお尋ねしたいことがあるのですが」


「よいだろう。言ってみろ」


「まず、異世界からきた者はどのようにして自分が異世界にきたことを知るのでしょうか?

もう一つ、異世界というのは、この国と文化や習慣や法律や考え方などが全く同じ世界なのですか?」


少なくとも1分は間が空いたと思う。


「…自分はシナイ山にいるはずの黒髪の子どもを連れてくるようにと命令されただけだ」


「そうですか」


沈黙が続く。デニム履いてても、砂利道についた膝が痛いし、腕も疲れる。


「立て。馬車に乗れ。」


私はデニムとニットワンピの土を払うと、

普通の騎士っぽい人が差し出してくれた手を借りて

ちょっとケバい感じのする豪華な馬車に乗った。


なんでこんなに話が進まないんだろう| ̄ω ̄;|

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